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奈良県内の畳張り替え・新畳製作ブログ
お客様に伝わりにくい畳屋の仕事を2013年より日記にして掲載しております。

ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。

お客様の畳屋選びの参考になるよう

よく見かける納品後の画像だけで無く

使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど

お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。




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大和高田市と橿原市にて新調畳の納品でした

2月14日

 

昨日は、大和高田市と橿原市にて新調畳の納品と

同じく橿原市にて新調畳の採寸でした。

 

まずは大和高田市のお客様の新調畳からスタートです。

 

縁無し畳 琉球畳

縁無し畳 琉球畳
少し前に仕上げていた 和紙の畳表で仕上げた

ヘリ無し畳 半畳9枚です。

 

縁無し畳 琉球畳
諸事情により 今回はお部屋全体の写真はNGなのですが、
今回もいつも通り バッチリ寸法 隙間無くキッチリ仕上がりました。

 

続いて橿原市のお客様の新調畳6畳です。

 

厚み3センチの新調畳
今回は 仕上がり寸法が通常の畳の約半分

厚み約30ミリの薄い畳です。

 

お客様の御厚意により
畳の写真を掲載の許可を頂けましたので
美しく仕上がった畳のお部屋をどうぞご覧ください。

 

マンションの畳
マンションの畳
畳表の目通りも縁幅もバッチリです。

 

マンションの畳
マンションの畳
今回の畳縁は 当店お任せ。
プレッシャーのかかる選択でしたが、
お客様にも大変喜んで頂けて一安心です。

 

マンションの畳
マンションの畳
部屋の隅の方も ほぼ隙間無く仕上がりました。

 

帰りには 同じく橿原市の 3月初めに納品予定の

4畳半のお部屋の寸法を採寸。

忙しくお仕事をさせて頂ける日々に感謝しております。

 

 

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橿原市のお客様の新調畳6畳 厚み3センチです

2月12日

 

先日より取り掛かっている橿原市のお客様の6畳新調畳

今回は厚み3センチの薄畳です。

 

3センチの畳
多くのお客様は、畳の厚みが薄いほど
手間は掛からないと思いがちなのですが、

実はその逆で、薄くなればなるほど 作業は難しくなるのです。

 


3センチの畳の裁断面
今回、使っている畳の裁断面です。
木質ボードのみで仕上げて、
床のコシを出す為に
畳床の下に2ミリの厚紙を入れております。

数年後の張替えも出来るように
質感・剛性 共に申し分ない畳床を使っております。

 


ちなみに、コチラが以前に入っていた畳の裁断面
(畳床の上下が逆さまになっています)
木質ボードが薄く、剛性・耐久性に欠けているのが分かって頂けると思います。

 

橿原市のお客様の新調畳
厚み3センチの新調畳

今回の畳縁は当店お任せ。

お部屋の壁紙・襖紙の柄 お客様の年齢・・・

色々な事を考慮しプレッシャーを感じながら 

コチラの畳縁を選ばせて頂きました。

 

納品時のお客様の反応が楽しみです。

 

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7日 8日 9日と熊本県へ畳表の仕入れと勉強会へ行ってきました(後編)

2月11日

 

昨日の日記の続きです。

8日の午後からは、産地の問屋さん 

肥後物産主催の勉強会へ参加してきました。

 


全国から畳屋さんが集まり
畳表に付いて勉強しております。

 

私自身、この勉強会もかれこれ5回目(だったかな?)の参加となり
内容は ほぼ把握しているのですが、

今回は、イ草のエキスパートである 元・イ業研究所所長の
森崎先生(写真の人ではありません)がフルタイムで来てくれると言う事で、

 

新品種の涼風に付いてや

中級品から下級品の畳表を使うに当たり
どの品種の畳表が1番耐久性があるのか?

など、

確認したい事が何点かあったので
今回も再度参加してきました。

 

おかげで、疑問点は全て解決。

今までの自分の説明が間違いで無かった事の確認や
これまで以上に自信を持って

お客様に良質な畳表をお勧め出来る自信が持てました。

 

3日目の9日は、農家さんの所で畳表の製織に付いての勉強会です。

熊本県でもトップクラスの農家さん
岩井種實さん 親子の所で、
良質な畳表に付いて学んできました。

 

畳表の製織
とりあえず、聞くよりやってみる
と言う事で、
農家さんに教えて頂き、実際に畳表の製織を体験しました。

 

イ草の選別
イ草の選別

イ草の選別や加湿 根元や穂先の切落とし

いろいろ教えて頂き、
いざ製織です。

 


さすが、俺
すごく綺麗に仕上がっているな・・・

と思っていたのですが・・・


黒い筋より上が プロの織り師が織った畳表

全く同じ原料を使っているのに
織り上がった畳表の色合いが 全く違っております。

聞く所によると、チョットした湿気の具合で
同じ原料を使っても、
このように仕上がりの色合いが変わるそうです・・・

 

さすがにプロの仕事は素晴らしい と改めて感動いたしました。

 

