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和歌山県橋本市のお客様より新畳12畳のご注文です

8月8日

 

連休中でありますが、本日も絶好調でお仕事です。

 

沢山の畳屋さんの中から

当店を選んで頂いたお客様のご期待に添えるよう

全力でお仕事。

皆さま、依頼頂き有り難うございます。

 

さて、本日は

土曜日に採寸させて頂いた

和歌山県橋本市のお客様の

新畳12畳(6畳×2間)の製作に取り掛かっております。

 

 
今回選んで頂いたのは、樹脂加工(和紙)の畳表。

ダイケン健やかおもて です。

お客様と色々相談した結果、お部屋の使用具合から

カビが生えにくく、管理のし易い

コチラの畳表を選んで頂きました。

 

 

 

 
芯材の畳床は、コチラの建材畳床。

今使っている畳と同様に、

2ミリのクッション材を畳床上部に入れております。

 

 

 

 
畳を縫着・裁断する機械の手入れもバッチリですので

芯材の切り口もスパっとスッキリ。

 

 

 

 

 

地模様で落ち着いた色合いの畳縁。

角の仕上げもキッチリ丁寧に。

 

 

 

 
仕上った畳の 表・裏です。

 

 

縫い針の手入れも行き届いていますので、

畳床の荒れも無く、綺麗に仕上っています。

 

ちなみに針の手入れが行き届いていないと・・・

 

先日の畳替えの芯材のように 裏面の木質ボードがボコボコに荒れ、

後の仕事にも影響してきます。

 

その他にも、

色々なところに気をつけ、

今だけで無く

後の仕事のことも考え、

最善の作業を心がけ 製作を進めております。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

和歌山県橋本市にて畳替え リピートのご注文でした

8月5日

 

先日にお預りしてきた 和歌山県橋本市のお客様より御注文頂いた

8畳間の畳替え。

 

今回は、今年の4月に6畳間の張り替え工事をさせて頂いたお客様よりの

追加注文でございます。

 

 

 
築年数と同じ年数使っている畳は、

藁を一切使っていない建材畳床を芯材に使った畳。

 

途中で1度張り替えをされておりました。

 

ただ、張り替え工事をされた施工業者さん

機械の手入れが行き届いていないのか?

状態の悪い縫着針を使っていたようで

畳の芯材は写真のように 

針が掛かった部分だけボロボロに崩れておりました。

 

こうなると、次に同じような場所に針を掛けると

その衝撃で畳床が崩れ 畳床の寿命が短くなる恐れもあります。

 

製品になるとお客様には見えない部分。

 

これから畳替えを考えているお客様は、

この様な見えない所の造作に心配りの出来る

良心的な畳屋さんを選んで下さいね。

 

 

 

 

さて、今回の使用材料です。

前回の施工時にも熊本県産畳表を選んで頂いたのですが、

今回のお部屋は、座敷ということも有り

少しグレードアップした畳表を選んで頂けました。

 

生産者は、赤星俊徳さん。 

信頼できる問屋さんお勧めの 初めて使用する農家さんの畳表です。

 

品種は涼風。  経糸は麻糸のシングル。

本間(関西間)サイズの1番草で織られた畳表です。

 


経年で出来た隙間を修正するべく

畳の芯材を少しカットしたり・・・

 

 

 


こんなに大きくしても大丈夫? 

って位に 

寸法を足したりしながらの作業。

 

 

 

 
畳縁は、前回のお部屋と同じ物を選んで頂きました。

 

完成した畳は、しばらくお預りして

後日納品させて頂きますね。

 

 

 

 

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吉野郡大淀町にて8畳間の畳替えです

8月1日

 

昨日にお預りしていた

大淀町のお客様よりご注文をいただいた

8畳間の畳替え(表替え)を納品させて頂きました。

 

畳の状態は比較的良い感じ。

即日納めも可能だったのですが、

余裕を持って

今回は1晩お預りしての作業とさせて頂きました。

 

 
建材の畳床を使った畳は、芯材のヘタリも無く

とても良い状態でした。

 

 

 
使用する畳表は、森崎貴英さんの畳表。

品種は涼風で、経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

関西間(本間)サイズの1番草で仕上げております。

 

 

 

 
畳は関東間(五八間)サイズなので、

関西間サイズの畳表の有効幅から

両端2目づつ内側を使用して

より丈夫で、より美しい畳になるよう仕上げております。

 

 

前日は、畳表の縫着まで済ませて

本日、仕上げに取り掛かりました。

 

 

 

夏休みということもあり

朝から娘が畳掃除のお手伝い。

とても有り難い

 

 

 
おかげで作業もはかどり

お昼にはお客様の所へ納品に。

 

納めた写真は撮り忘れましたが、

今回も隙間なしのキッチリ寸法。

 

おそらく新築時の畳以上にイイ感じに納まりました。

 

 

 

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大きな堀コタツがあるお部屋の畳替え

7月30日

 

昨日にお預りしていたお客様の表替え(畳の張り替え)

