ここ最近のお仕事です

11月15日

 

有り難い事に 今月も忙しくさせて頂いております。

 

 

先日に納品いたしました 新畳10畳半(四畳半と6畳)

今回は、賃貸物件への転居をお考えの

奈良市のお客様より御注文頂いたお仕事です。

 

数年前より、転居を計画し、

転居の際には、畳は必ず新品に替えようと

当店のチラシを大事に持っていて下さいました。

 

奈良市周辺にも畳屋さんが有る中、

当店へ御注文いただき 有り難い気持ちでいっぱいです。

お客様の期待に添うことが出来るよう、

今回も全力でお仕事に取り掛かりました。

 


お部屋の使用頻度や用途を伺って

あまり使用しない、荷物部屋?の

6畳間には

カビが生えにくく管理のし易い 和紙の畳を選んで頂きました。

 


よく使う四畳半には、天然イ草の畳表を。

ただし、賃貸物件ということもあり

予算は出来るだけ掛けないように

当店の畳で、一番お求めになりやすいランクの

外国産畳表を選んでいただきました。

 


で、コチラが和紙の畳表を使った新畳の完成品。

畳縁は2部屋共に

グリーンのアーガイル柄を選んで頂きました。

 


コチラは外国産の天然イ草を使った新畳です。

賃貸物件には、勿体ない?お値段以上の仕上がりとなりました(笑)

 

コチラの畳は、先日に納品済み。

いつも通り 寸法もバッチリ綺麗に納まりましたが、

写真の掲載はNGということで。

 

 

 

続いては、

先日より取り掛かっている

橿原市のお客様より御注文いただいている新畳の製作。

今回は4部屋目の畳です。

 

先に仕上げた他の3部屋は、関東間サイズでしたが、

今回のお部屋は、関西間サイズの畳です。

しかも、

関西間サイズの材料で造れる 最大の大きさ(約100×200)

で、仕上げていますので、

同じ1枚の畳でも、写真ほどの大きさの違いがあります。

 

 

 

 


切り込みの加工もバッチリ仕上がりました。

 

 


追加で発注いただいていた 御仏壇前の畳と

机の脚受け畳も完成。

 

これにて準備は全て整いましたので、

納品まで今しばらくお待ち下さいね。

 

 

 

 

続いては、

北葛城郡 上牧町のお客様より御注文頂いている

8畳間の畳張り替え工事です。

 

 


今回選んでいただいた畳表は、熊本県産畳表です。

生産者は、森崎和博さん。

お預りしている畳は、関東間サイズですが、

グレードが高く品質の良い

関西間サイズの畳表を あえて関東間サイズに落として使用いたします。

 

 

 


お預りしてきた畳です。

今回の畳は、隙間がいっぱいで、

大幅な調整が必要となります。

 

 

 


畳を分解した裁断面です。

 

上層の木質ボードに見える ポツポツとしたもの。

これは、前に仕事を納めた畳屋さんが

隙間の空いた所を誤魔化すために

現場で無理矢理にかき出した跡です。

 

後のこと(数年後の張り替え)を考えない

その場しのぎの荒技。

こうなると、後の修繕も大変なんですよね。

 

 

 

で、隙間の空いたところは、当て物をして丁寧に修繕と寸法調整。

 

ちなみに、

今回のお部屋、

全体で1㎝から2㎝の隙間がありました。

 


選んで頂いた 麻の葉柄の畳縁を付けて完成。

 

月末の納品まで、日焼けしないよう

大切にお預りしておきますね。

 

 

告知です

 

南たたみ店の YouTubeチャンネル を始めました。

当店の仕事を皆様に知って頂けるように

疲れた身体に鞭を打ち、夜な夜な動画製作をしております。

 

近日中には新作を上げる事が出来る予定ですので、

宜しければ、チャンネル登録もお願いいたします。

https://www.youtube.com/channel/UC5sqmMYrCuLXGfLA8xcXmEA

 

 

 

Facebookページはコチラ。

宜しければ、ページに いいね! をポチッとお願いいたします。

 

https://www.facebook.com/373tatamiten

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

 

 

橿原市にて畳替え 4部屋を新畳にて入れ替えです

11月10日

 