畳表の仕上げ
畳表の仕上げ
最後に 織り上がった畳表の表面をチェックして
織りの悪い所を修繕して行きます。

専用の包丁を使い 
畳表の表裏を 
くまなくチェック⇔修繕 を繰り返してゆく大変な作業です。

こうして仕上がる畳表
1台の織機で織り上がる枚数は 5枚程度

下準備などを入れると 実質それ以下の枚数となります。

 

上質な畳表が、なぜ高くなるのか  納得できました。

 


最後に 記念撮影。

岩井さん、今回はお忙しい所
貴重な体験をさせて頂き 誠に有難うございました。

今年中に当店でも 岩井さんの畳表  使わせて頂きますね。

 

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7日 8日 9日と熊本県へ畳表の仕入れと勉強会へ行ってきました(前編)

2月10日

 

先日の7日・8日・9日と、

この時期恒例の熊本県への仕入れと勉強会に行ってまいりました。

 


大嫌いな飛行機での旅路。

早割りなら新幹線よりも安いので我慢です(-_-;)

 

初日、7日は

いつもお世話になっている農家さんへの御挨拶でした。

 

畳表を織っている所
1軒目は 金剛表 でおなじみの 江嶋久さんの所へ。

江嶋さんの所は、産地でも珍しく
アサゴエ・平田・中村式 と

3メーカーの織機を使って畳表を織っています。

 

イ草農家さんの所にて
続いては、蔵表 でおなじみの 田島功一朗さんの所へ。

 

この2軒の農家さんは、おなじ金剛地区の農家さんで
私と同じ年代(一つ年上の先輩です)

 

今後も末永いお付き合いをお願いしてまいりました。

 

2日目の8日は、昨年に使わせて頂いた農家さん

泉 歩さん の所へご挨拶に。

 

イ草農家さん
イ草農家さん
畳表の仕上げ作業
御主人夫婦とお父さんお母さんの4人で
2丁ほどのイ草を植えていらっしゃるとの事。

今回は突然のお願いを快く引き受けて下さり有難うございました。

今後とも どうぞ宜しくお願い致します♪

 

続いて、今年の目玉商品となる畳表の仕入れ。

 

以前にもお伺いした事のある 吉田一哉 さんの所へ
行ってまいりました。

吉田一哉さんは、農林水産大臣賞を受賞した事もある

凄腕イ草農家さんです。

 

あの有名な、金閣寺の畳にも吉田さんの畳表が使われているそうなんですよ~。

 

そんでもって、さっそく畳表を仕入れちゃいました。

 

吉田一哉さんの JAブランド畳表 ひのさくら(1枚当たりの目方 約2,85㌔)

草質も少し固めで実入りも良く 私好みの畳表でした。

 

コチラの畳表は

産地より入荷され次第、写真を掲載いたしますね~。

(超お買い得価格で提供いたしますよ~)

 

 

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橿原市へ新調畳6畳の採寸と大淀町へ表替え6畳を納品に

2月5日

 

午前中は、橿原市のお客様より依頼して頂いた

表替えをお預りに行ってきました。

 

マンションの古い畳
引き上げてきた古い畳がコチラ。

先に言いますと、

コチラの畳は処分して新調畳に作り替える事となりました。

 

理由は、畳床の剛性とコシの無さです。

 

原因は2つ、

畳床の縫い幅の荒さと畳床の芯材に使っている使用材料です。

 

特に使用材料が悪い


今回の畳は、仕上がり1寸(約30ミリ)の薄畳なのですが、

10ミリの木質ボードに12ミリの断熱材の組み合わせ・・・

 

この畳は、表替えを想定せず

使い捨てを前提として作られているのか? 

と思うほど

畳床の剛性は無く、フニャフニャになっておりました。

 

なので、今回は

コチラの畳床を使い新調畳にする事をお勧め致しました。

 

仕上り30ミリ厚の畳に使用する畳床
25㎜の木質ボードの下に2ミリの厚紙を組み合わせた畳床。

 

想定仕上がりは31ミリ。

今の畳床とは比べものにならないほど剛性があるので、

次回も十分に張替えが出来るはずです。

 


畳表はコチラ。

中国産の畳表ですが、草丈の長い上質な物を選んで頂けました。

 

納期は今月中頃なので、明日以降に施工に取り掛からせて頂く予定です。

 

午後からは、昨日にお預かりしてきた

大淀町のお客様の表替え6畳を仕上げて納品に行ってまいりました。

 

今回もお客様の御厚意により

施工前と施工後の畳の写真を掲載させて頂きます。

 

今回は、和紙の畳表メーカーが推奨していない 

和紙の畳表と藁床の組み合わせです。

まずまず綺麗に仕上がりましたので、

どうぞご覧くださいね。

 


コチラ張り替え前の畳です。

 


コチラが張替え後の畳。

 



出来るだけ隙間なども調整しておきました。

 

気になる 和紙の畳表とワラの畳床の組み合わせですが、

パッと見た感じは、違和感もなくお客様も喜んでくれたのですが、

これからお部屋を使っているうちに

畳床の凸凹がどのように出てくるのか?

少し気になりますね。

(打ち合わせ時にお客様には、相性の悪さを伝えております)

 

私個人の意見としては、

やっぱり相性はあまり良くないよなぁ~  って感じましたね。

 

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