奈良県内の畳張り替え・新畳製作ブログ

お客様に伝わりにくい畳屋の仕事を2013年より日記にして掲載しております。

ご依頼をいただいたお仕事を、夫婦で1枚1枚、丁寧に製作しております。

お客様の畳屋選びの参考になるよう

よく見かける納品後の画像だけで無く

使用材料、畳の裁断面や裏側の仕上げ、糸の仕舞いなど

お部屋に納めると見えない所まで確認していただけるよう心掛けております。




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生駒市のお客様の表替え8畳の製作

8月31日

 

なにかとバタバタしておりまして
久しぶりの日記となりました。

 

本日は 生駒市のお客様の所へ
張替えをする畳をお預りに行ってまいりました。

 


コチラがお預りしてきた畳です。

 


今回の張替えに使用するゴザはこちら。

 


熊本JAブランド畳表 【ひのさらさ】

生産者は 萩平成一さん  です。

 


仕事場に戻り 早速、製作開始です。

 

今回、引き上げてきた畳は

全て畳の両端の部分だけが すり減っているようでした。

 

その原因はコチラです↓



ゴザを二重にして裏面まで回しているので
畳の端の厚みが 必要以上に上がってしまいます。

結果、必要以上に上がっている部分は 

生活している中で よく擦れて 畳のゴザが傷んで行く訳です。

 

なので、


今回は、先の畳屋さんが付けていた
厚み調整の部材を全て撤去する事に。

※畳屋さんにもよりますが、表替えの場合
厚みなどが揃っていると先に付いていた部材は そのまま使用する事が多いのです。

 


ちなみに、今回の畳床は

ワラを一切使っていない建材畳床なのですが、

木質ボードだけで作られたものでしたよ。

ポリスチレンホーム(断熱材でもある発泡スチロール)を使っていないので、
長年使っていても 厚みの変化が少ないのがイイ所です。

 



今日の作業は 古いゴザを外して
新しいゴザの縫着です。

 


先ほど二重にして裏面まで返されていたゴザは、

厚みを調整する為 少し薄めのゴザ1重に替えておきました。

明日は 畳縁を付け替え

仕上げに取り掛かります。

 

 

 

 

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香芝市のお客様の新調畳6畳の製作

8月21日

 

お昼からは大和高田市と橿原市のお客様の所へ

打ち合せ、採寸がありましたので

本日は 午前中だけの製作でした。

 

この前の日曜日に採寸させて頂いた

香芝市のお客様の新調畳6畳です。

 

使用する畳表は 熊本県産。

生産者は 泉輝幸さん 品種は ひのはるか

経糸は綿の二本芯です。

 


一カ所に綿の経糸が二本入っているのが 綿二本芯です。

 

寸法通りに裁断した畳床にゴザを張るとこんな感じ。

 

 

 


続いて 畳縁の縫着です。

 

 

 

 


畳縁を縫着しながら 畳床を裁断して行きます。

裁断刃を良く研いでいるので、 裁断面もスッキリです。

お昼からは 外回りでしたので

本日の製作はここまで。

明日には 6畳全てが仕上がる予定です。

 

 

 

 

 

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葛城市のお客様の新調畳15畳 納品

8月20日

 

本日は お盆の間に仕上げていた

葛城市のお客様の新調畳15畳を納品してまいりました。

 

今回の見せ場は 9畳間の床脇の畳。

 

床の間の横にある 小さな畳ですが 

歪みあり 入れ込みありのナカナカの曲者でした。

 

今回も お客様の御厚意により

お部屋の畳の写真を掲載させて頂きますので、

そのあたりの仕上がり具合も含め

どうぞご覧くださいませ。

 



コチラ、入れ替え前の畳

 



そして、コチラが入れ替え後の畳です。

 

 

 

そして 今回見て頂きたい、9畳間の床脇の畳の仕上がりです。

 


床柱の方は 柱の下への入れ込みになっております。

 


御仏壇側の柱の微妙な歪みも 隙間無くキレイに仕上がっております。

 





その他の所も いつも通り バッチリ隙間無く仕上がり

今回もお客様に大変喜んで頂けました。

 

 

 

さて 明日からは 
香芝市のお客様の新調畳6畳の製作に取り掛かります。

 


コチラのゴザも 安心・安全の熊本県産畳表

生産者は泉輝幸さん  品種は【ひのはるか】 経糸は綿2本芯

 

予定通り、今週末に納品出来るよう

丁寧に仕上げさせて頂きますので

今しばらくお待ちくださいね。

 

 

 

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大和高田市のお客様の新調畳8畳の製作 完成

8月19日

 

有り難い事に

日曜日ではありますが、 いつも通り 本日もお仕事です。

 

今週末も 2件のご新規のお客様との打ち合わせ、採寸を挟みつつ

製作途中であった 大和高田市のお客様の

新調畳8畳の仕上げに取り掛かっておりました。

 


使用している畳表は、安心・安全の熊本県産畳表

生産者は田島功一朗さん 品種は在来種 経糸は麻綿W
本間サイズ・一番草。

畳縁は コチラの【ハト印・鋼】 無地の綿縁です。

 


仕事の方は、いつも通り。  畳床の裁断面はスッキリとなるよう

裁断刃を良く研ぎ、

角の仕上げは 畳縁の繊維の通りに気を付け

美しい仕上がりを心掛けております。

 


仕上がりは、こんな感じ。

シンプルで落ち着いた畳に仕上りました。

 

あとは 床の間の薄縁を仕上げて

今月末の納品に備えておきますね。

 

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大和高田市のお客様の新調畳8畳の製作

8月17日

 

先日より取り掛かっている 葛城市のお客様の新調畳15畳を

昨日に仕上げて

 

続いて

大和高田市のお客様の新調畳8畳の製作に取り掛かりました。

今回の現場は、日頃お世話になっている

大工さんのお家です。

 

イイ畳を作るので、今しばらくお待ちくださいね~。

 


さて、 今回 使用する畳表(たたみおもて=ゴザの事です)も

前回の葛城市のお客様の新調畳15畳に引き続き

田島さんの【蔵表・一番草】です。

 


コチラのお部屋は、関西間(本間サイズ)より少し小さい寸法なので、

ゴザは 通常より1目分内側を落として使います。

少しの気使いですが、これにより

仕上る畳は 美しく丈夫になる(チョットだけ)のです。

 


途中経過は、こんな感じ。

 


今回 使用する畳縁はコチラ。

昨年に発売された 新色の綿縁です。

ねずみ色っぽい 色合いの畳縁。

意外なのですが、綿糸の縁では 今まで無かった?色の畳縁だそうです。

 

畳表の縫着を全て済ませ 

引き続き 畳縁の縫着に進みたい所ですが、

 

一旦 中断して

香芝市のお客様の所へ 打ち合わせ&採寸に。

 

仕上げは 明日に持ち越しです。

 

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