4月30日
ゴールデンウィークに入ったようですが、
今年も例年と変わらず、仕事場に引きこもりお仕事をしております。
本日は、大淀町のお客様よりお預りしてきた
畳の張り替え作業です。
おそらく20~25年位は、お使い頂いている畳。
芯材は建材の畳床で、
前回の畳屋さんのお仕事も それなりにキッチリされていたので
張り替えでの施工をお勧めさせていただきました。
今回は、畳表だけで無く
厚み調整の部材なども 全て新品に付け替えての施工となります。
使用する畳表は、熊本県産畳表です。
生産者は 東家聖治さん 品種は在来種(せとなみ)
経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)
本間(関西間)サイズの1番草で織られた畳表です。
お預りしている畳は関東間サイズなので、
関西間サイズの畳表の 両端2目分ほどを切落とし
丈夫で美しい部分を使って
贅沢な畳に仕上げます。
畳表を縫着するまでに 古い芯材の寸法を全て調整し直しております。
※ 実のところ、新品の畳を作る以上の手間が掛かっております。
仕上げは 鮮やかな色のアーガイル柄の畳縁。
お部屋がパッと明るくなりますね。
畳表も本間1番草の より良い部分を使っているので
きめ細かくて 艶も良く 端から端まで色が通った 素晴らしい仕上がりです。
古い糸や 厚み調整の部材も 全部交換しているので
パッと見た感じ 新品の畳と区別が付かない仕上がりとなっております。
(ちなみに、通常の張り替え作業では、調整部材は前回の物をそのまま使うのが一般的です)
明日、天気が良ければ納品させて頂きますね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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