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奈良県内の畳張り替え・新畳製作ブログ
お客様に伝わりにくい畳屋の仕事を2013年より日記にして掲載しております。

ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。

お客様の畳屋選びの参考になるよう

よく見かける納品後の画像だけで無く

使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど

お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。




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7年前に畳替えをしたお客様よりリピートの御注文でした

4月20日

 

昨日にお預りして 本日に納品させて頂いたお客様の6畳間の張り替え工事。

 

今回は、7年前に御注文頂いた3部屋の畳替えに続き、

リピートでの御注文でした。

 


畳は40年ほどお使いになった 藁の畳床で造られた畳です。

40年近く使われると、畳床もかなりくたびれて

新畳へと交換する事をお勧めする場合もあるのですが、

今回のお部屋、

床下の湿気も少なく、とても良い環境でしたので、

畳の芯材の状態は、すこぶる良好。

 

40年近く使われても新調にする事無く、張り替えで施工する事が出来ました。

 

 



今回の畳替えに使用する畳表はコチラ。

株式会社トクラの【絢葉】  生産者は奥村秀信さん。 

品種は ひのみどり  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W) 

本間サイズの1番草で織られた畳表です。

イロイロな効果が付与された チョット特殊な畳表であります。

 

 

 


畳縁は純綿糸100%の 光輝畳縁・金黒 です。

 

 


1枚1枚、寸法調整をキッチリ済ませ完成です。

 

 

 

今回もお客様のご厚意により お部屋に納めた畳の写真を掲載させて頂きます。

いつも通り、バッチリ綺麗に納まった畳を どうぞご覧下さい。

 

 


全体画像はコチラ。

 

 


とても艶の良い畳表でした。

隅々の寸法もピッタリです。

今回もいつも通り バッチリ綺麗に仕上りました。

 

お客様にも大変喜んで頂き何よりです。

7年前に引き続き、今回の御注文 誠に有り難うございました!

 

 

 

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吉野郡大淀町にて8畳間の畳替えでした

4月14日

 

昨日の納品です。

大淀町のお客様よりお預りしていた 8畳間の張り替え工事。

昨日に納品させて頂きました。

 

 

畳の芯材は、新築当時の物です。

今回の張り替えまでに1度張り替えをされておりました。

ちなみに、

新築時・前回の張り替え時、共に当店のお仕事では有りません。

 

まずは畳を分解して、寸法を再調整です。

 


元々、歪んでいた芯材の寸法を

切ったり足したりしながら調整してゆきます。

 

正直なところ、他人さんの造った畳を調整し直すのは、

新畳を造るより、何倍もの手間が掛かります。

 

今回のように途中で1度張り替えをしている畳となると、

中途半端に手直しをしているので、尚更に苦労するのでありますが、

そこが職人の腕の見せ所でもあります。

 

8畳全ての芯材の寸法を調整できれば、ほぼ完成したも同じ。

後は いつも通り 丁寧に仕上げて行くだけです。

 

 


関西間用の畳表を使っているので、畳表の両端は多めに切落とします。

比較的に色合いが悪く、耐久性の弱い 

畳表の端の部分を多く切落とす事により、

畳の端まで色の通った綺麗で丈夫な畳へと仕上ります。

 

 


一晩おあずかりして、午前中に全て完成。 

お昼までに納品させて頂きました。

 

今回はお客様より 畳を納めたお部屋の写真の使用許可を頂けました。

 

キッチリ隙間調整ができた 畳の仕上がり具合を どうぞご覧下さいませ。

 


コチラ張り替え前のお部屋。

 


そして、張り替え後のお部屋です。

 

 


パックリ空いた隙間も・・・


ピッタリ塞がりました。

 

 


柱の段差で付いた隙間も・・・


ピッタリ イイ感じです♥

 

 

 

その他の部分の仕上がりも じっくりご覧下さい。

 

 


全体的な寸法もバッチリです。

※ちなみに同じ張り替え料金でも畳屋さんによって仕上がり寸法の精度は全く違ってきます。
畳なんて何処で替えても同じでしょ? なんてことは無いんですよ。

 

 

30年以上使われた畳なので、芯材のヘタリこそ有るものの、

寸法の精度では新畳以上になっているはずです。

 

当店を御紹介下さったH様、

そして御注文頂いたお客様、

今回は誠に有り難うございました。

お話し頂いた 追加のお部屋の御注文も 楽しみにお待ちしております。

 

 

 

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吉野郡にて6畳間の裏返しと8畳間の畳張り替え工事です。

4月11日

 

ここ最近のお仕事 その2です。

 

下市町のお客様の6畳間の裏返しと

大淀町のお客様の8畳間の張り替え工事です。

 

まずは、下市町のお客様の6畳間 裏返し工事からご覧下さい。

 

こんがり日焼けしたコチラの畳。 使用年数は推定20年オーバーです。

 

綺麗に日焼けしておりますが、

最近になり畳表の毛羽立ちが服に付き始めたとのこと。

 

20年以上経っている畳となると、

裏返しするには少し遅いかなぁ・・・って年数なのですが(当店の推奨は5年から10年ほどです)

お客様より、今後のお部屋の使い方や使用年数をお伺いして

裏返しでの施工とさせて頂きました。


ちなみに、畳表の裏面がコチラ。

写真では とても青く見えますが、実際はそれ程でもありません。

 


お部屋には二カ所の柱がありました。

この様な切り込みがある場合、本来ならば裏返しは出来ないのですが、

偶然にも2枚の畳の大きさが

ほぼ同じだったので、

畳表を入れ替えることで裏返しが可能となりました。
(どう言う事か伝わりにくくて申し訳ありません)

 


