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09月

大和高田市のお客様の 国産畳表を使った新調畳6畳を納品

9月28日。

 

今週も 有り難い事に 打ち合せや採寸に

大忙しの一週間でした。

 

本日の午前中は 先日に採寸させて頂いた

下市町のお客様の新調畳 6畳と8畳の製作準備でした。

 

 


使用するのは 中国・四川省産の畳表と熊本県産の畳表です。

よく使う居間の6畳は 熊本県産の畳表。

あまり使う事の無い 8畳間のお部屋は 中国産の畳表で施工する事に。

 

ちなみに、中国産の畳表には 大きく分けて2つの産地が有ります。

寧波市(ニンポ-)と四川省(シセン)  

一般的には 四川産のゴザの方が、品質が良いとされております。

 

 

 


熊本県産の畳表の生産者は 当店ではおなじみの
田島功一朗さん の【蔵表】です。

 

 


納品は10月初めの予定。 本日は畳表の下ごしらえでした。

 

 

 

 

午後からは2軒の納品。

1軒目は 大和高田市のお客様。

今回もお客様の了解を頂けたので お部屋の畳の写真を掲載させて頂きます。

入れ替え前の畳と 新しくなった畳の違いを 是非ご覧ください。

 

 


コチラ入れ替え前の畳。
使用年数が長く 畳床も傷んできていたので、今回は新調畳に入れ替えです。

 

 


コチラが入れ替え後の畳です。

 

 




今回のお部屋は柱が多く 畳寄せの歪みも多かったのですが

キッチリ採寸しているので、いつも通りバッチリな仕上がりでした。

 

 


綺麗で艶のある畳表。


もちろん 熊本県産の畳表ですよ~。

 

 

 

2軒目は とある現場の33,5畳の畳替えの内の

6畳間の表替えの納品。

 

本日で 9畳、8畳、6畳の表替えが完了。

残すのは10,5畳の新調畳となりました。

 

 


全てのお部屋に使用しているのは 

熊本県産の泥染めしていない無染土畳表です。

 

マイルドな香りなので イ草の香りが苦手なお施主様も大満足です。

 

 

残念ながら、お部屋の畳の写真は使用許可を得ていないので掲載できません。

が、

仕上がりは いつも通りバッチリでしたよ❤

 

 

 

 

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高知県産・土佐表と熊本県産畳表を使った新調畳12畳の納品

9月24日

 

祝日ですが、南たたみ店は 本日も元気に営業しておりました。

 

朝一番で 工務店様より紹介していただいた お客様との打ち合わせ。

来月の初旬に納める予定の 8畳間と6畳間の採寸をさせて頂きました。

 

その後、

仕上げてお預りしていた 新調畳6畳×2間を納品に行く事に。

 

 


今回の新調畳に使用した畳表はコチラ。

写真右は 高知県産の土佐表・1番草

よく使う 居間の6畳に選んで頂きました。

 

 

写真左は 熊本県産の畳表 

『 あまり使わないお部屋なので、居間より少しグレードを落とした畳表でいいよ 』

との事でしたのでコチラの畳表。 それでも十分にキレイな畳表です。

 

 

今回も お客様の御厚意により お部屋の畳の写真を掲載させて頂きます。

希少な高知県産・土佐表と 熊本県産畳表で生まれ変わったお部屋を

ぜひご覧くださいね。

 


まずは 熊本県産の畳表で仕上げた新調畳から。

入れ替え前の畳がコチラです。

 

 


そして、コチラが新しく入れ替えた畳です。

 

 


十分に艶のある 綺麗な畳表です。

 

 


写真左に 少し見えているのが、
農家さんの情報を調べる事が出来るQRコード付きのタグです。

全ての熊本県産畳表に付いているのでなく、 
某農業系機関が運営している市場に畳表を出品している農家さんの畳表に付いております。

ちなみに 某農業系機関の運営している市場に出品しなくても売れる農家さんの畳表には
このQRコード付きのタグは付いておりません(某農業系機関がQRタグを農家さんに提供しない為)

 

 


