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表替え

吉野郡にて6畳間の裏返しと8畳間の畳張り替え工事です。

4月11日

 

ここ最近のお仕事 その2です。

 

下市町のお客様の6畳間の裏返しと

大淀町のお客様の8畳間の張り替え工事です。

 

まずは、下市町のお客様の6畳間 裏返し工事からご覧下さい。

 

こんがり日焼けしたコチラの畳。 使用年数は推定20年オーバーです。

 

綺麗に日焼けしておりますが、

最近になり畳表の毛羽立ちが服に付き始めたとのこと。

 

20年以上経っている畳となると、

裏返しするには少し遅いかなぁ・・・って年数なのですが(当店の推奨は5年から10年ほどです)

お客様より、今後のお部屋の使い方や使用年数をお伺いして

裏返しでの施工とさせて頂きました。


ちなみに、畳表の裏面がコチラ。

写真では とても青く見えますが、実際はそれ程でもありません。

 


お部屋には二カ所の柱がありました。

この様な切り込みがある場合、本来ならば裏返しは出来ないのですが、

偶然にも2枚の畳の大きさが

ほぼ同じだったので、

畳表を入れ替えることで裏返しが可能となりました。
(どう言う事か伝わりにくくて申し訳ありません)

 


そんでもって、こちらが裏返し後の畳です。

色合いこそ良くありませんが、畳表の表面の毛羽立ちは無くなりましたので、

しばらくの間は、気持ちよく使って頂けるはずです。

 

 

 

続いては、本日にお預りしてきた

大淀町のお客様の8畳間張り替え工事です。

 


今回もこの様な隙間をキッチリ修正してまいります。

 

 

 



使用する畳表はコチラ。

 

今回も熊本県産畳表を選んで頂けました。

 

生産者は森崎和博さん。 品種は涼風。

経糸は綿の二本芯(綿々) 本間サイズの2番草で織られた畳表です。

 

今回お預りしてきた畳は関東間サイズなのですが、

使用する畳表は、本間(関西間)サイズの畳表です。

 

本間(関西間)は関東間よりお部屋の大きさが広いので、

基本的に 本間(関西間)サイズの畳表に使われるイ草は、

関東間サイズのそれより、長くて丈夫な上質な物が使われます。

 

お預りした畳は、関東間なのですが、

あえて関西間サイズの畳表を使う事により

丈夫で美しい畳へと仕上る訳であります。

 

今回の畳は2~3日お預りできるので、

本格的な施工は、明日から。

 

今回もキッチリ仕上げさせて頂きますね。

 

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14年前に納めさせて頂いた6畳間の張り替え工事です

3月26日

 

前回に引き続き

一昨日前にお預りしてきた6畳間の畳替え工事です。

 

今回の畳は、14年ほど前に私が納めさせて頂いた畳。

 


畳のお部屋は、小学生のお子さんが3人いてはる5人家族が、1番よく使うお部屋。

見た目にはそれ程傷んでおりません。

 

まだまだ使う事も出来るのですが、

畳の毛羽立ちが洗濯物などに付き始めたので、張り替え工事の依頼を頂きました。

 


一昨日にお預りしてきた畳は、一晩お預りして

昨日の午前中に完成。 午後から納品させて頂きました。

 

 

 

今回もお客様のご厚意により

お部屋に納めた畳の写真の掲載許可を頂けました。

 

田島功一朗さんの【蔵表・本間1番草】と紺色の市松柄の畳縁で仕上げた畳を

どうぞご覧下さい。

 


コチラ全体画像です。

 

 

畳の端まで色の通った綺麗な畳表。 畳縁との相性もバッチリです。

 

 

 


仕上がりの寸法もいつも通りイイ感じ。

 

張り替え工事ですが、新畳のように隅々までピッタリ仕上りました。

 

 

お子さんも もう大きくなってきたので

これからは畳の傷みも少なくなりますね。

 

 

次の張り替えは20年後くらいでしょうか?

