とある旅館の畳替え

2月10日

 

本日のお仕事です。

 

先週にお預りしてきた、とある旅館の畳替え。

今回は、いつもお世話になっている大工さんより紹介して頂いたお仕事です。

 

6畳間の張り替えと、8畳間の新調畳、床の間の薄縁を新しく製作。

 

まずは、6畳間の表替えからスタートです。

 

 
今回、選んで頂いた畳表は、熊本県産畳表。

 

生産者は森崎貴英さん 品種は涼風  

本間サイズ1番草で経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 

旅館などの宿泊施設で使われる畳の多くは

消耗品と見なされ、中国産の畳表を選ばれがちなのですが、

 

今回の旅館様は、お部屋を使用されるお客様の事を第一に考え

上質な熊本県産畳表を選んで下さいました。

 

 
表替え(張り替え)をするお部屋の畳は、昔ながらの藁を使っている畳床です。

 


藁と藁の間に断熱材を挟んでいる、通称・ワラサンド 畳床です。

 


ガッツリ空いていた隙間や段差を調整してから畳表を縫着。

 

 
1番草の良い艶と力強いガッシリとしたイ草。

 

涼風という品種は、全体的に少し太めの草ですが、

そのぶん表皮が丈夫で耐久性に優れたイ草なのです。

 

張り替えの方は、本日完成。

新調畳もコチラの畳表を使って

納期に間に合うように キッチリ仕上げさせて頂きますね。

 

 

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