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奈良県内の畳張り替え・新畳製作ブログ
お客様に伝わりにくい畳屋の仕事を2013年より日記にして掲載しております。

ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。

お客様の畳屋選びの参考になるよう

よく見かける納品後の画像だけで無く

使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど

お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。




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奈良市と平群町のお客様の畳を製作中です

10月17日

 

昨日に続き

奈良市のお客様の表替え6畳を製作しておりました。

 

本日は畳縁の縫着です。


今回のお部屋、部屋の隅に大きな柱があるため

その部分を畳で切り込んでいます。

 

 
前回の畳屋さんは ホッチキスでパチパチ留めておりましたが

経年で錆びてしまうと大変ですので

今回は全て縫って仕上げておきました。

 

 
ただでさえ傷んでいる畳床にダメージを与えないように

あえて出来るだけ粗く縫っております。

 


過去、4回分の古い糸は全て取り去り

裏面も綺麗さっぱりに仕上がりました。

 


これにて 奈良市のお客様の表替え6畳は完成です。

 

続いて

平群町のお客様の新調畳16畳(8畳×2間)の仕上げに取り掛かります。

 


畳表の縫着までは 先日に済ませておりますので

本日より畳縁の縫着です。

 


今回のお部屋 8畳×2間

畳縁は それぞれ別の物を選んで頂きました。

 


先に仕上げる8畳は コチラのアーガイル柄です。

 


畳床の裁断も スッキリ綺麗に仕上げておりますよ。

 

明日は日曜日ですが 

本日に引き続き コチラの畳の仕上げに取り掛かっております。

 

1日仕事場にて製作している予定ですので

畳のことで何か気になる事がある方は 遠慮無くお問い合わせ下さいね。

 

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奈良市にてマンションの畳替え カビの生えにくい和紙の畳です

10月16日

 

先日より取り掛かっている 平群町のお客様の新調畳16畳です。

 


畳表の縫着を全て済ませ、後は畳縁を付けて完成なのですが、

先に聞いていたお仕事があるので、一時中断しております。

作業は順調に進んでおりますので、今しばらくお待ち下さいね。

 

さて、

本日は、その先に聞いていたお仕事に取り掛かっておりました。

 

昨日にお預りしてきた 奈良市のお客様の畳替え6畳

 


今回は 畳にカビが生え その処置の仕方を少し間違ってしまった為、

畳にシミが出来てしまったので 

畳表の張り替えをさせて頂きます。

 

ちなみに、畳にカビが生えてしまった時には

まず部屋の風通し、換気を良くして 畳の表面を乾燥させて 

カビを掃除機などで吸い取るなどの処置をしてから

乾拭き、もしくは

70%の濃度に薄めた無水エタノールなどを染みこませタオルで

カビを拭き取るのが効果的だと思われます。

 

 
お部屋の使用頻度や使い具合などを伺った結果、

今回は天然イ草より 建材畳表での施行の方がふさわしいと思い

和紙の表面を樹脂でコーティングした

ダイケン健やかおもて を選んで頂きました。

 


賃貸マンションなので 畳は今まで何度も張り替えされております。

このまま施工すると古い糸が仕事の邪魔をするので

1度 全ての古い糸を取り除く事にしました。

 


古い糸を切ると 出てきたのは3種類の古い畳縁(今付いているのを含め4種)

つまり

初回を含め 今回で5回目の畳替えとなります。

 


畳床の状態はこの様な感じでした。

 

初回に施工を行った畳屋さんが

新調畳の製作時に 切れない裁断刃を使っているので

畳床の切り口はボコボコに荒れておりました。

 

使い捨ての畳なら良いのでしょうが

切れない裁断刃で無理矢理切落とされた畳床は

ダメージが激しく(特に切り終わりの角の部分) 畳床の一部は欠けて取れ落ちておりました。

 

その後の畳替えでも修繕されて無かったようですが

今回、当店にてキッチリ修繕しましたので 御安心下さいね。

 

 


要らない物を取り去り 畳床はスッキリです。

続いて畳表を縫着して行きます。

 

 
その前に

傷みの激しい畳床の角や 空いていた隙間などはキッチリ修繕しておきます。

畳の張り替えで 一番重要な作業です。

 

隙間だらけだった 切り欠きの部分も寸法調整済み。

コチラの畳は

明日には完成する予定です。

 

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生駒郡平群町のお客様の畳替え16畳 製作開始です

10月14日

 

午前中は 地元・下市町のお客様へ新調畳6畳の納品でした。

 

 

7年ほど前に初めて御注文頂き、今回で4部屋目の畳替えとなります。

今回使用している材料は

畳表は 安心・安全の熊本県産畳表  生産者は吉田修さん。

品種は ひのみどり  経糸は綿の二本芯(綿々)です。

畳床は 建材畳床 を使用しております。

 

  
全体画像はNGですが、

畳の仕上がりの要となる お部屋の隅の方の写真を御覧下さい。

 

 


今回もバッチリな寸法で 隙間無く綺麗に仕上りました。

桜の畳縁は 想像通りの仕上がりで

明るく可愛いお部屋で、とても良い感じです。

 

仕事場に戻ってからは

次の仕事の準備に取り掛かりました。

 

 
平群町のお客様より御注文頂いている

8畳×2部屋の新調畳。

今回も 安心・安全の熊本県産畳表を使用させて頂きます。

 


生産者は 田中耕助さん  品種は夕凪  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 


畳床は 建材畳床。 

現在使われている畳が 畳寄せや敷居の高さよりも かなり下がり目なので

畳床は一般的な物より少3ミリ厚めの物を用意致しました。

 