少し前に採寸を済ませていた

橿原市のお客様より御注文頂いた新畳の製作です。

 

先々週より少しずつ製作を進め、

本日は3部屋目に取り掛かっております。

 

まずは、先日に仕上げていた

隣り合った2部屋の新畳製作の紹介から。

 



コチラの2部屋に使用する畳表は、

田島功一朗さんの 【蔵表・本間1番草】 です。

 


関東間サイズの畳なのですが、

格上の本間(関西間サイズ)の畳表を使用。

こうする事で、

関東間サイズの畳表を使うより、丈夫で綺麗な畳に仕上がります。

 

この連続する2部屋には、コチラの畳縁を選んで頂けました。

 


今回、御注文頂いた4部屋には、

色違いのアーガイル柄の畳縁を使用いたします。

 

実は、そこそこ高級な畳縁なのですが、

当店では、追加料金が掛からない、

無料で選べる畳縁となっております。

 

※ 当店では、この他にも120種以上の畳縁が無料で選べます。

他店では追加料金が必要な最新柄の畳縁も多数有るんですよ。

 


畳の芯材は、建材畳床。

4部屋全て、3層タイプの畳床を使用いたします。

 


まずは、2部屋が完成。

 

続いて、寝室6畳、新畳の製作です。

 


コチラのお部屋に使用するのも熊本県産畳表です。

生産者は、宮永清敏さん。

 

先ほどの畳表と同じく、コチラも本間1番草で織られた上質な畳表なのですが、

田島さんの畳表よりもワンランク下の畳表となります。

 



先の2部屋の畳と何が違うの?

と、思うほど。

 

ワンランク下の畳と言っても

写真では、その差が殆ど分かりませんね。

 

さて、コチラのお部屋の畳もほぼ完成。

残りは、あと一部屋。

この日曜日には、ほぼ完成する予定でございます。

 

南たたみ店の YouTubeチャンネル 始めました。

写真では分からない、畳の仕上がり具合を動画で確認する事ができます。

コチラもぜひ覗いて下さいね。

チャンネル登録も宜しくお願いいたします!

 

https://www.youtube.com/channel/UC5sqmMYrCuLXGfLA8xcXmEA

 

 

 

Facebookページはコチラです。

https://www.facebook.com/373tatamiten

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

 

黒滝村のお客様へ新畳8畳を納品です

10月31日

 

午前中は、黒滝村のお客様の所へ

仕上げていた新畳8畳を納品してきました。

 

今回もお客様お客様のご厚意により

画像の使用許可をいただきました。

キッチリ綺麗に納まり美しくなった畳を

どうぞご覧下さいませ。

 

コチラ、入れ替え前の畳です。

 


畳の下に敷いていた新聞紙から察するに、

おそらく67年前の畳です。

 

あまり使わないお部屋&床下湿気がとても少ない良い環境でしたので

今まで持っていたんだと思います。

 

畳を撤去して、畳の下を綺麗に掃除した後、新畳を納めさせていただきました。

 

今回も隅々までキッチリ納めることが出来ました。

 

畳の納まり具合は、

南たたみ店YouTubeチャンネル でより詳しく見ることが出来ますので、

宜しければコチラもご覧下さい。

 

これから畳替えをお考えのお客様にも、有益な情報を発信して行きますので、

チャンネル登録も宜しくお願いいたします!!

 

南たたみ店YouTubeチャンネル はコチラ↓

https://www.youtube.com/watch?v=4Q3SfVvV-JY

 

南たたみ店 Facebookページ はコチラ↓

https://www.facebook.com/373tatamiten

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

黒滝村にて畳替え 新畳8畳の製作です

10月26日

 

先日より取り掛かっていた新畳の製作。

 

今回は、黒滝村のお客様より御注文頂いた

8畳間の新畳です。

 


使用する畳表は、コチラ。

今回のお部屋は、普段ほとんど使っていないお部屋で、

「畳もそんなに良いのは要らないんです。」

との事でした。

そんな訳で、選んで頂いたのは、外国産の畳表。

コチラを使い、今回もキッチリ丁寧に畳を仕上げて行きます!

