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奈良市の現場で畳替え お茶室の畳を製作です
10月4日
先日より取り掛かっている、奈良市の現場の畳製作。
今回は、お茶室の新畳6畳と
大きな床の間薄縁の製作です。
お茶室の畳なので、炉畳の製作と切り込み加工は必須となります。
切落とす分も含め、およそ半畳分の材料を使い、
製作の手間は、小さい故に機械にもかけにくく
半畳の畳を造る以上に掛かるのです。
まずは、お茶室の畳が完成。
続いては、別部屋の床の間薄縁の製作です。
コチラの畳は、長さが約1950ミリ、幅が約750ミリの大きな薄縁です。
厚みは、約2分半(約8ミリ)
畳表は、一般的な引目表を使い
畳縁は、お茶室の薄縁と同じ、銀色のタテワク柄の高麗縁を使用。
1間物の立派な床の間なのですが、
元々入っていた薄縁は、
ミシンで縫ったゴザ1枚をホッチキスで張り止めた
簡易的な物でした。
今回は、ホッチキスで張り止めるような仕事をせず
ポン と置くだけで納まるような造りに仕上げました。
で、完成です。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
奈良市の現場で畳替え 床の間の薄縁を張り替えします
10月2日
先日にお預りしていた 下市町のお客様の6畳間×2間の張り替え工事です。
続いては、
工務店さまより御注文頂いた奈良市の現場。
お茶室の新畳6畳とローカの畳1畳、床の間薄縁を2枚の製作に取り掛かります。
まずは、茶室6畳の床の間薄縁の張り替え工事です。
限られた御予算の中で、現状と遜色ないようキッチリ仕上げさせて頂きますね。
赤リュウビン表(大目)に九条縁で仕上げておりました。
ちなみに、
前回の畳屋さんは、ミシン縫いしたゴザをホッチキスで留めておりました。
古いホッチキスが錆びて無かったので、比較的に取り去るのが楽でしたが、
これが錆びていると、土台から抜き取るのが大変なのです。
今回は、この様な仕事をせずに、
土台を加工して、糸で縫い止めてゆく予定です。
まずは、上に乗せる薄縁の製作から。
使用する畳表は、青リュウビン表(小目)、
畳縁は銀色タテワク柄の高麗縁を使用します。
続いては、
もう1枚ある薄縁の下準備とお茶室の新畳の製作準備。
今週末の納品に備え、明日から製作に取り掛かります。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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吉野郡下市町にて畳替え 6畳2間の張り替え工事です
9月29日
本日の仕事は、下市町のお客様より御注文頂いた
畳の張り替え工事です。
畳は、6畳間を2部屋。
先日に1間分をお預りして、先に仕上げておりました。
お預りしてきた畳です。
打ち合わせ時には分かりませんでしたが、親父の仕事でした。
畳を縫っている機械で分かります。
後の張り替えの事も考え、丁寧な仕事をしてくれているので、張り替え作業も捗ります。
「今では使用頻度が少なくなった」
とのことでしたので、
今回使用するのは、カビなどが生えにくく、管理のし易い和紙の畳表
ダイケン健やかおもて銀白100Aをお勧め・採用して頂けました。
張り替え作業も簡単。
サクサク捗ります。
手前のお部屋が張り替え前の畳なのですが、
比べると明るさが違うのが良く分かりますね。
続いて、お隣のお部屋の畳もお預り。
一晩お預りして、
明日の午前中には納品させていただきますので、
完成まで今しばらくお待ち下さいね。
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橿原市のお客様より、10畳間の座敷を新畳にて畳替え②
9月25日
先日に仕上げていた
橿原市のお客様より御注文頂いていた
10畳間の新畳。
本日納品してまいりました。
今回もお客様の許可をいただいた上で、お部屋に納めた畳の写真撮影の他、
初めて作業風景の動画の撮影も行いました。
コチラの動画は、畳の製作時動画も合わせ、
近日中?にアップする予定ですので、
ご覧いただければ、
ブログより詳しく
当店の畳製作についてご理解いただけると思っております。
それでは、
畳の納まり具合をご覧下さい。
こちらは、入れ替え後の畳。
相変わらず、入れ替え前の画像は撮り忘れております。
田島功一朗さんの【蔵表・本間1番草】、品種は涼風です。
畳と畳の出合う所の納まり具合。 イイ感じです。
お客様にも大変喜んでいただけました。
この度は、数ある畳屋の中から当店を選んで頂き、
誠に有り難うございました。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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橿原市のお客様より、10畳間の座敷を新畳にて畳替え
9月20日
先日より製作に取り掛かっている
橿原市のお客様より御注文頂いた
書院付き10畳間座敷の畳替えです。
現在使われている畳は、約50年ほど使用された物。
と、言いましても
普段、それほど使わない奥座敷の10畳間。
畳の状態は、ものすごく悪いわけでなく、
少し時間と手間を掛ければ、張り替えも出来そうな畳でした。
その旨をお客様にお伝えした上で、
お客様からは、
「今後の事も考え、今回の畳替えを機に
新畳での入れ替えをする事にします」
とのお返事をいただけました。
安心・安全の熊本県産畳表。
田島功一朗さんの【蔵表・本間1番草】 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)
品種は涼風です。
芯材上部の保護材には、1ミリのフェルトを付けております。
少し太めの長いイ草は、穂先まで実が詰まり
とても良い感じです。
この作業段階では、
畳表の表面には、泥染め(製作工程上、必要な作業)の時に付く
天然染土がまだ付いているので、
畳表の表面全体が白ぼけて見えております。
ご家族の中でも意見が分かれた畳縁。
最終的に天然素材の綿縁(納戸色)にて決定していただけました。
畳縁を縫着するまでに、畳表の表面に付いている天然染土を取るために
畳表の上を2度掃除機でブラッシング。
その後、超固絞りのタオルで2回拭き掃除をしております。
縫着機の針や裁断刃は、適切な状態に管理しております。
縫い穴、裁断面、共にスッキリ良い感じに上がっております。
そして最後に2回の仕上げ乾拭きをする事で
畳表の表面の染土が取れ
本来の艶が出た畳表。
味わいのある綿縁との相性もバッチリですね。
完成です。
ここ数年、欠品?していた
田島さんのQRコード付き生産者タグも
今回の入荷分からくまモン付きで復活しました。
畳は、近日中に納品の段取りをいたしますので、
今しばらくの間、お待ち下さいね。
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