寸法は隙間も無く、 ピッタリ・キッチリ仕上がりました。

 

 

 

続いて高知県産 土佐表を使った新調畳です。


入れ替え前。

 

 

 


ピンボケの写真で申し訳ないのですが、 入れ替え後の畳です。

ちなみに、畳縁は 先ほどのお部屋と同じ物を使っております。

 

 

 

 



先ほどの熊本県産畳表より グレードの高い畳表なので

イ草の密度、艶、肌触り  どれも良い感じです。

 

今でも十分にキレイな畳なのですが

使うほどに、日焼けしてくほどに、 質の良い畳の良さは出てきます。

本日に納めさせて頂いた畳の 本当の良さが分かるのは

もう少し先。

 

季節柄 台風などで雨の多い日が続くので

 

新しい畳に カビなどが生えないように

今までの畳より ほんの少しだけ 畳に気を配ってあげてくださいね。

 

 

 

 

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連休中も お仕事です。

9月23日

 

連休2日目の日曜日。

 

施工途中の とある現場の 畳替え33,5畳のうち

先日にお預かりしてきた 9畳間を仕上げて 昨日のお昼に納品。

 

その続きで

お預かりしてきた 8畳間の表替え

 

 


天気予報を見てみると 

晴れ間は 23日と24日の午前中。

 

24日の午前中は お客様との打ち合せが入っているので、

納品は23日にする事に決定。

 

仕事場に戻って来たのが 夕方6時・・・

 

仕事は 手直しに時間の掛かる 

一度裏返しをしている30年以上前のワラの畳床・・・

※ 畳の仕事は、前の職人さんの仕事の仕方により 作業時間が大幅に変わってくるのです。

 

前回の9畳間の仕事から察するに

明日(本日) の朝からの施工では 納品に間に合わない。

 

って事で  少し残業する事に。

 



お部屋の真ん中の畳 

本来ならば、丈(畳の長い方)の長さは同じなのですが、

片違いになっており 隙間が空いておりました。

この他にも 隙間や 古くなって傷んだ畳床の修繕など、直す所がたくさん。 

 

このような畳は 全て修正して 手直しするので

表替えの作業は 新調の畳を作るより 

ものすごく 手間と時間が掛かるのです。

 


昨夜は 22時過ぎまで残業して 4枚の畳表の縫着が完了

このペースだと 次の朝は 定時に仕事開始では 納品に間に合わないなぁ

 

そんな訳で、

本日は 朝5時半から作業を開始。

 

畳床を修正するのに 予想以上に苦戦しましたが 夕方には8畳間の納品も完了。

 

仕上がり具合ですが、 調整した寸法もバッチリ・綺麗におさまりました。

 

普段にナカナカ使用する事の無い

泥染めしていない 無染土畳表を使って仕上げた畳。

 

 

お部屋の畳の写真は、

後日に使用許可が頂ければ あらためて掲載させて頂きますね。

 

 

 

 

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大和高田市のお客様の新調畳6畳の製作

9月21日

 

午前中に 製作途中だった とある現場の 

無染土畳表を使った表替え9畳を仕上げ

 

午後からは 

大和高田市のお客様の 新調畳6畳の製作に取り掛かりました。

 

 

『 地元に畳屋さんが有るので

そちらでも御見積もりを取るんだけど 良いですかね 』

 

最初 御見積もりのお電話を頂いた時に

お客様がおっしゃっていたお言葉。

 

モチロン、当店と致しましては

お話を聞いて頂けるだけで全然OKなので 

喜んでお見積りにお伺いするのですが、

 

地元に畳屋さんが有る

当店の方が先に御見積もり(見積もりは後出しの方が断然有利)

 

だったので、おそらく地元の畳屋さんに決まるだろうな~

と思っていたのですが・・・ 

 

なぜか当店にお仕事の依頼が❤

有り難い事です~。

 

当店に決めて 良かったと言って頂けるように

今回も 良い材料&確かな技術で

キッチリ畳を仕上げさせて頂きますね。

 

 

 