 


畳の芯材には、建材畳床の2層タイプを使用。

 


ちなみに、当店の畳床の縫い幅ですが、

材料屋さんに特注して、全て40ミリ間隔で縫ってもらっております。

おそらく他店さんが使っている芯材よりも、

かなり縫い幅の間隔が狭いはず。

こうすることで、同じ材料を使った芯材でも、

シッカリとしたコシが出る畳に仕上がります。

 


畳に仕上げるとお客様には見ることが出来ない

芯材の裁断面。

コチラもいつも通り、スッキリ綺麗な切り口となっております。

 


畳縁は、今年出たばかりの新柄。

大宮縁・わさび・格子33番です。

先日に仕上げた、大淀町の賃貸物件の畳に引き続き、

今回も選んでいただけました。

 

畳は全て完成したので、

納品まで、今しばらくの間お預りしておきますね。

 

続きましては、

昨日にお預りしてきた

下市町のお客様より御注文頂いた

8畳間の表替えの製作です。

 


畳の芯材は、藁と藁の間に断熱材を挟んだ  通称・藁サンド畳床。

30年ほどお使いになられてますが、

まだまだ十分にシッカリしておりました。

 



それでも、部分的に傷みや隙間はあったので、キッチリ修正しておきました。

 


今回、選んで頂いた畳表は熊本県産畳表です。

生産者は、宮永清敏さん。

品種は涼風で、経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

本間サイズの1番草で織られた、丈夫で美しい畳表です。

 



畳は一晩お預りして、本日に完成。

午前中、橿原市にて採寸があったので、

完成した頃には、日が暗くなっておりました。

(お客様には事前に2晩お預りの許可をいただいておりました)

 

そんな訳で、

畳は、明日の午前中に納品させていただきます。

艶々の畳表と 新畳の良い香り、

楽しみにお待ち下さいね。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

奈良県橿原市にて畳替え リフォーム物件の畳替えです。

10月8日

 

先日、採寸にお伺いしてきた

橿原市にあるリフォーム物件の6畳間新畳。

 

 

今回は、他府県より移住のお客様。

 

古民家を購入し、

工務店さんへ リフォーム依頼をしていたのですが、

当店のホームページを見ていただき

畳は工務店さんの業者さんでなく、

当店へ分離発注していただけました。

 

 

お客様のご期待に添うことが出来るよう、

今回もいつも通り、丁寧な仕事を心掛け、

1畳1畳、キッチリ仕上げて行きたいと思います。

 

 

 


まずは、今回選んで頂いた材料の紹介です。

 

 


畳表は、熊本県産。

生産者は、森崎和博さん。 品種は涼風。

1畳あたりの重さは、約2,2キロとなっております。

 


畳表のグレードを見極める目安の1つとなる経糸の種類は、

綿糸の二本芯(綿々)。

 

麻糸が不足している昨今では、

今まで使っていた麻糸から

綿の二本芯に替えている農家さんが増えてきております。

 

 

 

 


畳床は、建材畳床の3層タイプ。

約3ミリの不織布クッション材を上部に入れ仕上げております。

 

 

 


畳縁は、麻糸と綿糸から生まれた天然素材100%の畳縁

大宮縁 【ラン】シリーズよりNo.20を選んで頂けました。

 

 

 

 

お部屋の寸法にに合わせて裁断した畳床に畳表を縫着。

 

 

 

続いて、畳床を裁断しながら畳縁を縫着します。

 

機械の管理はもちろんですが、

縫着針や裁断刃を最適な状態に保っておくことが、

畳の仕上がりの美しさや耐久性に影響してくるのであります。

 

 

 


畳縁を起こして隅を仕上げ、起こした畳縁を側面で縫い止め完成です。

 

 


くまモン。

 

 

 

リフォーム終了まで、今しばらくの間

完成した畳はお預りしておきますね。

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

奈良市の現場で畳替え お茶室の畳を製作です

10月4日

 

先日より取り掛かっている、奈良市の現場の畳製作。

 

今回は、お茶室の新畳6畳と

大きな床の間薄縁の製作です。

 

お茶室の畳なので、炉畳の製作と切り込み加工は必須となります。

 


