２５年前に納めた畳の張り替え工事です | 奈良県で畳を頼むなら国産畳専門店の南たたみ店へ

２０２５年　１０月３日

昨日にお預りしてきた１０畳間の畳張り替え工事です。

今回の畳は、２５年ほど前に先代が納めた畳でした。

お家の状態がとても良く（湿気がない）　先代の仕事もキッチリしていたので、

経年による畳の寸法変化（縮み）は、ほぼ無し。

とても気持ちよく仕事が出来ました。

お預りしてきた畳です。

畳が入る場所を指定する　框書き。

書いている字を見れば、先代の仕事だと分かります。

丁寧な仕事をしているので、寸法の狂いは無し。

畳の裁断面もスッキリ綺麗に切れておりました。

今回選んでいただいた　熊本県産畳表です。

生産者は井戸浩徳さん、　品種は　ひのはるか

本間1番抜きイ草で織られた畳表。　経糸は綿の二本芯（綿々）

ちなみに、この時期の井戸さんの畳表の経糸ですが、

1番草は綿々。　　2番草は麻綿W。

と、一般的な経糸とは違う使い方をしていました
（一般的には、１番草を麻綿、２番で綿々　という風に使い分けます）

張り替え後の畳です。

張り替え前と張り替え後では、この位色が違います。

照明に具合で、畳に色合いが鮮やかに見えないのが残念です。

畳縁は、麻の葉柄。

麻の葉柄の畳縁は、たくさん有りますが、このモカベージュ色は

当店が加盟している　畳屋さんグループのオリジナルカラーなので、

奈良県内では、おそらく当店のみの取り扱いとなります。

今回も　南たたみ店に頼んで良かった

と、思っていただけるように　キッチリ丁寧に仕上げさせていただきました。

お隣のお部屋も

来週には取り掛からせていただきますので、

今しばらくお待ち下さいね。

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