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奈良県内の畳張り替え・新畳製作ブログ
お客様に伝わりにくい畳屋の仕事を2013年より日記にして掲載しております。

ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。

お客様の畳屋選びの参考になるよう

よく見かける納品後の画像だけで無く

使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど

お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。




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橿原市にて14畳の新畳の納品でした

7月23日

 

本日の納品。

 

橿原市のお客様より御注文頂いていた

14畳(8畳+6畳)の新調畳です。

 

今回の畳

打ち合わせ時には、畳替えの必要が無いのでは?

と思ったほどに、目立った傷みはありませんでした。

 

お客様に事情を聞くと

畳の上を歩くたびに、表面の凸凹が気になるとの事。

 

歩いてみると、確かに凸凹します。

 

畳の芯材は、昔ながらの藁の畳床が使われていたのですが、

気になると言えば気になるし、

藁の畳はそういうもの、と言えばそういうものだし・・・

これだけの理由で畳替えをするのは

お客様にとって良いことなのか?

正直悩むところです。

 

とりあえず、

お客様には、その場での即決をせずに

「少し時間を取って、よく考えてからお返事を下さい」

と御見積りをして、その日はお客様の所をあとにしたのですが、

後日に、

「やはり新畳に作り替えて下さい」

との連絡を頂き、新たに畳を仕上げさせて頂きました。

 

新しく作る畳は、表面の凸凹が出にくい

藁を一切使用していない建材の畳床を選んで頂きました。

 

さらに、経年での畳床のヘタリを軽減するように

発砲スチロール系の断熱材を使用しない

木質ボードのみで構成された畳床を使用。

足触りにも気を遣い、畳床の表面には

約3ミリのクッション材を入れております。

 

畳表には、熊本県産

田島功一朗さんの【蔵表・本間1番草】を使用。

いつもながらの安定の美しさです。

 

そして、本日納品。

今回もお客様のご厚意により

お部屋に納めた畳の写真の掲載許可を頂けましたので、

畳の仕上がり具合をどうぞ御覧下さい。

 

 

 

 
まずは、古い畳を撤去して、床板掃除をした後

今回は防虫シートを施工させて頂きました。

薬剤の有効期間は、1~3年ほど

揮発性の薬剤なので、床板の隙間の状態や畳の隙間などで、

薬効期間は変わると思います

(空気に触れないほど、有効期間は長くなると思っております)

 

 

 

 
全体画像は、こんな感じ。

畳屋として見て頂きたいのは、次からの画像です。

 

 

  

 
柱の微妙な段差や 敷居や畳寄せの歪み。

このあたりを丁寧に仕上げるのかが

畳屋の腕の見せ所です。

 

今回も隅々までキッチリ仕上がり イイ感じのお部屋に生まれ変わりました。

 

 

今回、お客様が1番気になっていた

畳の足触りですが、 

上質な畳表の滑らかさと クッション材の絶妙な柔らかさに

とても満足して頂けました。

 

 

 

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4連休も休まず営業している畳屋です

7月22日

 

御注文頂いているお仕事に なるべく早く対応出来るよう、

南たたみ店

この4連休も休まずお仕事しております。

 

と、言いましても

4日間ともに

ガチガチにお仕事を詰め込んでいるわけでも無いので

打ち合わせや御見積りなどのお時間は、

十分に作る事が出来ます。

 

畳替えをご検討のお客様!

休みだからと気を遣うことなく、遠慮無くお問い合わせ下さいね!!

 

 

 

さて、

連休初日の本日は、朝一番で生駒郡平群町のお客様へ

14畳の表替えを納品でした。

 

 

 
国産畳表で仕上げた8畳間と 外国産畳表で仕上げた6畳間

今回、納品後の画像はありませんが、

今回もいつも通り、

2部屋共に、キッチリ綺麗に仕上りました。

 

 

 

仕事場に戻ってからは、

お預りしている14畳の表替えの製作です。

 


先日より中断していた 10数年前に私が納めさせて頂いた

14畳(8畳+6畳)の畳替え。

畳縁が決まったので、仕上げに取り掛かっております。

 

 


畳縁は、私が畳の仕事を始めた頃からある

ロングセラーの畳縁。

亀甲柄の中に菊の花が入った縁起の良い柄です。

 

 

 

 
関東間サイズの畳に対して

関西間サイズの畳表を使っているので、

畳の両サイドで、畳表の有効幅の2目分ほど内側を使います。

こうすることで

より丈夫で美しい畳に仕上ります。

 

 

ちなみに、

本日夕方に打ち合わせをさせて頂いた

大淀町のお客様の御見積りも

コチラの畳と同様の仕様となりますので、

仕上がりの美しさなど、参考にして頂ければと思います。

 

 

 


9枚完成、残り5枚。

明日には完成する予定です。

 

 

 

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平群町のお客様の畳替え14畳の製作

7月19日

 

先日にお預りしてきた

平群町のお客様より御注文頂いた

畳の張り替え14畳を製作しております。

 

 
今回は、8畳間と6畳間の2部屋です。

どちらの畳も新築時に納まっていた畳で、

33年程使われた畳 との事でした。

 

 


稲藁の間に断熱材をサンドした

通称・ワラサンド畳床。

 

使用年数からすれば、状態は良い方ですが、

畳を綺麗に納めるには、

畳床の修正が必要となります。

 

