11月27日
昨日に下準備をしていた 香芝市のお客様の床の間の薄縁の制作。
本日は仕上げに取り掛かります。

使用している畳表は 赤リュビン表の大目。
ミシンで縫えば早く仕上がるのですが、どうしても縫い糸が外から見えてしまうので、
縫い糸を表面に出さないように 手縫いで丁寧に仕上げてゆきます。

こちらは裏面になる方です。
製品になると隠れる部分なので、今は縫い糸が見えていても大丈夫です。

こんな感じに まずはゴザを作ります。
続いては土台の加工です。

土台には元々切り込んでいた 畳表を逢着するための糸道があるのですが、
前に使っているノコギリの刃の厚みが有りすぎるので、
少し薄めのノコギリで細い糸道を作り直します。

土台にゴザを張り、糸で縫い締めれば完成です。

土台を床の間に納めれば 縫い糸は外から全く見えないので
スッキリ美しく床の間を引き立てます。
この作業をミシン縫いですると、どこかにミシンで縫った糸が見えちゃいます。
早くて簡単に仕上がるのですが、
楽をせず、
このような作業を手を抜かず仕上げるのが職人の仕事なのであります。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。