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生駒郡斑鳩町のお客様よりご注文頂いた19畳の畳替えを製作

11月7日

 

本来ならば、1ヶ月前に取り掛かり、納品も完了していたはずの

生駒郡斑鳩町のお客様より御注文頂いている

19畳(6畳+6畳+7畳)の畳替え。

 

リフォーム工事が遅れていたため、施工を延期していたのですが、

納期が近づいて来たので、

そろそろ製作に取り掛かります。

 


使用するのは、9月22日に下準備済みの

写真手前の4本の畳表。

熊本県産の畳表で、生産者は田島功一朗さん

【蔵表・本間1番草】です。

 

 

 

今回の畳、

 

3部屋の畳替えですが、

2部屋(6畳と7畳)は、

お預りしてきた古い畳の寸法を調整して再利用いたします。

 



使用年数の浅い、全て稲藁で造られた芯材を使っている畳です。

確かに、まだ捨てるには勿体ない位シッカリしておりました。

 

 

 

とりあえず、古い畳の糸や厚み調整の部材を解体。

 

普段の新畳の製作は、

お部屋の寸法を採寸→芯材を寸法に合わせて裁断→畳の製作

となるのですが、

 

今回のような場合は

リフォーム工事にて、お部屋の畳寄せや敷居が全て入れ替わっているので、

古い畳をそのまま使うと、

隙間が出来たり、入らなかったりするので、

全ての畳の寸法調整が必要となります。

 

そうすると、

お部屋の寸法を採寸→古い畳を解体→芯材を寸法に合わせて裁断→畳の製作

と、

新畳を造る時よりも

古い畳を解体する手間が増えてしまうので

製作時間が大幅に増えることになります。

 


しかも、1度手の入っている畳は

前に造った職人さんのクセがあるので、

新しい材料を使って新畳を造る時とは

比べものにならないほど寸法調整が大変で難しくなってきます。

 

 


古い畳を切ったり足したりしながら作業を進めて行きます。

この様な仕事は、機械では出来ない作業ですので

仕上る畳には、職人の技量の差が大きく出てきます。

 

 

 

使用する畳表の生地が分厚いので、

畳表を張った時に、角が潰れないように 芯材の角に補強材を入れておきました。

 

 

 

この週末、土曜と日曜の2日間で仕上ったのは、

8枚分の畳表の縫着のみ。

 

 

アカン

想定していた以上に時間が掛かりすぎている・・・

 

あ~、疲れた。

今日は はよ寝よ。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

御所市にて和紙の畳表を使った畳替えです

11月5日

 

先日より取り掛かっておりました

御所市のお客様の新畳14畳(8畳+6畳)

 

今回は、和紙の畳表 

ダイケン健やかおもて 銀白IS

を使用して製作しております。

 

 

 



畳床は建材畳床3層タイプを使用。

仕上がり厚60ミリと、少し厚めの畳床となっております。

 

 


床の間・御仏壇のある 純和風のお部屋に良く合う畳縁を選んで頂きました。

 

 

リフォーム中のお部屋は、畳が無い状態でしたので

大急ぎ、且つ

キッチリ丁寧に仕上げて、本日納品。

 

 

 

今回もお客様のご厚意にて 納めた畳の画像を掲載させて頂く事となりました。

隅々までキッチリ納まっておりますので、

仕上がりをどうぞご覧下さい。

 

 

 

 




柱の段差などもバッチリです。

 

 

 




畳はいつも通り、今回も隅々までキッチリ綺麗に納まり

お客様も大満足の仕上がりです。

 

畳の上を歩くと、タンスが揺れるほどにフワフワだったお部屋も

新畳と大工さんの床下補強の工事と相まって

今までとは比べものにならないほどに

ガッチリ安心できる仕上りとなりました。

 

 

 

追加で御注文頂いた 隣のお部屋の畳も

ご期待に添える事が出来るよう、全力で対応させて頂きますので

宜しくお願いいたします。

 

 

 

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大和郡山市のお客様へ6畳間の新畳を納品です

11月2日

 

午前中は、広陵町の新築物件へ新畳の採寸。

その足で、

昨日に仕上げた大和郡山市のお客様の新畳を納品させて頂きました。

 


和紙の畳表と建材畳床で仕上げた新調畳。

 

今回もお客様のご厚意により

納めた畳の写真を掲載させて頂きます。

出来る限り歪みなどを調整した畳の仕上がりを

どうぞご覧下さい。

 


お部屋全体の画像です。

 


この様に歪みのある畳はというと

 



この様な感じにピッタリ・キッチリ納まりました。

 

 


畳寄せの繋ぎ目の段差のクセも イイ感じに取れております。

 

 

 


遠目には無地に見える畳縁も

近くで見るとカスリが入っており 程よいアクセントとなってますね。

 

 

 

床板に段差があり、畳が馴染むまでは少し畳がバタつきますが、

全体的な仕上がりは、イイ感じ。

 

お客様にもたいへん喜んで頂き何よりでした。

 

 

 

午後からのお仕事は、工務店様から御紹介頂いた

御所市のお客様の新畳14畳(8畳+6畳)を製作です。

 

 

 


今回使用するのも、和紙の畳表

【ダイケン健やかおもて】

少しグレードの高い 銀白IS です。

 

