12月5日
先週の土曜日にお預りしてきた畳です。
今回は
大和高田市のお客様より御注文頂いた
6畳間と8畳間の畳張り替え(表替え)工事です。
畳は、おそらく35年以上使われた 昔ながらの藁の本畳で、
途中で1度、裏返し工事をされていたようです。
裏返ししているので、両面こんがり日焼けした畳表。
もう裏返しは出来ないので、
今回は表替え(おもてがえ・畳の芯材はそのまま使い、ゴザと畳縁を新しく張り替えます)
での施工をお勧めいたしました。
とはいえ、
途中で1度手を加えられている畳、
芯材の修正や、寸法の調整など、
なかなかに大変なお仕事となりそうです。
まずは、芯材の補強から。
今回、選んでいただいた畳表は、
経糸が麻と綿糸の二本芯(麻綿W)で織られた生地の分厚いものなので
芯材が負けないように
全ての芯材の角をプラスチック製の角当てで補強。
元々の畳に付いていた厚紙の角当ては、程よい感じにへたっていたので、
プラの角当てと畳床との段差を解消するための部材として
そのまま再利用いたしました。
こんな感じになります。
こうする事で芯材の補強をすると同時に
仕上がった畳の角が立ち、
スッキリカッコイイ畳に仕上がるのであります。
同時に寸法や厚みも調整して、
張り替えた畳が、隙間や段差が出来ないように仕上げて行きます。
選んでいただいた畳表は、
安心・安全の熊本県産畳表です。
生産者は 宮永清敏さん。
品種は涼風で、経糸は麻と綿糸の二本芯。
本間サイズの1番草で織られた畳表となります。
いつもながら、艶のあるイイ感じの畳に仕上がりました。
作業は順調に進み、土曜・日曜・月曜で、ほぼ完成。
(ほとんど使わないお部屋なので、1週間くらい預かってもらってイイよ。 との事でした)
お約束どおり、週末に納品させていただきますので、
それまで楽しみにお待ち下さいね。
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