炉畳は小さな畳ですが、使用する材料は、

切落とす分も含め、およそ半畳分の材料を使い、

 

 

製作の手間は、小さい故に機械にもかけにくく

半畳の畳を造る以上に掛かるのです。

 

まずは、お茶室の畳が完成。

 

 

続いては、別部屋の床の間薄縁の製作です。

 

コチラの畳は、長さが約1950ミリ、幅が約750ミリの大きな薄縁です。

厚みは、約2分半(約8ミリ)

 

畳表は、一般的な引目表を使い

畳縁は、お茶室の薄縁と同じ、銀色のタテワク柄の高麗縁を使用。

 

 

1間物の立派な床の間なのですが、

元々入っていた薄縁は、

ミシンで縫ったゴザ1枚をホッチキスで張り止めた

簡易的な物でした。

 

 

今回は、ホッチキスで張り止めるような仕事をせず

ポン と置くだけで納まるような造りに仕上げました。

 

 

 


製作は部分は秘密にしたい事が多いのでカット。

で、完成です。

 

 

 


チラっと裏面。

 

 


今回も綺麗に仕上がりました。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

奈良市の現場で畳替え 床の間の薄縁を張り替えします

10月2日

 

先日にお預りしていた 下市町のお客様の6畳間×2間の張り替え工事です。

 


お隣のお部屋も綺麗に納まり完成です。

 

続いては、

工務店さまより御注文頂いた奈良市の現場。

 

お茶室の新畳6畳とローカの畳1畳、床の間薄縁を2枚の製作に取り掛かります。

 

まずは、茶室6畳の床の間薄縁の張り替え工事です。

限られた御予算の中で、現状と遜色ないようキッチリ仕上げさせて頂きますね。

 


元々入っていたのがコチラ。

赤リュウビン表(大目)に九条縁で仕上げておりました。

 


スノコのような板に薄縁を張りつけ、床に納めております。

 


まずは、古いゴザを剥がして土台の掃除です。

ちなみに、

前回の畳屋さんは、ミシン縫いしたゴザをホッチキスで留めておりました。

 


古いホッチキスが錆びて無かったので、比較的に取り去るのが楽でしたが、

これが錆びていると、土台から抜き取るのが大変なのです。

今回は、この様な仕事をせずに、

土台を加工して、糸で縫い止めてゆく予定です。

 

 

まずは、上に乗せる薄縁の製作から。

使用する畳表は、青リュウビン表(小目)、

畳縁は銀色タテワク柄の高麗縁を使用します。

 



縫い上がった薄縁は、先ほどの土台に張り付けます。

 

 

 


土台の裏面には、ノコギリで縫い糸を通す道を加工します。

 


あとは、糸で薄縁の張りを調整しながら縫い上げて完成です。

 



イイ感じに仕上がりました。

 

続いては、

もう1枚ある薄縁の下準備とお茶室の新畳の製作準備。

 

今週末の納品に備え、明日から製作に取り掛かります。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

橿原市のお客様より、10畳間の座敷を新畳にて畳替え②

9月25日

 

 

先日に仕上げていた 

橿原市のお客様より御注文頂いていた

10畳間の新畳。

本日納品してまいりました。

 

今回もお客様の許可をいただいた上で、お部屋に納めた畳の写真撮影の他、

初めて作業風景の動画の撮影も行いました。

 

コチラの動画は、畳の製作時動画も合わせ、

近日中?にアップする予定ですので、

ご覧いただければ、

ブログより詳しく

当店の畳製作についてご理解いただけると思っております。

 

 

それでは、

畳の納まり具合をご覧下さい。

 

 

こちらは、入れ替え後の畳。

相変わらず、入れ替え前の画像は撮り忘れております。

 

 


使用した畳表は、熊本県産畳表。

田島功一朗さんの【蔵表・本間1番草】、品種は涼風です。

 

畳と畳の出合う所の納まり具合。 イイ感じです。

 

 

 

 

 



隅々の納まり具合もビシッとイイ感じ。

 

 

お客様にも大変喜んでいただけました。

 

この度は、数ある畳屋の中から当店を選んで頂き、

誠に有り難うございました。

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

橿原市のお客様より、10畳間の座敷を新畳にて畳替え

9月20日

 