さて  今回、使用する畳表です。

 

 


使用するのは 今回も熊本県産イ草100%で織られた 上質な畳表

生産者は 泉輝幸さん  品種は ひのはるか 1番草

経糸は麻綿W です。

 

 

 


使用する畳床は 

建材畳床Ⅲ型(木質ボード・断熱材・木質ボードの3層構造)なのですが、

本棚を置く畳1枚のみ 本の荷重による 畳床の凹みを軽減させるため

写真のⅠ型・オールボード畳床を使用致します。

 

 

 


京間より幅の狭い 関東間サイズのゴザには 

あまり1番草は使われないのですが、

今回のゴザは 関東間サイズなのですが、1番草を使っております。

 

※ 多くの農家さんでは 長いイ草の1番草は 京間サイズ(幅が広い) のゴザを織るのに使われます。

 

なので、

ゴザの端から端まで 色の変化が無く とても綺麗に織り上がっております。

 

 

そんでもって、本日は畳表の縫着まで完了。

 

明日は 雨ならコチラの畳を仕上げて

晴れなら 仕上っている畳の納品と

表替えの引き上げ&施工に取り掛かる予定です。

 

 

南たたみ店は この週末の3連休も 元気にお仕事 頑張っております!!

畳の事で 気になる事があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

 

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泥染めしていない 無染土畳表 を使った畳替え33,5畳の製作

9月20日

 

昨日にお預かりしてきた

とある現場の畳です。

 

実は2年ほど前にも お仕事をさせて頂いたお客様。

今回は 合計33,5畳の 畳替えをご注文頂きました。

 

 


昨日にお預りしたのは 床の間の脇の畳も含め 9畳のお部屋です。

 

 

使用する畳表はコチラ



熊本県産の泥染めしていないイ草100%で仕上げられた畳表です。

生産者は上本修久さん   品種は ひのみどり

貴重な本間1番草の畳表です。

 

 

 


早速、施工開始。

 

 


畳表を留めている縫着糸。

一度 裏返しをしているようで 

一番初めのお仕事の古い糸が 撤去されずにそのまま残っておりました。

 

今回、要らない古い糸や中途半端な厚み調整のワラなど 

綺麗に取り去っておきます。

 

 

 


畳表を縫着。

 


裏面は こんな感じに スッキリ仕上げました。

 

 

 


床の間の脇の畳は 切り込みのある畳でした。

 


前に施工した畳屋さんのお仕事。

今回はホッチキスで留めずに 畳屋らしく縫い仕上げます。

 

 

 

機械が掛かる所は 機械で仕上げて

 

 


機械が掛からない切り込みの所は 手縫いで縫い仕上げてゆきます。

 

 

 

 


床の間の脇の畳は 完成。

 

他の畳も 明日には仕上げて 週末の納品に備えておきます。

 

 

 

 

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リュウビン表を使った床の間の畳(薄縁)の製作  板張り仕上げ

9月20日

 

先日に納品させて頂いた  床の間の薄縁です。

今回は 赤リュウビン表と有職柄の紋縁(タテワク)の組み合わせで仕上げました。

 


コチラが赤リュウビン表。

イ草を 天日干しと水洗いを繰り返し

あえて黄金色してから 畳表に仕上げております。

 


コチラは 菊立枠柄の畳縁 

今回は金黒の色を選んで頂きましたが この他に銀黒や茶銀などのカラーもあります。

 


寸法通りにに裁断したゴザに畳縁を縫って

仕上げた薄縁がコチラ。

 


綺麗に紋が出るように 丁寧に手縫いで仕上げております。

続いて、仕上げた薄縁を板に張ってゆくのですが・・・

 


まずは、板に付いている古い薄縁を撤去します。

 


ちなみに、前の畳屋さんのお仕事がコチラ。

何だかスッキリしておりませんね。

 

 

古い薄縁を撤去して 板を掃除して微調整をした後に

新たな薄縁を縫着して行くのですが、

前回の畳屋さんが切っている糸の道がイマイチなので、

新たに糸道を切りなおしてから薄縁を張ってゆきます。

 