そんでもって、こちらが裏返し後の畳です。

色合いこそ良くありませんが、畳表の表面の毛羽立ちは無くなりましたので、

しばらくの間は、気持ちよく使って頂けるはずです。

 

 

 

続いては、本日にお預りしてきた

大淀町のお客様の8畳間張り替え工事です。

 


今回もこの様な隙間をキッチリ修正してまいります。

 

 

 



使用する畳表はコチラ。

 

今回も熊本県産畳表を選んで頂けました。

 

生産者は森崎和博さん。 品種は涼風。

経糸は綿の二本芯(綿々) 本間サイズの2番草で織られた畳表です。

 

今回お預りしてきた畳は関東間サイズなのですが、

使用する畳表は、本間(関西間)サイズの畳表です。

 

本間(関西間)は関東間よりお部屋の大きさが広いので、

基本的に 本間(関西間)サイズの畳表に使われるイ草は、

関東間サイズのそれより、長くて丈夫な上質な物が使われます。

 

お預りした畳は、関東間なのですが、

あえて関西間サイズの畳表を使う事により

丈夫で美しい畳へと仕上る訳であります。

 

今回の畳は2~3日お預りできるので、

本格的な施工は、明日から。

 

今回もキッチリ仕上げさせて頂きますね。

 

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市松柄の畳縁と国産天然イ草の畳表で仕上げた2部屋の畳替えです

4月11日

 

4月に入って初めての日記となります。

有り難い事に、4月に入っても仕事は忙しくバタバタしておりましたが、

今年は檜花粉の反応が酷く(特に帰宅後)

どうしても日記を書く気力が沸いて来なかった訳であります。

 

 

さて、ここ最近のお仕事の一部です。

昨年にお仕事をさせて頂いたお客様よりのリピートの御注文。

今回は2部屋の畳替えです。

 

10畳間の新畳と6畳間の張り替え工事。

畳縁は、どちらのお部屋も同じ畳縁ですが、

畳表は違う農家さんの畳表で施工しております。

 

 

まずは、張り替えから。

 


使用する畳表は熊本県産畳表。

生産者は有田雄一さん。 品種は在来種。 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 


長年使われた畳は、ゴザが破れて芯材まで見えておりました。

 

 


畳表が破れている所は、畳の厚みが他の畳と合っていなかったり、

芯材の状態が悪く、その部分だけが盛り上がっている場合に起こりやすい症状です。

今回は、その両方が原因でした。

 

 


そんな訳で、同じ症状が出ないよう、

芯材の下がっている部分にイ草を入れ、畳床が出来るだけフラットになるように調整。

この部分に接する他の畳の厚みを少し厚く調整しておきました。

 

 


畳縁は最近よく選んで頂いている ブルーの市松柄で仕上げました。

 

 

 

続いて、10畳間の新畳の製作です。

 


コチラの新畳に使う畳表も熊本県産畳表。

生産者は中山誠一さん。 品種は涼風。 

経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W) 本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 

 


畳の芯材は、建材畳床の3層タイプを使用しております。

芯材の切り口のスッキリさ加減が良い感じ。 

このような、畳を納めるとお客様に見えない所の造りは

綺麗な仕事を判断するバロメーターの1つでもあります。

 

 


コチラの新畳にも ブルーの市松柄の畳縁を選んで頂けました。

 

 

 

 


2部屋共に仕上ったので、納品です。

 

 

今回は、お部屋の全体画像の使用許可を頂いておりませんので、

隅々の納まり具合だけをご覧下さい。

(当店が畳を造る上で、とても気に掛けている部分でもあります)

 

 

まずは、6畳間の張り替え工事から。

 

 

 



厚み調整、隙間の調整もバッチリ決まりました。

 

 

 

続いては10畳新畳です。


コチラのお部屋もいつも通り バッチリ綺麗に納まりました。

 

 

お客様にも喜んで頂き何より。

今回も御注文いただき誠に有り難うございました。

 

 

 

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磯城郡川西町にて畳替え 今回は廊下の新畳を納品です

3月31日

 

昨日に納品させて頂いた新畳です。

 

一昨日、川西町のお客様より、

 

「初めての注文なのですが、川西町でも大丈夫ですか?

廊下の畳2枚なんですが、少し急いでおります」

 

とのお問い合わせ。

 

モチロン大丈夫です! お急ぎですか?

ちょうど日程に余裕があったので、何とかしましょう!

 

って事で、

昨日の朝から採寸。 夕方には畳を納品させて頂きました。

 

 

今回は、廊下の畳です。

 

「6畳間の縁側2畳に畳を納めて、お部屋を広く使いたい。

その際に

出来れば、廊下と和室の段差を無くして欲しい」

 

との御依頼でした。

 

和室と廊下との段差は75ミリ。

一般的な畳の厚みは、55ミリから60ミリなので、

普通に畳を納めると、15ミリ~20ミリの段差が生じます。

 

そこを解消する為に

今回は、次のような方法を選択いたしました。

 

 


畳の下に断熱材を敷いてみました。

 

 


廊下の幅イッパイに畳を造るのでは無く、

掃き出しの部分に 少しスペースを取っておきます。

 

このスペースに畳寄せを入れる事で、畳が動かないようにすると同時に

畳の側面を隠し、外からの見栄えも良くなります。

 

ちなみに、断熱材の厚みは20ミリを使っております。

 

 


20ミリの断熱材を入れたことで、和室との段差も無くなりイイ感じです。

仕上がりの美しさや耐久性、納品までの時間、コストの事を考えると

この時点では、これが最善の方法だと思いました。

 

 


畳の仕上がりの寸法は、いつも通り。 今回もバッチリです。

 

お客様にも大変喜んで頂けました。

 

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