奈良市にて高知県産の土佐表を使った畳替えです

11月13日

 

昨日にお預りしてきた

奈良市にお住まいのお客様の畳替え。

 

今回は ご夫婦の御希望により

高知県産の土佐表を使った 畳の張り替えとなりました。

 

 

生産者は 野村和仁さん・智仁さん

本間サイズの 麻引き表です。

作業を段取りよく進めるために、前日に下準備を済ませております。

 


昨日に畳を預かり、一晩だけお預りして本日納品です。

写真では分かりませんが、初回を含めて今回3度目の畳替えとなるの畳床は

まずまずの傷み具合なので

キッチリ修正しながらの作業です。

 


今回の畳は関東間(江戸間・五八間)なのですが、

使用している畳表は、

より上質なイ草を使った関西間(京間・本間)サイズの物。

 

関西間は関東間よりも大きなサイズなので、

畳表は写真のように 両端を大胆に切落とし使います。

こうする事で、仕上がった製品は美しく耐久性の良い畳に仕上がります。

 

 
昨夜は残業して畳を完成させ

本日、朝一番で納品です。

 

今回もお客様のご厚意により

納めた畳の写真を掲載させて頂きます。

 

高知県産畳表と 無地の畳縁(高田織物・ストリーム14番)。

今回で3回目の畳替え(当店は今回初めて)

仕上がり具合と納まり具合を どうぞ御覧下さい。

 

 
落ち着いた風合いの 良い和室に仕上がりました。

アフターの写真は撮り忘れましたが、

 

 
元々の畳は こんな感じに結構隙間が空いていたんですよ~。

 

今回もいつも通りに 隙間や段差はキッチリ調整しておきました。

畳の下からコードが出ているところは 

コードを圧迫しないように畳を加工しておきましたので、御安心下さいね。

 

奈良市での納品の後は

長年お世話になっている工務店さまの依頼で

京都府の新築現場へ畳の採寸でした。

遠くの現場でも 当店をご指名頂いている信頼に応えるべく

今回もキッチリ施工させて頂きます!

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

 

マンションの畳替え 厚み20ミリの薄畳です

11月11日

 

午前中は、昨日に仕上げていた

下市町のお客様の新調畳8畳を納品させて頂きました。

 


今回使っている畳表は

カビが生えにくく、管理のし易い和紙の畳表、ダイケン健やかおもてです。

湿気が多く、あまり使わないようなお部屋に適しております。

 

 

 

今回もいつも通り、キッチリ綺麗に納まりました。

 

お昼からは

香芝市のマンションにお住まいのお客様よりご依頼頂いた

厚み20ミリの新調畳の製作です。

 


昨日より取り掛かっているコチラの新調畳。

使用する畳表は 安心安全の熊本県産畳表。

生産者は、森崎和博さん、品種は涼風(本間1番草) 経糸は綿の二本芯です。

 


今回は、仕上がり厚が20ミリの薄畳です。

一般的な畳の約3分の1の厚みなので、軽くて作業もし易い?

と思われがちですが、

畳に関しては、薄くなればなるほど、作業はしにくく

手間が掛かり、大変なのであります。

 

 

 
通常の厚みの畳より、手間は掛かりましたが

良い感じに綺麗に仕上がりました。

 

納品まで、今しばらくお預りしておきますね。

 

仕事終わり前には、明日の畳替えの準備です。

 

 
明日は、

高知県出身のお客様よりの御希望で

希少な高知県産畳表 

【土佐表】を使っての畳の張り替えです。

 

久しぶりの土佐表、

製作するのが楽しみです。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

下市町にて畳替え 新調畳8畳の製作です

11月9日

 

昨日、一昨日の週末は

奈良県畳組合主催の技能講習にて

礼盤(らいばん)と呼ばれる

神社仏閣で使われる特種な敷物を製作しておりました。

 


今回製作する礼盤は、厚みが7分位の物。

もちろん、土台から全て手縫いで製作して行きますので

仕上がりまでは 2日ほど時間を要します。

 

お待ち頂いているお客様には申し訳ないのですが

更なる技能スキルアップの為なので

お許し下さい。

 


特種な技法なので 詳しいことは あえて書きませんが

気持ちを込めて 一針一針丁寧に仕上げております。

 


四隅の紋も綺麗に仕上がり 完成。

美しく仕上がりました。

 

さて、本日は

 

今週なかごろ納品予定の 

下市町のお客様の新調畳8畳を製作しておりました。

 

 
今回は少し湿気の多いお部屋。

お部屋の使用頻度も少ないので

お客様より

「カビの生えにくい畳で」

とのご要望でしたので、

 

和紙の表面を樹脂でコーティングしている

カビなどが生えにくく、管理のし易い

【ダイケン健やかおもて】を選んで頂きました。

 

 

 

 
畳床は 木質ボードと断熱材を組み合わせて作られた

建材畳床を使用しております。

 

畳と言えば、藁の芯材のイメージですが、

現在の畳は 

コチラの様な 藁を一切使っていない芯材が主流となっております。

 