 

 

仕上がりはこんな感じ。 後は均一な力加減で薄縁を張り 縫って行きます。

 

 


完成です。

 

 

我ながら 良い仕上がり♪

お客様にも大変喜んで頂けました❤

 

 

 

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下市町にて即日納めの畳替え 4畳

9月17日

 

3連休の週末も なんだかんだで お仕事でした。

 

昨日は 奈良県畳組合の講習会に 講師サポートとして出席

帰宅後には 本日に取り掛かる 

下市町のお客様の畳替えの準備をしておきました。

 

 


使用する 畳表の検品と裁断です。

使用する畳表は 熊本県産

生産者は 田島功一朗さんです。

 

 

 

 


経糸は 麻のシングル  

真ん中あたりに見える紺色の麻糸が 熊本県証糸です。

 

 

 


材料を段取りして 今日の仕事に備えておきました。

 

そして本日、 朝一番から畳をお預り  施工開始です。

 

 



今回のお仕事は 表替え(おもてがえ)と言って

既存の畳の芯材はそのまま、ゴザと縁を新品に交換する作業です。

 

畳床は ワラの間に断熱材を挟んだ 通称【ワラサンド】でした。

 

おそらく30年以上使っているので 

よく使っている部分の断熱材は

かなりヘタっておりましたが、幸いにも何とか修繕して使えるレベルでした。

 


畳床を修繕しながら ゴザを縫着。

続いて 畳縁の縫着です。

 

 

 


夕方に打ち合わせがある為、

間に合うように 出来るだけ早く仕上げたいので

嫁様に掃除などを手伝ってもらいながらの作業でした。

 

 

 



仕上がりは こんな感じ。

 

 

今回のお客様、 これまで使っていた 菊菱柄の畳縁から 
思い切って 明るいアーガイル柄の畳縁に変更されました。

 

今回もお客さんの御厚意により お部屋の畳の写真を掲載させて頂きます。

明るく生まれ変わったお部屋を  どうぞご覧下さい。

 

 

 


コチラ、張り替え前の畳。

 

 


そして、張り替えた後の畳。

 

 

 


ガッツリ空いていた隙間なども・・・


出来る限り 修繕しておきました。

 

 

 

 

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リュウビン表を使った床の間の薄縁 板張り仕上げ

9月15日

 

先日より取り掛かっていた

とある現場の 国産畳表を使った新調畳12畳の仕上げです。

 

 


先に仕上げていた 梅柄の畳縁を使った 6畳間の畳

 

今回は もう一部屋の6畳間の製作です。

 

 



同じ花柄でも 今回は桜柄の畳縁です。

 

そんでもって 完成です。

使っている畳表は 先の6畳間と同様に
熊本県産イ草100%使用の国産品ですよ~。

 

 

 

続いては

来週より取り掛かる現場の 床の間薄縁の張替えです。

 

 


畳より先にお預かりしてきた
床の間の薄縁。

 

 


今回のは 板張りと言って 

スノコのような板に 仕上げた薄縁を縫い止める技法で仕上げていました。

 

板に張って仕上げた薄縁を 床の間の床框の向こうへ落とし込み完成!

となる訳ですね。

 


使用するのは 赤リュウビン表という

初めから黄金色をした畳表です。

 

天日干しと水洗いを繰り返して 

あえて黄金色にしたイ草を使って織られております。

ものすごく 手間を掛けられて 仕上がった畳表なんですよ~。

 

通常の畳表と比べ 畳の目が広いのも特徴の1つです。

 

初めから日焼けしたゴザですが、

長年使った物と比べると こんな感じ。

やっぱり 新品はキレイですね。

 

 

 


ゴザを寸法に合わせて裁断。

 

 

 
コチラ、ゴザの左端

 


コチラ、右端

このように ゴザの端と端では 1センチほど広さが違っておりました。

 

 

 


今回選んで頂いたのは コチラの有職柄の畳縁。

菊立涌という 大昔からある格式の高い文様です。

 

時間の都合で 仕上げは明日以降に。

 

板の修正加工や ゴザの仕上げなど

全て手作業でキッチリ仕上げます!

