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とある旅館の畳替え 新調畳8畳の製作です

2月14日

 

日曜日ですが、今週末もいつもと変わらず 絶賛お仕事中です。

 

自営業に休日など関係ありません。

 

さて、

先日より取り掛かっている

大工さんより紹介頂いた

とある旅館様の畳替え。

 

表替え6畳、床の間の薄縁を仕上げ

今回は新調畳8畳の製作です。

 

 
新調畳に使う畳表も 表替えと同じ

生産者は森崎貴英さん   品種は涼風  

経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)  本間サイズの1番草です。

 

 

 
裁断、縫着、角の仕上げ、

いつも通り、キッチリ丁寧に製作です。

 

 
艶良く 力強いイ草。

寸法もバッチリ上がりました。

 

近日中に納品させて頂きますね。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

とある旅館の畳替え、床の間の薄縁です。

2月12日

 

有り難い事に、昨日・本日と3件の打ち合わせ&採寸。

 

年度末が近づいて来た事もあり、何かとバタバタし始めております。

畳替えをお考えのお客様は、出来るだけ余裕を持って、

納期よりも少し早めにお問い合わせ頂ければ有り難いです。

 

さて、本日のお仕事です。

 

前回からの続き

とある旅館様より御注文頂いた 

6畳間の表替え・8畳間の新調畳・床の間の畳替え

本日は、床の間の薄縁の張り替えの製作です。

 

昨日・本日の外回りの隙間時間に 少しずつ進めておりました。

 


コチラ古い薄縁です。

長さが6尺2寸、幅が2尺5寸もある

かなり大きな床の間。

 

所々、ゴザの表皮が削れ

お花も飾ってるので、花瓶より漏れた水で シミも出来ておりました。

 

 
今回使用する材料です。

 

畳表は 赤リュウビン表と言う

元々、青かったイ草を 天日干しと水洗いを繰り返し

黄金色にしてから織り上げた 希少で特種な畳表を使用致します。

 

 
寸法に合わせて裁断した畳表に付けるのは

七宝柄の高麗縁です。

 

 
ミシンなどで、手っ取り早く仕上げる事も出来るのですが

良い塩梅に仕上げるには、手縫いが1番です。

1針1針、丁寧に縫い仕上げて行きます。

 

 
縫い上げたゴザを 元々の土台に再度縫い付けます。

 

 
元々の糸を通す道が使えないので、

土台も少し加工。

ゴザを張りながら縫い上げて行きます。

 

 
完成です。

 

紋もキッチリ出て 綺麗に仕上がりました。

 

週末は、残っている8畳間の新調畳を仕上げ

週明けには納品させて頂きますね。

 

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2021年2月12日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

とある旅館の畳替え

2月10日

 

本日のお仕事です。

 

先週にお預りしてきた、とある旅館の畳替え。

今回は、いつもお世話になっている大工さんより紹介して頂いたお仕事です。

 

6畳間の張り替えと、8畳間の新調畳、床の間の薄縁を新しく製作。

 

まずは、6畳間の表替えからスタートです。

 

 
今回、選んで頂いた畳表は、熊本県産畳表。

 

生産者は森崎貴英さん 品種は涼風  

本間サイズ1番草で経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 

旅館などの宿泊施設で使われる畳の多くは

消耗品と見なされ、中国産の畳表を選ばれがちなのですが、

 

今回の旅館様は、お部屋を使用されるお客様の事を第一に考え

上質な熊本県産畳表を選んで下さいました。

 

 
表替え(張り替え)をするお部屋の畳は、昔ながらの藁を使っている畳床です。

 


藁と藁の間に断熱材を挟んでいる、通称・ワラサンド 畳床です。

 


ガッツリ空いていた隙間や段差を調整してから畳表を縫着。

 

 
1番草の良い艶と力強いガッシリとしたイ草。

 

涼風という品種は、全体的に少し太めの草ですが、

そのぶん表皮が丈夫で耐久性に優れたイ草なのです。

 

張り替えの方は、本日完成。

新調畳もコチラの畳表を使って

納期に間に合うように キッチリ仕上げさせて頂きますね。

 

 

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磯城郡川西町へ畳の張り替え13畳を納品に

2月9日

 

昨日に仕上がった 川西町のお客様の畳の張り替え13畳(6畳+7畳)

本日納品させて頂きました。

 

今回もお客様より写真の掲載許可を頂いたので
(奥様、ご主人に連絡を取って頂き有難うございました)

仕上がった畳の写真を掲載させて頂きます。

 

今回は経年劣化で芯材の腰が抜けた(柔らかくなった)畳でしたので

見た目以上に大変な仕事でしたが、

何とか綺麗な寸法に仕上げる事が出来ました。

 


こちら7畳のお部屋です。

 

 

難しい押し入れ横の脇畳の寸法もバッチリ。 隙間無く仕上がりました。

 


続いて、こちらは6畳間。

7畳間よりもコチラの畳の方が傷みが激しく、寸法調整が大変でした。

 

 
ガッツリ隙間が空いていた畳も・・・。

 

 

このように出来る限り隙間を修正。

 

  
その他の所もキッチリ修正。

 

今回もいつも通り、良い感じのお部屋に仕上げる事が出来ました。

 

年数が経った畳なので

畳床の足触りは少し柔らかく、少し頼りない気がしますが、

普段の生活で使われている分には、まだまだ何年も使用できるはずです。

 

これからも大事に畳を使ってあげて下さいね。

この度は御用命頂き誠に有難うございました。

 

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磯城郡川西町にて7畳と6畳の畳の張り替えです

2月8日

 

本日のお仕事。

 

昨日の日曜日にお預りしてきた

川西町のお客様より御注文頂いた 表替の製作です。

 

 
今回使用する畳表です。

安心・安全の熊本県産畳表。生産者は門和伸さん。

品種は夕凪。  経糸は綿の二本芯(綿々)

お預りしてきた畳は、関東間サイズなのですが、

今回使用する畳表は、

長いイ草で織られた 関西間サイズの畳表です。

 


長年使って頂いた畳。 擦り切れて芯材の建材畳床が見えております。

 

 
裏面はこんな感じ。

初期の頃の建材畳床なので、糸の縫い幅も 今の物よりずいぶん広く

畳床のコシも 少し抜け気味です。

 

30年以上使って頂いている畳床なので、見た目以上に傷みは激しく

見えない所で、たくさん修繕する必要があります。

 

 

関西間サイズの畳表を使っているので

畳表の有効幅の両端を2目ずつ位切落とします。

 

畳表の両端は、イ草の穂先と根の部分にあたるので

穂先は成長途中なので耐久性がもろく、

根の部分はお日様が当たりにくいので白っぽい色合いです。

 

この耐久性が弱く、色合いが悪い部分を

大胆に多く切落とすことにより

お値段以上に美しく丈夫な畳に仕上がります。

 

 

 

納品日に間に合うよう 少し残業。

 

経年で出来ていた 隙間の調整もバッチリのはず。

近日中に納品させて頂きますね。

 

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