その際にも ぜひ当店へお声掛け下さいね。

 

 

 

 

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広陵町にて畳替え 今回は6畳3部屋の新畳の製作です

3月24日

 

先日より取り掛かっている 広陵町のお客様の新畳の製作です。

今回は、6畳×3部屋の18畳を仕上げてゆきます。

 



今回選んで頂いた畳表も熊本県産畳表。

生産者は生田誠一さん。 品種は涼風。

国産の畳表としては、お求めになりやすい価格帯の畳となります。

 


経糸は、綿糸の二本芯(綿々)。

写真の真ん中あたりに見える黄色と紺色の糸が熊本県産畳表である証明の一つ

熊本県産県証糸(綿糸)となります。

 

 

 


少し短いイ草ですが、草の実入りは充実していました。

この価格帯の畳としては、ナカナカに良い物です。

 

 

 


畳の芯材は建材畳床の2層タイプを使用。

いつも通り 芯材の裁断や縫着も手を抜かず、

丁寧に仕上げております。

 

 

 


3部屋共にピンク地のアーガイル柄の畳縁で仕上げました。

 

 

昨日に3部屋共に完成しました。

 

近日中に納品させて頂きますので、今しばらくお待ち下さいね。

 

続いては

 

本日のお昼からお預りしてきた

いつもお世話になっている大工さん宅の

畳張り替え工事です。

 


畳は、14年前に私が納めさせて頂いたものです。

1カ所だけ隙間がありましたが、

それ以外は ほとんど隙間調整が不要でした。

 

 


綺麗な畳ですが、家族が1番集うお部屋なので、

最近傷みが目立ち始め

洗濯物などに畳のササクレが付き出したので、張り替えて欲しい

とのことでした。

 

 

 


当時の畳の裏面は、こんな感じに仕上げておりました。

手前味噌でありますが、

お客様に見えない所の造りも丁寧に仕上げております。

 

 

 


で、

今回使用する畳表がコチラ。

今回も熊本県産畳表で、生産者は田島功一朗さん。

【蔵表・本間1番草】です。

いつもお世話になっている田島さんの【蔵表】ですが、

今回のロットからは、品種が涼風に変わりました。

 

 

 


だだ長いだけで無く、穂先まで実入りが充実した

丈夫で美しい畳表です。

 

 

土曜日からは天気が下り坂なので、

明日中に仕上げて納品させて頂きますね。

 

 

 

 

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橿原市にて6畳間の畳張り替え工事です

3月20日

 

昨日にお預りしてきた 橿原市のお客様の6畳間の畳替え。

こちらは

以前にお仕事をさせて頂いた 

下市町のお客様より御紹介をいただきました。

 

今回もお客様のご期待に添えることが出来るよう、全力で作業に取り掛かります。

 

 

 


畳は推定20年ほど使われた畳です。

畳の芯材は、まずまず状態が良いのですが、

寸法(畳の歪みの付け方)に問題がありです。

 

今回は畳を一晩お預りして 畳を切ったり足したりと

イロイロ手を加えながらの作業となります。

 


使用する畳表はコチラ。

 


熊本県産畳表。 生産者は 東家聖治さん

【聖和・本間1番草】 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 

 

 


張り替え工事では、あまり畳を切る事は無いはずなのですが、

今回のように歪みが合っていない場合は、

芯材を切り、歪みを調整した後に

小さくなった寸法を 当て物をして調整する

と言った作業をする必要があります。

要するに新しく造る畳に 畳が入らなかったり 隙間が出来ないようにする為の加工であります。

 

 

 


畳表ですが、 

関東間(五八)サイズの畳に

有効幅が広く上質な 関西間(本間)サイズの畳表を使用しています。

こうすることで、

関東間サイズの畳表を使った場合に比べて

畳表の両幅を多く切落とすので、美しく丈夫な畳に仕上ります。

 

 



見た目以上に手間の掛かった畳だったので、昨夜は少し残業。

 

朝から畳を仕上げて お昼からの納品となりました。

 

 

 

今回は 御施主様に画像の使用許可をいただきましたので、

綺麗に納まった畳の仕上がり具合をどうぞご覧下さい

(ビフォアーの写真を撮り忘れたのが残念です)

 

 

 


まずは全体画像。

 

 


歪みを調整した甲斐もあり、畳と畳の出合う所の隙間もなくなりました。

 


とても良い艶の畳ですね。

 

 


柱の微妙な段差もバッチリです。

 

 


今回もいつも通り。

イイ感じのお部屋に仕上りました。

 

 

 

 

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古民家を利用した宿泊施設の畳替えです

1月14日

 

今回は、日頃お世話になっている大工さんより御紹介頂いた

宿泊施設の畳替えです。

 

古民家を利用して経営されている

隠れ家的な宿泊施設。

 

