畳の張り替え・新畳・ペット用畳・介護用畳など、畳のことなら南たたみ店にお任せ下さい

奈良県で畳の張り替え・新畳をお考えなら国産畳専門店の南たたみ店にお任せください

TEL&FAX 0747-52-9696

 

〒638-0041  奈良県吉野郡下市町下市2345番地

奈良県内の畳張り替え・新畳製作ブログ
お客様に伝わりにくい畳屋の仕事を2013年より日記にして掲載しております。

ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。

お客様の畳屋選びの参考になるよう

よく見かける納品後の画像だけで無く

使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど

お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。




● 動画でも確認してみたい!って方は、コチラを参考にして下さいね


南たたみ店YouTubeチャンネル 


● Instagramはコチラです

店主のInstagram
 

ブログ一覧

吉野郡吉野町にて畳替え、今回は新畳10畳の製作です

3月13日

 

昨日より取り掛かっている

吉野町のお客様より御注文頂いた 新畳10畳の製作です。

 


今回、使用する畳表がコチラ。

ダイケン健やかおもて 銀白IS です。

 

 

今回の現場、ご家族がすぐ近くにすんでいるのですが、

基本、お爺さんがお一人で暮らしているお家の10畳間の座敷です。

 

お部屋の使い方を伺うと

普段は御仏壇にお参りする以外は、

ほとんどお使いになられないお部屋との事です。

 

この様な場合、今までの経験上、

天然イ草の畳表を使い畳替えをすると、高確率で畳の表面にカビが生えてしまいます。

【※天然イ草でも温度・湿度の管理や小まめな掃除をするなど、適切な管理をすれば畳にカビは生えないのですが、
お年寄りの一人暮らしでは、それがナカナカ出来ないのが現状のようです。】

なので、

使用する畳表は、カビなどが生えにくく管理のし易い

和紙の表面を樹脂加工して造られた畳表 

ダイケン健やかおもて をお勧めさせて頂きました。

 

 


畳床の上部には、足触りを良くするために 2ミリのクッション材を入れております。

 

 


畳縁は、綿100%の光輝畳縁 金黒を使用。

無地の畳縁は、化繊の安い物から麻で織られた最高級品まで、幅広くランク分けされており、

コチラの畳縁は、その中でもかなり上質な物となります。

 

 

 


畳床は建材畳床の3層タイプ(畳仕上がり60ミリ)を使用。

 

 

 


完成です。

 

一昔前の人工的に作られた工業製品の畳表は、

いかにも!

って 造りだったのですが、

最近の工業製品の畳表は、かなり品質が良くなっておりますね。

 

 

個人的には、国産の天然イ草の畳表が1番お勧めなのですが、

 

お部屋の使い方や環境によっては、

今回のように工業製品の畳表を使う方が良い場合もあります。

 

 

畳替えをお考えのお客様は、

どのようにするのが1番最適なのか

畳屋さんに相談するのも良いかも知れませんね。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

熊本県産天然イ草の畳表で仕上げる新畳の製作です

3月10日

 

先日より取り掛かっている

工務店さまより御注文頂いた 新畳22畳の製作です。

 


前回までに6畳分を仕上げて

今回は 残り16畳(8畳×2間)を仕上げてゆきます。

 

 


使用する畳表は、前回と同じ

中山誠一さんの 【風月・本間1番草】 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 

 

 


今回のお部屋も微妙な段差がイッパイなので、

隙間なく綺麗に納まるよう 芯材の加工をしております。

 

 


畳表は湿気の影響を考え、裏面まで回さず側面止め。

裏面の厚み調整は、下の写真のように

腐りにくい不織布素材を付けております。(写真は別の物件の畳です)

 

 

 

 


畳床は建材畳床の3層タイプを使用。

 


畳縁はコチラ。

私が仕事を始めた頃には、すでに販売されていた

ロングセラーの菱と菊の柄の畳縁です。

 

 

今回も良い感じに仕上りました。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

紺色の綿縁を使った新畳、8畳6畳の納品です

3月9日

 

昨日に納品させて頂いた 奈良市と大淀町の2軒分の新畳。

今回は、どちらのお部屋も

無地の紺色の綿縁を使って仕上げております。

 

まずは、写真の使用許可を頂いた

大淀町のお客様の新畳6畳の納まり具合をご覧下さい。

 

コチラ、全体画像です。

使用材料は、前回の日記に記載している通り、

畳表は外国産で、経糸が綿糸の二本芯(綿々)の物を使用。

畳床は建材畳床の2層タイプで仕上げております。

 

