7月25日。
本日は、昨日に大工さんが持って来てくれた畳の表替えです。
今回使用する畳表も、安心・安全の熊本県産畳表
田島功一郎さんの『 蔵表 』 品種は在来種・いそなみ、本間サイズの1番草です。
畳床はワラの畳床。
今回の畳は、畳の厚みが揃っていない為、調節し直す必要があります。
なので、今の畳に付いているいらない物を全部外します。
ここまですると新調畳を作る手間と
ほぼ同じ様になっちゃいますが、
最終の仕上がりの事を考えるとこうなっちゃいます (^^)
もちろん、追加の費用などは、一切頂きませんよ。
続いて畳表を縫着するのですが、
その前にしなければならない事がたくさんあります。
まずは、畳の角がへこんでいないかチェックです。
定規を当てて・・・
隙間をチェック。
仕上がりを考慮して、隙間がある分だけ当て物をしておきます。
続いて、今回の畳は畳縁の所が肩下がりになっているので
調整し直します。
外した畳表を当てて、下がっている分を調整。
意外に手間が掛かります。
そして、畳の框の厚みをチェックしながら畳表を縫着します。
完成。
隙間があった角の所もキレイに仕上がっております。
このように、畳表の縫着ひとつでも
これだけの手間が掛かります。
しかも、畳の状態は1枚1枚異なるので、マニュアル通りには出来ません。
どこの畳屋に任せても同じ様に仕上がるのでは無いのです。
ましてや、アルバイトが1日に何十枚も作るような大量生産の畳屋では・・・
想像が付きますよね。
何十年に一度しか替える事のない畳です。
施工する際には、業者選びを特に慎重に。
くれぐれもご注意くださいね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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