2月20日
ここ数日で仕上げていた 寺社仏閣で使用する厚畳の製作です。
最初に紹介するのは、高麗縁の白大紋を使った二方縁の1畳台。
続いて紹介するのは、高麗縁の白中紋を使った四方縁の二畳台。
どちらの畳も熊本県産畳表を使い
時間は掛かりますが、ボンドや両面テープなどを使わないで、
全て手縫いの昔ながらの造り方で仕上げております。
まずは、一畳台からご覧下さい。
コチラ、おもて面です。
今回は裏面の素材に赤い毛氈を使いました。
赤い色で畳が引き締まり イイ感じに仕上がりました。
この畳と普通の畳と違う最大の特徴は、土台とその上に被せるゴザを別々に造り
最後に縫い合わせている所です。
小さな畳ですが、
高麗縁の丸い紋が合うように、寸法を計算した上で造らねばいけないので、
想像以上の手間と時間が掛かるのであります。
続いては白中紋を使った二畳台の製作です。
上面に二紋、側面に二紋がキッチリ出るように仕上げております。
コチラは裏面です。
先ほどの畳と違い、コチラの裏面には熊本県産畳表を使用しております。
持ち運びし易いように、取っ手を付けておりますが、
取っ手が無いと、どちらが裏表かの区別が付きにくいほどに
丁寧に仕上げております。
コチラも上ゴザと土台は別々に仕上げて、最後に縫い合わせております。
今回仕上げた二つの畳。
簡単そうに造っているように見えますが、
畳屋さんなら誰でも造れる・・・と言った訳では無い
特殊な畳です。
当店では、この様な特殊な畳の製作もこなせるように、
日々の努力を重ね、
依頼主さまに信頼して頂ける畳屋になれるよう
日々精進しております。
そんな訳で、
一般家庭の畳から 寺社仏閣の畳まで
どんな畳の製作も、南たたみ店へお任せ下さいね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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