奈良県御所市にて畳の張替え工事です

2025年 12月17日

先日にお仕事をさせていただいた

奈良県御所市のお客様より御注文を頂いた

畳の張替え工事。

今回は、10年前にお仕事をさせていただいた 御所市のお客様よりのご紹介でした。

iさま、ご紹介有り難うございました。


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さて、今回の畳です。

芯材に使われていたのは、藁と藁の間に断熱材を挟んだ

通称【藁サンド】畳床でした。

使用年数は10数年。 まだまだ十分に張り替え可能です。

藁の畳床

畳床の修正
使用年数は浅いのですが、前回の畳屋さんのお仕事に少し難あり。

畳に歪みがあるため、そのまま仕上げると元の畳と同じように隙間が生じます。

なので、

切ったり足したりしながら、芯材を修正をしております。

ちなみに

今回の畳の修正箇所は、以下の通りです。

畳の寸法

当店では、張り替えの場合でも、

新畳と同じようにお部屋の採寸をしているので、

このように細かな修正を掛けることができます。

張り替えた畳は、

【新調時よりも高い寸法精度で仕上るように】

を 目標に作業しております。

自分で言うのもなんですが、

張り替えでここまで手間を掛けている畳屋さんは、そうそう居ないと思います。

お茶室の古い畳

今回、畳替えをしたお部屋です(※お客様より許可を得て撮影しております)

お茶の炉の位置に違和感を覚えたので、お客様にお伺いすると

「私も ずっとそう思ってた」

との事。

なので、今回、真ん中の畳は張り替えをせず

お客様の御希望により、一枚物の畳に新調交換することにしました。

張り替え後の畳
コチラ、張り替え後の畳です。

畳の隙間
この様な隙間も

隙間調整後の畳
ピッタリ綺麗に納まりました。

畳の隙間その2
コチラの隙間も

隙間調整後の畳その2
調整の甲斐もあり、イイ感じです。

この2枚の畳は、柱の段差の所で畳が出合うように調整。

国産畳表と麻の葉柄の畳縁で仕上げた畳
炉を撤去した所も スッキリ仕上がりました。

国産畳

今回の畳に使った材料、

畳表は 熊本県産畳表。

生産者は 井上民雄さん   品種は ひのみどり

畳縁は 麻の葉柄モカベージュ色

今回も素敵な和室に仕上がりました。


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