先日より製作に取り掛かっている

橿原市のお客様より御注文頂いた

書院付き10畳間座敷の畳替えです。

 

現在使われている畳は、約50年ほど使用された物。

と、言いましても

普段、それほど使わない奥座敷の10畳間。

畳の状態は、ものすごく悪いわけでなく、

少し時間と手間を掛ければ、張り替えも出来そうな畳でした。

 

その旨をお客様にお伝えした上で、

お客様からは、

「今後の事も考え、今回の畳替えを機に

新畳での入れ替えをする事にします」

とのお返事をいただけました。

 



今回選んで頂いた畳表は、

安心・安全の熊本県産畳表。

田島功一朗さんの【蔵表・本間1番草】 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

品種は涼風です。

 


土台となる畳の芯材には、建材畳床3層タイプを使用。

芯材上部の保護材には、1ミリのフェルトを付けております。

 

少し太めの長いイ草は、穂先まで実が詰まり

とても良い感じです。

 

この作業段階では、

畳表の表面には、泥染め(製作工程上、必要な作業)の時に付く

天然染土がまだ付いているので、

畳表の表面全体が白ぼけて見えております。

 


柄縁にするか?無地系の縁にするか? 

ご家族の中でも意見が分かれた畳縁。

最終的に天然素材の綿縁(納戸色)にて決定していただけました。

 


畳縁を縫着するまでに、畳表の表面に付いている天然染土を取るために

畳表の上を2度掃除機でブラッシング。

その後、超固絞りのタオルで2回拭き掃除をしております。

 


畳床を傷めないよう

縫着機の針や裁断刃は、適切な状態に管理しております。

縫い穴、裁断面、共にスッキリ良い感じに上がっております。

 

 

 


掃除機掛けと、超固絞り、

そして最後に2回の仕上げ乾拭きをする事で

畳表の表面の染土が取れ

本来の艶が出た畳表。

味わいのある綿縁との相性もバッチリですね。

 

 

完成です。

 

ここ数年、欠品?していた

田島さんのQRコード付き生産者タグも

今回の入荷分からくまモン付きで復活しました。

 

畳は、近日中に納品の段取りをいたしますので、

今しばらくの間、お待ち下さいね。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

大和高田市と田原本町へ畳の納品と収納ボックス上の畳

9月17日

 

暫くの間、内緒?のお仕事をしておりましたので、

久しぶりの投稿となります。

 

コチラは、昨日に納品させていただいた4部屋分の新畳です。

 

長年お世話になっている工務店さまより御注文頂いた畳。

コチラの畳も守秘義務があるので、詳しい事は書けないのですが、

全て 安心・安全な熊本県産畳表 を使い仕上げた新畳となります。

 

今回も4部屋共に いつも通りバッチリ綺麗に納まりました。

 

続いては、

橿原市のお客様より、工場へ持ってきていただいた

 

収納ボックスの上に乗っている

薄畳の張り替え工事です。

 


コチラがお待ち頂いた畳です。

畳表は、畳用でなく上敷き用の諸目織り畳表が付いておりました。

 

2枚お持ち頂いたのですが、

1枚は畳縁を縫い止めている糸が、ほぼ切れており、

1枚は畳縁は付いているのですが、畳表が切れておりました。

 

 


今回の畳、

厳密に言うと、畳ではなく、

コンパネのような板に上敷き(ゴザ)を縫い付けてた物。

 

 


芯材が畳床でなく板なので、

上敷きを芯材に針と糸で縫い留める事が出来ないので、

全てホッチキスで留めておりました。

このホッチキスを取るのが、今回の作業で1番大変でした。

 

元々付いていた上敷きは、ミシン縫いで仕上げていた物で、

どうしても畳縁を留めている縫い糸が切れやすい構造になっておりました。

 

なので、

今回は、今までの畳のようにすぐ壊れないよう


丈夫な畳用の糸を使い、縫い糸が切れにくい構造になるよう仕上げました。

 



とりあえず、1枚完成。

 

もう1枚も明日中には仕上げますので、

今しばらくお待ち下さいね。

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。