 

 

 
肩下がりになっている畳は、出来る限りフラットになるように。

 

 

 

 
上配(化粧ワラ)がずれて角が無くなっている所も当て物をして修正。

 

 

 
本来ならば、ピッタリと定規が付くはずなのですが、

経年で畳の両端で隙間が出来てます。

このまま畳を仕上げると、必ず隙間が生まれます。

この部分もキッチリ修正。

 

 

 

 
14枚、全ての畳を修正してから

畳表を縫着。

 

 


定規もピッタリつきました。

 

 

畳によって、修繕の仕方は様々ですが、

年数の経った畳でも こうすることで、

隙間無くキッチリ仕上ります。(100%では有りませんが、仕上るように頑張っております)

 

ちなみに、畳の張り替えは

畳屋さんによって作業内容(手間のかけ方)が全然異なり、

仕上がりの美しさ(寸法精度)も変ります。

 

「畳の張り替えなんて、どこに頼んでも同じだろ?」

は、大間違いなんですよ。

 

 

 
コチラは、外国産の畳表を使った6畳間の畳です。

 

 

 
コチラは、熊本県産の畳表を使った8畳間の畳です。

 

 

明日には完成の予定ですので、

予定通り、週末頃に納品させて頂きますね。

 

 

 

 

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生駒郡平群町にて14畳の畳替えです

7月17日

 

先日より取り掛かっていた 

以前に納めさせて頂いた 畳の張り替え14畳は

畳縁が決まっていないので、一時中断しておりまして、

 

その間に

東吉野村のお客様の所へ新調畳の採寸へ行ったり、

 

以前に新畳を納めさせていた橿原市のお客様よりご注文頂いた

部分替え1畳を製作したり、


コチラです↑

 

橿原市の御新規のお客様の所へ御見積りに行ったり、

 

と、

今週も有り難い事に、バタバタ忙しくさせて頂いておりました。

 

梅雨明け初日の本日は

平群町のお客様の所へ 畳の張り替え14畳(8畳+6畳)をお預りに。

 

 


畳はコチラ。

変則サイズの8畳間と 通常の本間(関西間)サイズより、少し大きめの6畳間です。

 

 


使用する畳表はコチラ。

8畳間に使用するのは、写真手前の畳表。

 

 

 

熊本県産畳表で、生産者は森崎和博さん。

品種は涼風で、経糸は綿の二本芯(綿々)。 

本間サイズの2番草です織られた畳表です。

 

 

 

6畳間に使うのは、写真奥の畳表。

コチラのお部屋は、普段あまり使わないお部屋だそうで

リーズナブルな価格の外国産畳表を選んで頂けました。

 

 

日本国産と外国産の畳表。

遠目には、その違いがあまり分かりませんが、


外国産の畳表は、生産者も分からないので、

品質が安定せず、

やはり仕上げもイマイチ。

 

写真のような藺草の切れなど、仕上げの粗い畳表が多いのですよね~。

※もちろん、出来る限り当店の方でチェックして修正処理をしております。

 

 

明日は、コチラの2部屋の畳の製作に取り掛かります。

納期までに必ず納品いたしますので、

今しばらくお待ち下さいね。

 

 

 

 

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10年ほど前に納めた畳の張り替え工事です

7月14日

 

昨日より取り掛かっている

畳の張り替え工事です。

 

少し前にお預りをして、先日の日曜日に天日干しをしていた畳です。

 

コチラの畳は、私が10数年前に納めさせて頂いた畳。

寸法もバッチリ。

日焼け具合も良い感じ。

畳表の擦り切れも無し。

 

本来ならば、張り替えをするには、まだまだ・まだまだ勿体ないのですが、

お部屋の使い方が・・・(お家は人に貸していた物件です)

 

なので、

畳を綺麗に掃除をした上で

数日間お預りをして、強烈な日光で高温消毒?をしたうえで

(※害虫が発生していたわけではありません。)

畳の張り替えをする事に。

 

 

 

 
畳の表面と裏面

10数年前の作品ですが、それなりにキッチリ作れております。

 

今回、

表替え時には

本来そのまま使う

裏面の厚み調整の副資材も 全て新品に交換いたします。

 

 


畳の芯材も良く研いだ裁断刃を使っているので

10数年経っても、スッキリとした美しい切り口です。

 

今回のように、厚み調整の副資材を交換する時や

古い糸を抜き取る時など、

切れないボロボロの裁断刃を使って畳を造っていいると

畳の芯材は、崩れて欠け落ちたり

時としては、張り替えする事さえ出来ない場合もあります。

 

畳製作の仕事では、

お客様に見える所だけでなく

見えない所で

いかに丁寧な仕事をするのかが 肝心となってくるんですよね。

 

 

で、今回選んで頂いたのがコチラの畳表。

最近、良く選んで頂いている

森崎貴英さんの 涼風・本間1番草です。

 

 

 


入っている畳は、関東間サイズなのですが、

元々入っていた畳と同様に

本間サイズ(関西間サイズ)の畳表を使って畳を仕上げます。

 

こうすることで

丈夫で美しい仕上がりの畳となります。

 

 

 

作業は順調。

今回も綺麗な畳に仕上るように

明日からも

全力で作業に取り掛かって参ります!

 

 

 

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