一気に仕上げて行きたいところですが、

有り難い事に 少しバタバタしておりますので、

他の仕事の合間を見て

明日以降、コチラの畳を仕上げて行きます。

 

なるべく早く仕上げさせて頂きますので

今しばらくお待ち下さいね。

 

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続・高市郡高取町にて畳替え、14畳の張り替え工事です

10月13日

 

コチラは 先週末に仕上げていた 下市町のお客様の新調畳6畳です。

 

 

 
畳表は 安心・安全の熊本県産畳表 生産者は吉田修さん

品種は ひのみどり  経糸は綿の二本芯(綿々)です。

かわいい桜柄の畳縁で仕上げ、明るいお部屋に仕上りそうです。

 

週明けの昨日は 

雨天のため一時中断していた

高取町のお客様の6畳間の張り替えをお預りしてきました。

 

 
今回の6畳間も 前回の8畳間と同様に

打ち合わせ時に 新調畳にする事をお勧めした畳です。

 


今回も使用する畳表は 前回の8畳間と同じく

安心・安全の熊本県産畳表 生産者は有田雄一さん

品種は ひのみどり の本間1番草  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 


コチラは 畳の下に敷いていた 新聞紙。 

(昔は畳を敷くときに畳の下に新聞紙を敷いてました。)

私の生まれ年と同じ 昭和49年の物。

つまり、畳は少なくとも 46年以上前の物だと考えられます。

昔は年に何度か畳を上げて掃除をすることもあったので

それ以上かもしれませんね。

 

 
まずは畳を分解して 畳床の修繕します。

写真は 畳の短い辺に定規を当てて

「この畳はどの位修繕しなければならないのか?」

ってのを見ています。

 

本来ならば、定規と畳床が

ピッタリ隙間無く合わなければいけないのですが、

写真のように 強度の低い 畳の角の方へ行くほどに隙間が空いております。

 

この状態で畳表を張ってしまうと

仕上った畳の角は丸くなり 納めた畳は隙間だらけになってしまいます。

 

なので、

畳表を張るまでに、畳床をキッチリ補強します!

 


このように 定規とピッタリと合うようにですね。

 

46年も使っている畳だと 一見、状態がよく見える畳でも

畳床の傷みは激しく 修繕して綺麗に仕上げるには

新畳を作る以上の手間と技術が必要とされます。

 

ちなみに

この様な手間は どこの畳屋でも同じように行う訳ではありません。

それ故に

畳替えを考えているお客様は 価格も大事ですが

キッチリと作業をする業者を選んで下さいね。

 

6枚全ての畳の四隅、寸法、厚みを調整し直し

無事完成。

お昼前に納品です。

 

 

コチラが 張り替え前の畳と 張り替え後の畳の写真です。

 

 

 

 
キッチリ調整した甲斐もあり 寸法はバッチリ仕上りました。

 

ただ、

写真では分からないのですが

今回の畳

46年間使った畳床に

生地の厚い上質な畳表を使っているため

畳床のコシが 畳表の張りに負けて

若干ではありますが、畳表にシワ(たるみ)が出ておりました。

 

仕上がりの美しさや 今後、使う年数のことを考えると

「やっぱり新調畳に変えるように勧めた方が良かったのかな?」

と思ったりもしましたが、

お客様が 喜んでくれたので 良しとしましょう。

 

もちろん、お客様の御希望に添えるよう

少しでも綺麗なお部屋に仕上るよう

全力で作業しておりますよ。

 

ちなみに

畳表のシワは 少し使って頂いているうちに

自然と消える程度です。

品質には問題ありませんので、安心して畳をお使い下さいね。

 

 

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高市郡高取町にて畳替え 14畳の張り替え工事です。

10月7日

 

昨日にお預りしていた 高取町のお客様の表替え

14畳の内の8畳間ぶんです。

 

今回の畳は、打ち合わせ時に 1度は新調畳にする事をお勧めした畳です。

店主と同じ昭和49年生まれで 46歳になる畳。

 

 

畳床は 藁の畳床で  

畳床のコシは抜けかけ、決して良い状態ではありませんでしたが

施主様の御意向で 

今回は表替え(おもてがえ・既存の畳の芯材はそのまま使い、畳表と畳縁を新品に交換します)

での施工となりました。

 

 
使用する畳表は 熊本県産畳表。

生産者は 有田雄一さん 品種は ひのみどり・本間1番草
経糸は 麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 

 

お客様には 分からない事だと思うのですが、

古くなり、コシの抜けた畳床は、とても扱いづらく、

畳表を張ると 畳床は縮み(特に剛性の弱い角の部分には顕著に表れます)

畳床をシッカリ調整してあげないと、仕上った畳は隙間だらけになってしまいます。

 

この作業がとても大変で、

新しく畳を作るより 圧倒的に手間と時間が掛かるのです。

(それでいて寸法をキッチリ調整し直しても、

畳床全体のムラ(凹凸)は、直ぐに出てくるので、

新しく作り替える事をお勧めするのですが・・・。)

 



今回は一晩お預りして、全ての畳床をキッチリ修繕。

翌日には何とか仕上ったので納品です。

今回もお客様のご期待に添えるよう

全力で仕上げましたので 仕上った畳をどうぞ御覧下さい。

 

 

 
 

苦労した甲斐もあり、寸法もバッチリで今回も良い感じです。

 

帰りに 続きの6畳間の畳を持ち帰る予定でしたが

雨が降ってきたため 後日に延期です。

 

残りのお部屋も キッチリ仕上げますので

今しばらくお待ち下さいね。

 

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