様々な所にオーナー様の心遣いや拘りがあふれております。

畳も例外で無く、お客様を最高の状態でお迎えするために

上質な畳を選んで頂けました。

 

 

 

畳表の生産者は 早川猛さん。

この業界では誰もが知っている、国内トップクラスの畳表職人。

 

その早川さんが織り上げた 

本間1番草(←ここが一番大事)を使って織られた畳表です。

 

長く穂先まで実の詰まったイ草を使い

密に織り上げた畳表は、丈夫で艶が良く

キッチリ手入れをすれば、日焼け後も黄金色に変色する

最高級品と言っても過言では無い、上質な畳表です。

(と言いましても、お値段の方は使用材料から考えると、かなりお買い得なんですよ)

 

 


一昨日にお預りしていた畳は、事前に打ち合わせにてチェック済みです。

新しく交換するには、まだまだ早く

十分に張り替えで対応出来る状態でした。

 

 


藁の間に断熱材と木質ボードをサンドした珍しい芯材です。

 


ただ単に畳表を縫い付けてゆくのではなく、

古い畳の芯材の歪みや隙間の調整をしながら 丁寧に畳表を縫着してゆきます。

ここでの作業が一番大事。

のちの仕上がりに大きく影響してゆきます。

 

 

 


写真は、畳寄せと柱が一直線になっていなく、柱が部屋の内側に入り込んでいる所。

3ミリ程の段差ですが、この段差を付けるか付けないかで、

畳の納まり具合は大きく変わってきます。

 

 


端まで色の通った艶良い畳に仕上りました。

 

 

昨日に降っていた雨がやんでくれたので、仕上った畳は、本日朝から納品です。

 

 


今回は、お部屋全体画像の使用はNGです。

 

それでもコチラの画像で、

畳表のキメ細かさや艶々感は十分に伝わると思います。

 

 

 

畳縁の幅や、畳の角の仕舞いもイイ感じです。

 

 


先ほどの3ミリ程の柱の段差の所もバッチリ。 隙間なくキッチリ仕上りました。

 

 

今回も丁寧な仕上がり具合に

お客様にも大変喜んで頂けました。

 

 

 

 

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吉野郡大淀町にて6畳間の畳替え その②

11月24日

 

昨日に引き続き、

大淀町のお客様より御注文頂いた畳替えの製作です。

 

今回は6畳×2間の畳替え。

本日は、

昨日の納品後にお預りしてきた残りの6畳間を仕上げて納品します。

 

朝から嫁様と2人でお仕事。

ちなみに、嫁様の担当は、古い部材の解体と畳の掃除。

主要な製作は店主の担当となります。

 

 

 


今回の畳、先に納めたお部屋も含めて

全体的に畳縁の所が盛り上がっておりました。

 

原因は厚み調整の部材が厚すぎた事によるもの。

 

 

なので、

分厚すぎる調整材を撤去して、少し薄めの物へと交換。

これでエエ塩梅になります。

 

 

昨日に畳を預かっていたおかげで、

お昼過ぎには全て完成。

納品させて頂きました。

 

 

 


少しピンボケですが、全体画像です。

 

 

 


コチラもピンボケ。 寸法はバッチリです。

デジカメ、そろそろ限界かな。

 

 


使用している畳表は、昨日の物と同じ

熊本県産畳表 中山誠一さんの【風月・本間1番草】です。

 

 

 



柱の微妙な段差もバッチリ取れております。

 

 

今回も隅々までバッチリ綺麗に納まりました。

 

 

また宜しければ、
床の間の薄縁や2階のお部屋も畳替えの際にもお声掛け下さいね。

 

 

この度は、数ある畳屋の中から、
南たたみ店を御指名頂き誠に有り難うございました。

 

 

 

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葛城市にて畳替え 花柄の可愛い畳縁で仕上げました

11月20日

 

最近のお仕事です。

 


吉野町のお客様より御注文頂いた 縁なし畳の製作準備。

 

 


新築現場へ国産畳表を使った新畳の納品。

 

 


斑鳩町のお客様より御注文頂いていた

寸法直しの張り替え13畳と 稲藁畳床を使って仕上げた新畳6畳の納品。

 

 

 

その他、諸々。 

有り難い事に 何かとバタバタ忙しくさせて頂いております。

 

 

 

その中で、先日に葛城市のお客様よりお問い合わせ頂いた

畳替えのお仕事。

 

