2月21日。
日曜日ですが、
本日も いつも通りお仕事でした。
自営業にとって、お仕事がある事は最高に幸せな事。
ホントに有り難い事であります。
さて、午前中は生駒市へ『 ヒノキの畳床を使った新調畳 』を納品。
お客様の了解を得ていないので、お部屋の写真はNGですが、
今回も上手く納まりました。
お昼からは一時中断していた
天川村のお客様の新調畳の製作に取り掛かりました。
全21畳の内、12畳は仕上がっているので、
残り4畳半×2部屋の9畳分の新調畳の製作です。
使用する畳表は、安心・安全の熊本県産
生産者は大川哲生さん 品種は『ひのみどり』
2番抜きのイ草を使用した畳表です。
畳床は建材畳床。
さて、製作の方はいつも通り、
特に変わり映えしないので、
本日は畳表に付いている黒い筋について少し説明します。
畳表には、たまに上の写真のように黒い筋が付いている事が有ります。
この黒い筋の正体は、畳表を折り畳んだ時に出来る
『 折り筋 』なのであります。
このように産地から折り畳まれて送られてきた畳表。
折り畳んでいる所のイ草に圧がかかり、真ん丸の状態から楕円形に潰れ
織りの間に隙間が出来て、黒い筋の様に見える訳です。
そんな時には、このような道具を使い、黒い筋の上を撫ぜてあげると・・・
ビフォアー ↓
アフター。
このように黒筋が消えてしまいます。
当店が納めさせて頂く畳は、
このような黒筋が殆ど残らないようにしてから
納品させて頂くのですが、
もし他店様で納めた畳に黒い筋が残っていても
それは不良品ではありません。
放っておいてもイ草が空気中の湿気を吸い
自然に潰れた状態から、元の丸い形に戻り
いつの間にか黒い筋は消えて無くなりますよ。
そんなこんなで、
本日も暗くなるまでお仕事・・・。
さぁ、今週も頑張ろう。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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