奈良県五條市にて新畳の入れ替え作業です

2025年 10月15日

先日に施工いたしました五條市のお客様の新畳入れ替え工事です。

今回は、事情があり、

張り替え後、まだ3ヶ月程度しか使っていない畳の入れ替えとなりました。

熊本県産畳表
熊本県産畳表のラベル

今回選んでいただいた材料です。

熊本県産畳表 中山貴之さんの 本間1番抜きイ草で織られた畳表です。

品種は ひのみどり  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W  )となります。

畳の芯材
畳の芯材は 建材畳床の3層タイプ

畳表(ゴザ)と芯材の間にオプションのクッション材を挟んでおります。

畳の裁断面
製作途中の畳。 機械の刃物の手入れもバッチリ。裁断面もスッキリです。

製作途中の畳

お客様のお部屋は、関東間サイズでしたが、使用している畳表は、関西間の1番草。

畳表の両端を有効幅よりも2目分内側で切落として

畳表の より美しく丈夫な部分を使用しております。

ちなみに、関西間サイズの畳表と 関東間サイズの畳表。

一般的には、関西間の畳表の方が、長く上質なイ草を使って織られるため

同じ経糸が麻綿Wの物でも 畳表の品質は全く変わってきます。

仕上がった畳

畳縁は、お宮縁の 【和さび】 シリーズのNo.21を選んでいただけました。

今回も綺麗に仕上がりました。

それでは、納品です。

入れ替え前の畳
まずは、古い畳の撤去から。

コチラの畳、張り替えてから3ヶ月ほどの畳です。(他店さんのお仕事です)

まだまだ青さも残り美しいのですが、

お部屋全体にわたり、数カ所 凹みがあるのです。

畳自体が、新築時の物(約30年ほど前)の張り替えなので、芯材に凹みがあり

前回の業者さんが、それを修正していなかったのが原因となります。

その他にも、出入り口のヘタリ(こちらは経年劣化で仕方のないヘタリです)など、

気になる所が何カ所かあるので、

今回、お客様は、思い切って新調にするよう御希望されました。

※今回のように畳表が新しい場合は、ゴザを再利用する事も出来るのですが、中国産だったので、お客様との打ち合わせの結果、全て新調になりました。

畳の下の防虫シート

畳をめくり上げ、防虫シートを施工。

入れ替え後の新畳
入れ替え後の畳です。

写真だけではあまり分かりませんが、コチラの方が圧倒的に美しい仕上がりです。

国産新畳
艶々 モリモリの畳です。

国産新畳
五條市のお客様の新畳
今回もバッチリ綺麗に仕上がりました。

お客様にも 「やっぱり替えて良かった!」 と

大変喜んでいただき 何よりです。

この度の御用命、誠に有り難うございました。


奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
電話番号  0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

南たたみ店のYouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC5sqmMYrCuLXGfLA8xcXmEA

南たたみ店のInstagram
https://www.instagram.com/373tatamiten/