 

畳は50年近く使用され、傷みが激しい畳でした。

・・・同じお金を掛けるなら、この機会に新畳に入れ替えた方が良い・・・

と思い、新畳への入れ替えをお勧めしたのですが、

 

お客様は、

「この畳の足触りの柔らかさが良いので、出来れば張り替えで・・・」

との御希望でした。

 

 

正直な所、畳の表面は凸凹が多く、

畳床の縫い糸は、釣り糸のようなナイロン系の糸で縫われており

いつ切れても仕方ないような状態。

 

大幅な寸法の調整も必要なので、

かなり厳しい要望でしたが、

お客様と御相談の上、色々な事を考慮して、

ご要望にお応えする事となりました。

 

 

 


一見、シッカリしている畳床ですが・・・

 

 


問題は畳床を縫っているビニールの糸です。

50年近く経っているので、

最悪の場合、

持ち下げをするだけで切れてしまうこともあります。

 

なので、

持ち帰る際には細心の注意を払い畳床に負荷を掛けないように・・・

それでも仕事場でチェックすると、何カ所かの糸が切れておりました。

 

 


糸が切れたところは、もう一度糸を掛け、締め直し。

畳床の寸法も全て測り直し、調整しております。

 

 

 


仕上げは、可愛い花柄の畳縁で。

 

ちなみに、コチラの畳縁は当店の無料畳縁(120種類以上あります)

以外のオプションとなり、別途費用が必要となります。

 

 

さて、

畳は1晩お預りして 本日お昼過ぎには完成。

夕方から納品となりました。

 

 

今回もお客様のご厚意により 納めた畳の写真を掲載させて頂きます。

可愛い畳縁で、キッチリ綺麗に仕上った畳を

どうぞご覧下さいね。

 

 

アフターの全体画像は、こんな感じ。

施工前の畳の写真を撮り忘れたのが悔しいほど、

見違えるように綺麗になりました。

 

 


畳表の生産者情報が入っている QRコード付きタグです。

 

 


見た目には分かりにくいのですが、

お部屋の畳寄せは歪みが多く、丁寧に寸法を拾わなければ隙間が空いたり

畳が入らなくなってしまうのです。

 

 

 

今回もいつも通りの仕上がり、隙間もなくバッチリ綺麗に納まりました。

 

 

 

この度は 数多くの畳屋さんの中から当店を御指名頂き

誠に有り難うございました。

 

明日のイベント、

店主は仕事なのですが、嫁と子供が楽しみにしております。

 

 

 

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桜井市にて畳替え 縁起良い柄の畳縁で仕上げました

11月15日

 

本日は、桜井市にて6畳間の畳替えです。

 

今回のお客様は

少し前にお仕事をさせて頂いた方からの御紹介。

とても有り難く、心より感謝申し上げます。

 

畳の方は

朝にお預り、夕方納品の 即日仕上げの張り替え工事となります。

 

 



お預りしてきた畳は、今では主流となっている建材畳床を使って仕上げた畳。

途中で1度張り替えをされていたようで、

状態は決して良くありませんでしたが、

十分に張り替えが出来る畳でした。

使用した畳表は、江嶋久さんの【金剛表・本間1番草】です。

 

 

 


即日納めなので、お預りした畳は嫁様と二人で

昼休憩も取らず大急ぎで製作。

大急ぎといえども、モチロン手は抜かず

今回もキッチリ丁寧に仕上げております。

 

 

 

 


選んで頂いた畳縁は、梅と鶯の吉祥柄。

で、

梅と鶯 柄の意味を検索してみると、

仲が良くとてもお似合い・切っても切り離せないもの・調和の取れたもの

などという意味があるそうです。

ちなみに、コチラの畳縁は
当店の無料畳縁(120種以上あります)以外のものとなります。

 

畳の方は、頑張った甲斐もあり

夕方前には完成。

早速納品させて頂きました。

 

今回もお客様の許可を頂いた上で、納めた畳の写真を掲載させて頂きます。



ギッチリ藺草が詰まった 肉厚で上質な畳表。

モリモリで良い艶が出ております。

細かな所の隙間も・・・

 


 

 

 


出来る限りキッチリ 隙間なく仕上げました。

 

鮮やかな畳縁と上質な熊本県産畳表で生まれ変わったお部屋に 

お客様も大満足。 大変喜んで頂く事が出来ました。

 

