1月23日。
本日は、地元・下市町のお客様との打ち合わせでした。
お部屋は10畳と6畳。
表替えになるのか?新調にしなければいけないのか?
いちど畳を見てほしい・・・
との事なので、
お伺いしてきました。
![擦り切れた畳](https://373tatamiten.com/wp/wp-content/uploads/2015/01/DSCN6095-300x225.jpg)
こちらは10畳のお部屋の畳です。
一番よく使うお部屋なので、
イ草の表皮は擦り切れて、畳の状態としては、かなり深刻であります。
![畳床](https://373tatamiten.com/wp/wp-content/uploads/2015/01/DSCN6096-300x225.jpg)
畳床はワラの間に発砲スチロールを挟んでいる、
稲わらポリスチレンサンドイッチ床です。
こちらは湿気の影響も受けてなく、イイ状態です。
6畳のお部屋も同じ時期に納めた物のようで、
こちらは、10畳よりもイイ状態でした。
結果、傷んでいるのは畳表だけなので、
表替えで十分ゆけそうでした。
施工は4月末までに・・ との事。
とりわけ急がないので、
本日は畳表の状態チェックのみで終了。
後日、畳表の見本を持って
再度打ち合わせにお伺いいたしますね。
そして、
先日より取り掛かっている吉野町のお客様の7畳半の施工です。
![施工途中の畳](https://373tatamiten.com/wp/wp-content/uploads/2015/01/DSCN6093-300x225.jpg)
畳表は、安心・安全の熊本県産畳表。
杉山誠也さんの『夕凪』本間サイズの麻引き表です。
上の写真では、畳表の色にムラがあるように見えます。
これは、畳表の表面の泥が取れている所と
取れていない所がある為にそう見える訳なんです。
どうゆう事かと言うと・・・
市場に出回っている、ほとんどの畳表は、
製作工程で泥染めをする為に、表面に泥が付いているのです。
![畳表](https://373tatamiten.com/wp/wp-content/uploads/2015/01/DSCN6104-300x225.jpg)
左が掃除をする前の畳表。
右が掃除をして泥をふき取った後の畳表。
明らかに色が違うのが分かりますよね。
先ほどの写真は、掃除をする前の写真なので、
色ムラがあるように見えた訳です。
拭き掃除をして泥を取ると、色ムラは消えてしまいますよ。
ちなみに、当店では、この泥をキレイに拭き取ってから
お客様の元へ納品いたしております。
![新調畳](https://373tatamiten.com/wp/wp-content/uploads/2015/01/DSCN6100-300x225.jpg)
![新調畳](https://373tatamiten.com/wp/wp-content/uploads/2015/01/DSCN6102-300x225.jpg)
畳表の間から、ヒョッコリ出ているタグがあります。
こちらにはイ草の生産者の名前や
イ草の情報が分かるQRコードが付いています。
このタグは熊本県産の畳表の中でも
無着色の畳表にしか付ける事が出来ない決まりになっているそうですよ。
なので、当店では
なるべくこのタグが付いている畳表を仕入れております。
熊本県産畳表を使っている証明になりますし、
なにより、苦労してイ草を育てている農家さんの事を
少しでもお客様に知って頂きたいとゆう思いがありますから・・。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。