今回は、畳1枚分の大きさの堀コタツがある

8畳間の表替えでした。

 

 
今回使用した畳表です。

いつも使っている森崎貴英さんの畳表が

明日施工するお客様の8畳分で在庫切れ(今回は有り難い事に想定外の早さで無くなってしまいました)

となった為、

 

急遽、産地問屋さんのお勧めで仕入れた畳表です。

生産者は 中山誠一さん。 品種は涼風。 

経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)。 本間サイズの1番草です。

60畳分購入しておりますので

しばらく森崎さんの代用として使わせていただきます。

 


30数年使われた畳は、途中で1度裏返しをしているので、

両面こんがり日焼けしております。

 

 
いつも通り

畳床を修繕しながら 畳の製作を進めてゆきます。

30年以上使われた畳床は、至る所傷んでおり(特に畳の角の部分)

丁寧に修繕しないと、仕上った畳は

角が垂下がってしまったり、隙間があいたり、

せっかく良い素材を使っても 台無しになってしまします。

 

 

 

 
畳縁は、麻の葉柄の畳縁。

畳の角もピンと立ち、とてもイイ感じに仕上っております。

 

 

 

 

 

 

そんでもって、納品です。

 

今回もお客様のご厚意により 納まった畳の写真を掲載させていただきます。

畳1畳分の大きな堀コタツ

畳もキッチリ仕上っておりますので、どうぞ御覧下さい。

 

 


ナカナカに見ることの無い 畳1畳サイズの堀コタツです。

 

 

 
ビフォアー画像を撮り忘れましたが、

畳の角が下がり、隙間が空いていた畳も

キッチリ綺麗に納まりました。

 

 

  

敷居や畳寄せ、柱の部分の微妙なクセもバッチリです。

今回もお客様に大変満足していただけました。

 

 

 

 

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大和高田市にて6畳間の畳張り替えでした

7月28日

 

本日は、大和高田市にて6畳間の畳張り替え工事です。

 

7月12日に14畳の新畳を納品させて頂いたお客様よりの

追加のご注文でした。

 

畳は、6畳間の内の5畳分。

一晩お預りしても良い。

との事でしたが、

即日納品を目指し、昼休憩なしで頑張りました。

 

今回の畳、あまり状態が良くないので

通常以上に作業時間が掛かりそうな予感。

 


まずは、畳を分解、そして畳の裁断面。

ん?

切れない裁断刃を使っていたのか?

切り口がボコボコです。

このような畳だと、古い糸などを取り外している時に

畳床がボロっと崩れ取れてしまう場合があるので、

通常の畳より、慎重に解体しなければなりません。

 

続いて

畳縁を縫着していた機械の仕様です。

 

 
そもそも、新畳を作る時(畳縁を縫着するとき)には

畳表の幅と畳床の幅は、

同じ寸法で裁断するのが基本なのであります。

 

そうすることで、

完成した畳は、角が立ち美しい仕上がりになるだけでなく、

畳表の幅寸は、経年での収縮率が少ないので、

納めた畳は、隙間も出来にくく、

畳の張り替え時には

元々入っていた畳表の幅寸法を頼りに 大きさを拾うことが出来るのですが・・・

 

 

今回の畳を仕上げるのに使っていた機械は、

上の写真のように

畳表の幅寸を畳床の幅寸よりも小さく切落として畳を造る

チョットそれってどうなん?

と思うような 素人でも畳が作れるような機械。

 

この機械、何が悪いのかというと

畳表を切落とすときに、畳床も同時に傷つけてしまうのです。

 

↑このような感じに。

こうなっていても新調時には畳縁を直ぐに付けてしまうので

問題ないのですが、

 

 

張り替え時には


古い畳表を外したり、動作をしている内に

切れていた部分が崩れ落ちるといった不具合が出てくる

あとの仕事のことを考えない畳作り。

 

こうなると畳床はもうボロボロ。

本来ならば、次回も張り替えで使えた畳でも

使えなくなったりする可能性も出てきます。

 

 

そんな畳を絶妙に調整しつつ

張り替え作業を進めて行きます。

 

 

 
畳縁は、張り替えをしない残った畳に合わせようと

当店では使っていない畳縁だったので、

問屋さんなどを当たったのですが、

すでに廃盤でしたので、出来るだけ近い柄の畳縁を仕入れました。

 

畳表は熊本県産畳表で、生産者は森崎和博さん。

品種は涼風で本間サイズの2番草。

経糸は綿の二本芯(綿々)です。

 

 

 


畳は、変則的な大きさ。

6畳間の内、2枚は幅が狭く細長い畳(内1枚は張り替えをせず)で、

残り4枚は幅が広く 丈が短い畳です。

 

 

 

頑張った甲斐もあり 夕方には畳が完成。

そして納品です。

 

 

 

経年による芯材のヘタリなど、気になる所はあるものの、

元々入っていた畳の状態からすれば、ナカナカの出来映えでした。

 

 

 

 

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