 

 

 

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生駒郡斑鳩町のお客様よりご注文頂いた19畳の畳替えを製作

11月7日

 

本来ならば、1ヶ月前に取り掛かり、納品も完了していたはずの

生駒郡斑鳩町のお客様より御注文頂いている

19畳(6畳+6畳+7畳)の畳替え。

 

リフォーム工事が遅れていたため、施工を延期していたのですが、

納期が近づいて来たので、

そろそろ製作に取り掛かります。

 


使用するのは、9月22日に下準備済みの

写真手前の4本の畳表。

熊本県産の畳表で、生産者は田島功一朗さん

【蔵表・本間1番草】です。

 

 

 

今回の畳、

 

3部屋の畳替えですが、

2部屋(6畳と7畳)は、

お預りしてきた古い畳の寸法を調整して再利用いたします。

 



使用年数の浅い、全て稲藁で造られた芯材を使っている畳です。

確かに、まだ捨てるには勿体ない位シッカリしておりました。

 

 

 

とりあえず、古い畳の糸や厚み調整の部材を解体。

 

普段の新畳の製作は、

お部屋の寸法を採寸→芯材を寸法に合わせて裁断→畳の製作

となるのですが、

 

今回のような場合は

リフォーム工事にて、お部屋の畳寄せや敷居が全て入れ替わっているので、

古い畳をそのまま使うと、

隙間が出来たり、入らなかったりするので、

全ての畳の寸法調整が必要となります。

 

そうすると、

お部屋の寸法を採寸→古い畳を解体→芯材を寸法に合わせて裁断→畳の製作

と、

新畳を造る時よりも

古い畳を解体する手間が増えてしまうので

製作時間が大幅に増えることになります。

 


しかも、1度手の入っている畳は

前に造った職人さんのクセがあるので、

新しい材料を使って新畳を造る時とは

比べものにならないほど寸法調整が大変で難しくなってきます。

 

 


古い畳を切ったり足したりしながら作業を進めて行きます。

この様な仕事は、機械では出来ない作業ですので

仕上る畳には、職人の技量の差が大きく出てきます。

 

 

 

使用する畳表の生地が分厚いので、

畳表を張った時に、角が潰れないように 芯材の角に補強材を入れておきました。

 

 

 

この週末、土曜と日曜の2日間で仕上ったのは、

8枚分の畳表の縫着のみ。

 

 

アカン

想定していた以上に時間が掛かりすぎている・・・

 

あ~、疲れた。

今日は はよ寝よ。

 

 

 

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週末も休み無く営業している畳屋です

11月1日

 

昨日・一昨日の週末も休み無くお仕事をさせて頂きました。

 

このコロナ禍の中、沢山のご注文を頂き

本当に有り難い事です。

御注文頂いているお客様には、心より感謝申し上げます。

 

さて、

お仕事の方ですが、

 

お預りしている桜井市のお客様の8畳間の表替えは、

土曜と日曜日で完成しております。

 

前回に納めさせて頂いた、6畳間の畳よりも

芯材の状態は少し悪い感じで、

畳床の厚みのムラもかなり出ておりました。

 

 


大きく垂下がった縁際には、当て物をして下がり具合を調整。

厚みが有り、盛り上がった所は

芯材の胴藁を少し抜き、糸で締め直し調整。

元の畳よりは、かなり良い状態になったはず。

 

使用材料は、畳表・畳縁共に 前回の6畳間と同じ物。

納品が楽しみです。

 

 

 

続いての製作は、大和郡山市のお客様より御注文頂いた

和紙の畳表を使って仕上げる 6畳間の新畳です。

 

使用する畳表は 和紙の畳表。

ダイケン健やかおもて です。

 

コヨリ状にした機械すき和紙を樹脂でコーティング、

そして畳表に織り上げた特殊な畳表です。

 

 


芯材は、昨夜に寸法に合わせて裁断済み。

微妙な段差や歪みもキッチリ調整しております。

 

 

 

 


畳床は建材畳床2層タイプ。

芯材の裁断面もスッキリ。

良く整備した機械を使い、キッチリ丁寧に仕上げております。

 

 


畳縁はカスリの入った無地縁。色はグリーンです。

お部屋に納めてしまうと見えなくなる

畳の裏面の仕上がりも手を抜かず、キッチリ丁寧に仕上げておりますよ。

 

 

 

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