 

 

リフォーム中の現場は、現在畳が無い状態なので、

本日も少し残業。

 

お客様が少しでも平常の生活に戻れるように

出来る限り 急いで仕上げさせて頂きますね。

 

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週末も休み無く営業している畳屋です

11月1日

 

昨日・一昨日の週末も休み無くお仕事をさせて頂きました。

 

このコロナ禍の中、沢山のご注文を頂き

本当に有り難い事です。

御注文頂いているお客様には、心より感謝申し上げます。

 

さて、

お仕事の方ですが、

 

お預りしている桜井市のお客様の8畳間の表替えは、

土曜と日曜日で完成しております。

 

前回に納めさせて頂いた、6畳間の畳よりも

芯材の状態は少し悪い感じで、

畳床の厚みのムラもかなり出ておりました。

 

 


大きく垂下がった縁際には、当て物をして下がり具合を調整。

厚みが有り、盛り上がった所は

芯材の胴藁を少し抜き、糸で締め直し調整。

元の畳よりは、かなり良い状態になったはず。

 

使用材料は、畳表・畳縁共に 前回の6畳間と同じ物。

納品が楽しみです。

 

 

 

続いての製作は、大和郡山市のお客様より御注文頂いた

和紙の畳表を使って仕上げる 6畳間の新畳です。

 

使用する畳表は 和紙の畳表。

ダイケン健やかおもて です。

 

コヨリ状にした機械すき和紙を樹脂でコーティング、

そして畳表に織り上げた特殊な畳表です。

 

 


芯材は、昨夜に寸法に合わせて裁断済み。

微妙な段差や歪みもキッチリ調整しております。

 

 

 

 


畳床は建材畳床2層タイプ。

芯材の裁断面もスッキリ。

良く整備した機械を使い、キッチリ丁寧に仕上げております。

 

 


畳縁はカスリの入った無地縁。色はグリーンです。

お部屋に納めてしまうと見えなくなる

畳の裏面の仕上がりも手を抜かず、キッチリ丁寧に仕上げておりますよ。

 

 

 

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桜井市のお客様より御注文頂いた畳張り替え工事です

10月28日

 

昨日にお預りしてきた 桜井市のお客様よりご注文頂いた

6畳間の張り替え工事。

 

前回の6畳間の張り替え、前々回の縁なし畳の納品に引き続き

3部屋目の工事となります。

 


コチラ、前々回に納めさせて頂いた 厚み12ミリの極薄・縁なし畳。

畳表は セキスイMIGUSA アースカラー・ボルケーノです。

 


コチラは前回に納めさせて頂いた畳。

使用した畳表は 江嶋久さんの金剛表1番草 

30年以上使用して頂いた 6畳間の張り替え工事です。

 


で、今回の畳。

コチラも、前回の畳同様に 30年以上使用して頂いた畳です。

 

30年以上使用した畳となると

場合によっては、張り替えが出来ないほど芯材が傷んでいる場合が有ります。

 

お部屋の使用頻度、床下の湿気の具合、元々入っていた畳(芯材)のグレード、

畳が悪くなる条件はイロイロありますが、

 

今回の場合、

畳の使用頻度は、それなりに使われており

畳の芯材のグレードも 超絶に良い物 と言う訳ではありません

しかし

床下の湿気の少なさが抜群に良い感じでした。

 


30年以上経っても、畳の裏に付いている返し藁(厚み調整と化粧を兼ねた藁)

が一切腐っていない。

床板を留めている釘にも、まだサビがきていない物もありました。

 

長年畳屋をやっておりますが、

ここまで状態が良いお部屋は、ナカナカにお目にかかれないほどイイ感じ。

 

土地が持つ湿気の少なさもあるのでしょうが、

設計と大工さんの技量が、最高に素晴らしかったのでしょうね。

 



さて、

今回の畳替えに使用する畳表は

熊本県産畳表、早川猛さんの 本間1番草 です。

 

畳業界では、誰もが知る いわずもがな なイ草農家さん。

普段から かなり上質な畳表を取り扱っている当店ですが

早川さんの畳表は、やはり際だって美しい。

 

イ草も ただ長いだけで無く、穂先までキッチリ実が詰まってました。

 

 

 

 


古い芯材の補強、寸法調整をしながら畳表を縫着。

 


畳からピロっと出ているイ草の端切れは、厚み調整をするための物。

表面を100%平らにする事は出来ませんが、

縁際の凹みなども出来る限り修繕しております。

 

 

 


前回は、青い青海波柄の畳縁でしたが、

今回は、黒の青海波柄の畳縁を選んで頂きました。

 

 

昨日にお預りをして、本日の午後から納品。

 

当店の畳は、ほぼ店主一人(少し嫁様の補助もありますが)で製作している為、

1日に何十枚も仕上げるような大量生産は出来ませんが、

 

当店を選んで頂いたお客様に喜んで頂けるよう

自分が納得できる仕事を 精一杯・全力でこなしております。 

 

今回もいつも通り 全力投球(?)

 

畳は見違えるほど美しくなり、寸法もキッチリ隙間なく仕上りました。

 

 

続いてお預りしてた8畳間の畳も全力でキッチリ仕上げますので

今しばらくお待ち下さいね。

 

 

 

 

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