ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。
お客様の畳屋選びの参考になるよう
よく見かける納品後の画像だけで無く
使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど
お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。
● 動画でも確認してみたい!って方は、コチラを参考にして下さいね

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TEL.0747-52-9696
〒638-0041 奈良県吉野郡下市町下市2345-5番地
9月23日
連休2日目の日曜日。
施工途中の とある現場の 畳替え33,5畳のうち
先日にお預かりしてきた 9畳間を仕上げて 昨日のお昼に納品。
その続きで
お預かりしてきた 8畳間の表替え
晴れ間は 23日と24日の午前中。
24日の午前中は お客様との打ち合せが入っているので、
納品は23日にする事に決定。
仕事場に戻って来たのが 夕方6時・・・
仕事は 手直しに時間の掛かる
一度裏返しをしている30年以上前のワラの畳床・・・
※ 畳の仕事は、前の職人さんの仕事の仕方により 作業時間が大幅に変わってくるのです。
前回の9畳間の仕事から察するに
明日(本日) の朝からの施工では 納品に間に合わない。
って事で 少し残業する事に。
本来ならば、丈(畳の長い方)の長さは同じなのですが、
片違いになっており 隙間が空いておりました。
この他にも 隙間や 古くなって傷んだ畳床の修繕など、直す所がたくさん。
このような畳は 全て修正して 手直しするので
表替えの作業は 新調の畳を作るより
ものすごく 手間と時間が掛かるのです。
このペースだと 次の朝は 定時に仕事開始では 納品に間に合わないなぁ
そんな訳で、
本日は 朝5時半から作業を開始。
畳床を修正するのに 予想以上に苦戦しましたが 夕方には8畳間の納品も完了。
仕上がり具合ですが、 調整した寸法もバッチリ・綺麗におさまりました。
普段にナカナカ使用する事の無い
泥染めしていない 無染土畳表を使って仕上げた畳。
お部屋の畳の写真は、
後日に使用許可が頂ければ あらためて掲載させて頂きますね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
9月21日
午前中に 製作途中だった とある現場の
無染土畳表を使った表替え9畳を仕上げ
午後からは
大和高田市のお客様の 新調畳6畳の製作に取り掛かりました。
『 地元に畳屋さんが有るので
そちらでも御見積もりを取るんだけど 良いですかね 』
最初 御見積もりのお電話を頂いた時に
お客様がおっしゃっていたお言葉。
モチロン、当店と致しましては
お話を聞いて頂けるだけで全然OKなので
喜んでお見積りにお伺いするのですが、
地元に畳屋さんが有る
+
当店の方が先に御見積もり(見積もりは後出しの方が断然有利)
だったので、おそらく地元の畳屋さんに決まるだろうな~
と思っていたのですが・・・
なぜか当店にお仕事の依頼が❤
有り難い事です~。
当店に決めて 良かったと言って頂けるように
今回も 良い材料&確かな技術で
キッチリ畳を仕上げさせて頂きますね。
使用するのは 今回も熊本県産イ草100%で織られた 上質な畳表
生産者は 泉輝幸さん 品種は ひのはるか 1番草
経糸は麻綿W です。
建材畳床Ⅲ型(木質ボード・断熱材・木質ボードの3層構造)なのですが、
本棚を置く畳1枚のみ 本の荷重による 畳床の凹みを軽減させるため
写真のⅠ型・オールボード畳床を使用致します。
あまり1番草は使われないのですが、
今回のゴザは 関東間サイズなのですが、1番草を使っております。
※ 多くの農家さんでは 長いイ草の1番草は 京間サイズ(幅が広い) のゴザを織るのに使われます。
なので、
ゴザの端から端まで 色の変化が無く とても綺麗に織り上がっております。
そんでもって、本日は畳表の縫着まで完了。
明日は 雨ならコチラの畳を仕上げて
晴れなら 仕上っている畳の納品と
表替えの引き上げ&施工に取り掛かる予定です。
南たたみ店は この週末の3連休も 元気にお仕事 頑張っております!!
畳の事で 気になる事があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。
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9月20日
昨日にお預かりしてきた
とある現場の畳です。
実は2年ほど前にも お仕事をさせて頂いたお客様。
今回は 合計33,5畳の 畳替えをご注文頂きました。
昨日にお預りしたのは 床の間の脇の畳も含め 9畳のお部屋です。
使用する畳表はコチラ
熊本県産の泥染めしていないイ草100%で仕上げられた畳表です。
生産者は上本修久さん 品種は ひのみどり
貴重な本間1番草の畳表です。
一度 裏返しをしているようで
一番初めのお仕事の古い糸が 撤去されずにそのまま残っておりました。
今回、要らない古い糸や中途半端な厚み調整のワラなど
綺麗に取り去っておきます。
今回はホッチキスで留めずに 畳屋らしく縫い仕上げます。
機械が掛かる所は 機械で仕上げて
機械が掛からない切り込みの所は 手縫いで縫い仕上げてゆきます。
他の畳も 明日には仕上げて 週末の納品に備えておきます。
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9月20日
先日に納品させて頂いた 床の間の薄縁です。
今回は 赤リュウビン表と有職柄の紋縁(タテワク)の組み合わせで仕上げました。
イ草を 天日干しと水洗いを繰り返し
あえて黄金色してから 畳表に仕上げております。
今回は金黒の色を選んで頂きましたが この他に銀黒や茶銀などのカラーもあります。
仕上げた薄縁がコチラ。
続いて、仕上げた薄縁を板に張ってゆくのですが・・・
何だかスッキリしておりませんね。
古い薄縁を撤去して 板を掃除して微調整をした後に
新たな薄縁を縫着して行くのですが、
前回の畳屋さんが切っている糸の道がイマイチなので、
新たに糸道を切りなおしてから薄縁を張ってゆきます。
仕上がりはこんな感じ。 後は均一な力加減で薄縁を張り 縫って行きます。
我ながら 良い仕上がり♪
お客様にも大変喜んで頂けました❤
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9月17日
3連休の週末も なんだかんだで お仕事でした。
昨日は 奈良県畳組合の講習会に 講師サポートとして出席
帰宅後には 本日に取り掛かる
下市町のお客様の畳替えの準備をしておきました。
使用する畳表は 熊本県産
生産者は 田島功一朗さんです。
真ん中あたりに見える紺色の麻糸が 熊本県証糸です。
そして本日、 朝一番から畳をお預り 施工開始です。
既存の畳の芯材はそのまま、ゴザと縁を新品に交換する作業です。
畳床は ワラの間に断熱材を挟んだ 通称【ワラサンド】でした。
おそらく30年以上使っているので
よく使っている部分の断熱材は
かなりヘタっておりましたが、幸いにも何とか修繕して使えるレベルでした。
続いて 畳縁の縫着です。
間に合うように 出来るだけ早く仕上げたいので
嫁様に掃除などを手伝ってもらいながらの作業でした。
今回のお客様、 これまで使っていた 菊菱柄の畳縁から
思い切って 明るいアーガイル柄の畳縁に変更されました。
今回もお客さんの御厚意により お部屋の畳の写真を掲載させて頂きます。
明るく生まれ変わったお部屋を どうぞご覧下さい。
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