 

 

 

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香りの少ない天然イ草を使った畳

9月14日

 

来週より取り掛かる 表替え&新調畳に使う畳表の準備です。

 

 


今回のお客様は 畳の香りが苦手なお客様です。

使用するのは 無染土畳表 という

泥染めをしていない畳表。

 

 

泥染め? 何の事?

と思われるお客様も 沢山いらっしゃると思いますので

少し説明を。

 

 

畳表の原料である イ草は 刈り取ったあと

水洗いをし 染土という 天然の泥を溶かした泥水の中に浸します。

その後 イ草は乾燥機で乾燥させて水分を飛ばし、

しばらく寝かした後  畳表として製織されるのですが、

イ草は 泥水に浸す事により 表面から内部にまで 染土が浸透いたします。

イ草に染土を浸透させた後、乾燥機で乾燥させる

そうすると

イ草の葉緑素は壊れにくくなり、

畳表としての鮮やかな色合いが 長く保たれるようになります。

それと同時に、なぜか イ草に爽やかな香りが生まれるのです。

 

多くのお客様は この 畳表特有の 爽やかな香りが大好きなのですが、

中には この香がダメ って方もいらっしゃいます。

今回のお客様も 香りがダメなお客様です。

 

でも、香りが無くても 人工的に作られた 建材の畳表は使いたくない・・・

 

そこで お勧めなのが

今回使用する 無染土畳表 です。

 

 


染土に浸していないので イ草本来の香りしかしません

(干し草のような 少し甘い香りです←個人差アリ)

 

また 泥染めをしていないイ草は 泥染めをしたイ草に比べ

カビが生えにくい とも言われております(全く生えない訳ではありません)

 

 

イ草を泥染めしないのなら 

その分の生産工程が 短縮されるので

手間が掛からず 作りやすいのでは? 価格も安くなるのでは?

と思われがちですが、

泥染めをしていないイ草は 乾燥時の温度管理が非常に難しく

(泥がイ草に浸透していると イ草が均一に乾燥するのですが・・・)

化粧となる泥が付いていない為

泥染めすれば 分からなくなるような 見た目の悪いイ草が

非常に目立つようになります。

 

その為、製織前のイ草の選別 製織後の製品の仕上げに

普通の畳表の 何倍もの時間を費やす事となるのです。

 

〇 普段以上にイ草の選別をする=ロスが多くなる=仕上がり枚数が減る

〇 製織後の畳表の仕上げに時間が掛かる=生産性が悪くなる

〇 香りが少ない=一般受けしない=売れない

 

それ故に、無染土畳表の生産者は 全国でも ほんの数名

畳表の流通量も極端に少ないのです = 価格が高い

 

それ故に 一般の方々には 存在がほとんど知られておらず

畳業界でも普及してゆかないのが 現状なのです。

(畳屋ですら その存在すら知らない方が 沢山います)

 

 

当店では 

『 畳の香りが苦手、でも天然イ草の畳は大好き 』

なんて方達のご要望に応えれるよう

 

香りの少ない 無染土畳表も 積極的に取り扱っております。

 

気になる御客様、 お気軽にお問い合わせ下さいね。

 

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とある工務店様より依頼いただいた新調畳12畳の製作

9月12日

 

先日の台風以降 天気が定まらず

お聞きしているお仕事が 思うように進まず 気が滅入っている今日この頃です。

 

 

 

ここ数日は 

先のお仕事の打ち合わせや

 

ご注文頂いていた 特注のミニ畳の製作や

 

 

 

 

とある工務店様より御注文頂いた

新調畳の製作などに励んでおりました。

 


今回使用したのは 熊本県産の畳表。

品種は ひのみどり種です。

 

 


今回のお仕事は 6畳間が2部屋なのですが、

1部屋目は コチラの紅梅の畳縁です。

 

 


スッキリと綺麗な畳表と赤い畳縁。

イイ感じに仕上がっております。

 

 

 

 

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