5月25日
朝から良い天気だったので、
仕上げていた大淀町のお客様の新調畳を納品です。
今回のお部屋、
畳の下に撒かれていたDDT(と思われる白い粉)の掃除が大変でした。
古民家によく見られる
畳の下に撒かれている白い粉。
戦後によく使われていた農薬(殺虫剤)です。
これが撒かれていると、掃除がものすごく大変ですし、
掃除が不十分だと、納品している間に部屋中に舞い上がり
今回のように選んで頂いた畳縁が無地の黒縁だと
せっかくの無地縁が、畳を納品している間に真っ白になっちゃいます。
なので、
いつも以上に丁寧に、何度も掃除機の紙パックを取り替え
綺麗に掃除。
出来る限り取り除いた後、畳を納品です。
今回もお客様に許可を頂いた上で
納品後の畳の写真を掲載させて頂きました。
8畳6畳続きのお部屋に 国産畳表と無地縁の組み合わせ。
とても美しいですね。
床下の根太の間隔が広く(90㎝ほど)、床板のたわみが気になったのと
未固定の敷居が納品時に少し動いたので、
自分の理想の納まり具合とは 少し違ってしまいましたが、
全体的な寸法は、写真のように
今回も なかなかにイイ感じに仕上りました。
大淀町で納品のあとは、
大工さんからのご依頼で、奈良市内のお客様宅へ。
コチラは6畳間の張り替えを お預りしてきました。
少しお預りできる畳ですが、
今の時期は、天気の都合で納期が早まる可能性もあるので、
帰宅早々、施工に取り掛かり
何時でも納品出来る様にスタンバっておきます。
今回の畳の芯材は、稲藁の間に断熱材を挟んでいる 通称・藁サンド畳床です。
経糸は、麻と綿糸の二本芯(麻綿W) 品種は在来種です。
明日は、コチラの畳の仕上げに取り掛かります。
お待ち頂いているお客様の畳も
お急ぎの方や、お部屋の使用状況などを考慮して
優先順位の高い畳より製作させて頂いております。
「どうしても、この日までに畳がいるっ!!」
って方は、
出来る限り対応させて頂きますので、
遠慮無くお声掛け下さいね。
奈良県で畳を頼むなら,南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。