お部屋の全体画像だけでは、畳の仕上がり精度は分かりませんので、

次からの画像で、隅々の仕上がり具合をご確認下さい。

 

気になっていた柱の微妙な段差もキッチリ納まりました。

 

コチラの段差もピッタリの寸法。

 

 

 

畳が出合う所の納まり具合もバッチリです。

 

お部屋の隅々までキッチリ納まりました。

 

 

 

続いて、奈良市の8畳間ですが、

コチラは全体画像はNGですので、

ここを見て欲しい! って所の写真だけを掲載させていただきました。

 

柱にチョットした段差があるのですが、

大量生産の機械では仕上げられないような

細かな所もキッチリと仕上げております。

 

 

全体の寸法もいつも通り バッチリ綺麗に納まりました。

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

 

 

吉野郡大淀町のお客様より6畳間の畳替えの御注文です

3月5日

 

先日より取り掛かっている 新築物件の新畳22畳(8畳・8畳・6畳)の製作です。

まずは、6畳間から仕上げに取り掛かりました。

 


使用している畳表は、熊本県産畳表で、

生産者は中山誠一さん。  経糸が麻と綿糸(麻綿W)で織られている上質な畳表です。

 

 

畳床は、建材畳床の3層タイプを使用。

 

 



まずは6畳間が完成。

 

続いて8畳間×2間の製作に取り掛かる予定でしたが、

 

 

大淀町のお客様より御注文頂いた新畳6畳が、

近日中に来客予定のある・・・ との事で、

急遽、先に取り掛かる事にいたしました。

 

 


今回もお客様と材料見本を見ながら、あれこれと打ち合わせ。

限られた予算の中で、お客様の御希望に添うことが出来るように

出来る限り良いお仕事をさせて頂きますね。

 

ちなみに、今回使用する畳表は、外国産の少し良い物です。

 

 

 


長いイ草を使って織られ 端まで色の通った畳表。

外国産と言わなければ、おそらく一般の方には、国産との区別は付きません。

 

ニュースを聞いていると、未だに色々な職種で産地偽装が行われております。

畳替えをする際にも、

キッチリ材料説明をして 取り決めた約束を守る(当たり前のことですが)

良心的?な業者を選んで下さいね。

 

 

 

 


畳床は、建材畳床の2層タイプ。

畳の厚みは、仕上がり1寸6分半(約50ミリ)と、

少し薄めの仕上がりです。

 

 


畳の大きさは、関西間(本間)サイズ。

あと少しお部屋が小さければ、関東間(五八)サイズの材料を使い

畳の単価も少し安く抑えることが出来たのですが・・・

残念です。

 

 


畳縁は、先日の奈良市の新築現場に引き続き

今回もお客様の希望で無地の畳縁(紺色)となりました。

 

落ち着いたイイ感じの畳と仕上っております。

 

 

 


微妙に歪みの付いた段差が2カ所。

 


計算ではバッチリの寸法に仕上っています。

 

そんな訳で、納期までに何とか完成。

来週の納品日まで

今しばらくお待ち下さいね。

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

国産畳表と紺色の綿縁を使った新畳の製作です

3月3日

 

今回の製作は、

いつもお世話になっている工務店様より御注文頂いた

新築物件の新畳8畳の製作です。

 


使用するのは、関西間(本間)サイズの熊本県産畳表。

多くの建築屋さんが、価格優先で外国産畳表を使うのが業界の現状なのですが、

当店がお付き合いをする工務店様の多くが、

お客様の事を第一に考え、

安心・安全な 国産畳表での施工を指定してくれております。

 


畳縁は綿の畳縁。 光輝畳縁・納戸(紺色)です。

 


畳のサイズは、関東間(五八)サイズなのですが、

使用しているのは、長いイ草で織られた

有効幅の広い関西間(本間)サイズの畳表。

(※ 基本的に関東間サイズの畳表よりも関西間サイズの畳表の方が、上質なイ草で織られております。)

ただでさえ上質な関西間サイズの畳表。

イ草の穂先と根の部分で構成される

畳表の両端を2~3目ほど切り落とすことで、より美しく丈夫な畳に仕上げる事ができます。

 

 


完成です。

 

 

 

続いては、別の工務店様より御注文頂いた

新調畳22畳(8畳・8畳・6畳)の製作です。

 

 

コチラの物件は、和室に力を入れて頂いているので

少し上質な畳表を選んで頂けました。

 



こちらも関西間サイズの畳表ですが、

さらに上質な1番草を使い高密度に織られた畳表です。

 

 

明日からは、コチラの22畳の仕上げに取り掛かります。

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。