奈良県五條市にて畳の張り替え工事です

2025年11月22日

五條市のお客様より御注文を頂いた

畳の張り替えと床の間・薄縁の新調入れ替え工事です。

今回の畳の張り替えは、お客様のご都合に合わせて

夕方5時以降にお預り→翌日納品 という段取りで進めさせて頂きました。

張り替え前の畳
こちら、張り替え前の畳です。

一見、綺麗に納まっているように見えますが、

畳の隙間
至る所に隙間がイッパイ空いておりました。

この様な隙間は、出来る限り修正して 隙間の無いように仕上げて納めさせていただきます。

古い畳の寸法調整
さっそく持ち帰り作業開始です。

今回の畳、前回に施工した畳屋さんの調整ミス?なのか、

直角を出さなければいけない所で直角が出ていないために、

1枚1枚調整が必要でした。

普通ならしなくて良い(前回の仕事がキッチリしていれば)

とても手間の掛かる作業なのですが、

そのまま納めると歪な仕上がりとなるので

残業して全て修正です。

製作中の畳

今回選んでいただいたのは、コチラの畳表です。

中山貴之さんの 【花鳥風月】 本間1番草。

品種は ひのみどり  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

五條市のお客様の畳張り替え工事

残業した甲斐もあり、翌日のお昼頃には完成しました。

張り替え後の畳

張り替え後の畳

寸法調整も綺麗に仕上がり

「畳の隙間が無くなっている」

と、お客様にも喜んでいただけました。

熊本県産畳表

続いては、床の間の薄縁の入れ替えです。

古い床の間の薄縁

古い床の間の薄縁

こちら、古い床の間の薄縁です。

材料は、青リュウビン表に金の七宝縁。

ミシンと両面テープを使い仕上げた物をホッチキスで留めている

荒い仕事です。

ダメな床の間の薄縁
ホッチキス留めで仕上げると、数年後にはホッチキスがサビて黒くなり

せっかくの床の間の美しさが台無しになります。

当店では、この様な仕上がりにならないよう

全て手作業で丁寧に仕上げさせていただいております。

床の間の薄縁
新しく仕上げた床の間の薄縁です。

使用しているのは、赤リュウビン畳表(簡単に説明すると、天日干しと水洗いを繰り返して黄金色に仕上げた希少で上質な畳表)

金の七宝柄の高麗縁で仕上げました。

床の間の薄縁

厚みは、2分半。 約8ミリです。

床の間の薄縁
ホッチキス等の金気は使っていないので、長年使っていただいてもサビの心配はありません。

床の間の薄縁も

畳の張り替えも

いつも通り、今回もバッチリ綺麗に仕上がりました。


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