11月7日
本来ならば、1ヶ月前に取り掛かり、納品も完了していたはずの
生駒郡斑鳩町のお客様より御注文頂いている
19畳(6畳+6畳+7畳)の畳替え。
リフォーム工事が遅れていたため、施工を延期していたのですが、
納期が近づいて来たので、
そろそろ製作に取り掛かります。
写真手前の4本の畳表。
熊本県産の畳表で、生産者は田島功一朗さん
【蔵表・本間1番草】です。
今回の畳、
3部屋の畳替えですが、
2部屋(6畳と7畳)は、
お預りしてきた古い畳の寸法を調整して再利用いたします。
確かに、まだ捨てるには勿体ない位シッカリしておりました。
とりあえず、古い畳の糸や厚み調整の部材を解体。
普段の新畳の製作は、
お部屋の寸法を採寸→芯材を寸法に合わせて裁断→畳の製作
となるのですが、
今回のような場合は
リフォーム工事にて、お部屋の畳寄せや敷居が全て入れ替わっているので、
古い畳をそのまま使うと、
隙間が出来たり、入らなかったりするので、
全ての畳の寸法調整が必要となります。
そうすると、
お部屋の寸法を採寸→古い畳を解体→芯材を寸法に合わせて裁断→畳の製作
と、
新畳を造る時よりも
古い畳を解体する手間が増えてしまうので
製作時間が大幅に増えることになります。
前に造った職人さんのクセがあるので、
新しい材料を使って新畳を造る時とは
比べものにならないほど寸法調整が大変で難しくなってきます。
この様な仕事は、機械では出来ない作業ですので
仕上る畳には、職人の技量の差が大きく出てきます。
使用する畳表の生地が分厚いので、
畳表を張った時に、角が潰れないように 芯材の角に補強材を入れておきました。
この週末、土曜と日曜の2日間で仕上ったのは、
8枚分の畳表の縫着のみ。
アカン
想定していた以上に時間が掛かりすぎている・・・
あ~、疲れた。
今日は はよ寝よ。
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