 
畳縁は 人気のアーガイル柄。

今回はピンク色を選んで頂けました。

芯材を裁断するにも 良く研いだ裁断刃を使用しておりますので

裁断面はスッキリ、仕上がりもバッチリです。

 


明日のお昼前には完成予定。

お約束の日程までには 納品出来そうです。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

大和郡山市にて6畳間の畳替え 2部屋目

11月5日

 

昨日にお預りしてきた

大和郡山市のお客様の畳替え

12畳の内の後半戦、6畳間の製作です。

 

畳は昨日の物と同じく 19年前に当店が納品させて頂いた物です。

当店の仕事のスタイルは

その場しのぎの畳造りでは無く

数年後の張り替えのことも考え

キッチリ製作しているので、張り替え時に困ったことも特になく

製作は至って順調。

 

今回、問題があった事と言えば 畳に穴が空いていた事くらいです。

 

 
おそらく、何か鋭利な物を落としてしまったのでしょう、

畳表を貫通して、畳床にまで穴が空いておりました。

 

 
もちろん、この様な穴もキッチリ修繕しておきます。

 


畳床の傷んだ部分を切り取って

 


同じ厚みの木質ボードを埋込みます。

 


同じ厚みのクッション材を当てておき、最後にテーピングして完成です。

 


畳表は、昨日の物と同じ 熊本県産畳表です。

畳表を張ると

先ほどの修繕の後は 手で触っても分から無く仕上がっておりました。

 

 
畳縁は、昨日の物とは違う 地模様の畳縁です。

前日に畳を預かっていたので 畳はお昼過ぎには完成。

 

納めた畳の画像は使用NGですが

今回も隙間無く キッチリ綺麗に仕上がりました。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

大和郡山市にて6畳間の畳の張り替えです。

11月4日

 

本日は、長年お世話になっている工務店さまより依頼して頂いた

大和郡山市のお客様の畳替えです。

 

お部屋は6畳×2間

本日より、3日間での作業予定でしたが、

現場にて予定が変更となり

本日と明日の2日間で仕上げる事になりました。

 

片道1時間ちょい、現場着は9時

本来ならば、この時間からの即日納品は厳しいのですが、

コチラの畳は

19年前(平成13年)に当店が納品させて頂いた畳。

仕事はし易いはずなので、

何とかなるかも?と

とりあえず畳を持ち帰り 急いで作業開始です。

 


19年前の畳も

後の作業のことを考え、キッチリ畳を作っていたので

作業は効率は抜群、手直しもほとんど無く

仕事がはかどります。

 


当時使った畳表。 19年前も国産畳表を使って頂いておりました。

 


古い縫着糸などの撤去を嫁さまに手伝ってもらい

私は畳の製作に集中。

 

 
綺麗に裁断している畳床は

19年経った今も状態は良好でした(畳の劣化度や状態は、お部屋の使用頻度により変わります)

 

 

昼休憩も取らず、頑張った甲斐もあり

夕方5時頃には納品完了。

 

今回は納めた畳の写真の掲載はNGですが

畳はいつも通り 隙間無く綺麗に納まりました。

 

帰りに残りの一間を預かり 

本日の作業は完了。

久しぶりにハードな1日でした。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

宇陀市にて畳替え 国産天然イ草を使った新調畳です

11月3日

 

本日は祝日ですが、

当店は いつもと変わること無く通常営業です。

 

午前中は、和歌山橋本市のお客様との打ち合わせでした。

 

今使われている畳の状態をチェックさせて頂いたうえで

使用材料の見本を見ながらの打ち合わせ。

 

今回もお客様のご要望・ご期待に添えられるように

精一杯頑張りますので、今しばらくお待ち下さいね。

 

さて、先日より取り掛かっている

宇陀市のお客様の新調畳16畳(8畳×2間)の製作です。

 

 
作業は、順調に進み

本日は、仕上げの段階、畳縁の縫着をしておりました。

 


いつも通り、裁断刃などのメンテナンスはバッチリ。

丁寧に仕上げております。

 


畳縁は 麻の葉柄の畳縁。

今回も良い感じに仕上がっておりますよ~。

ちなみに、麻の葉柄は 

平安時代より使われている日本の伝統的な文様で

魔除けや 子供の健やかな成長を願う という意味合いがあります。

 

夕方からは 工務店さまより依頼を受けた

大和郡山市のお客様の畳替えの準備です。

 


今回使用するのは コチラの畳表。

 

熊本県産の天然イ草100%の上質な畳表をご用意させて頂きました。

 

多くの建築屋さんが 価格優先の中国産畳を指定する昨今、

当店がお取引させて頂いている工務店さまの多くは

お客様の事を思い、

日本国産畳を指定して発注して頂いております。

 

畳表の主原料である

イ草の生産農家さんは 年々減少し続け

6000軒以上あった農家さんも

来年には300軒を切ろうとしております。

 

日本独自の伝統文化である 畳を後世に残すためにも

このような工務店さまの存在は、非常に有り難い事であり

その期待に添えられるように

当店も全力で 良い畳作りに励みたいと思います。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

下市町と香芝市で新調畳の採寸、のち宇陀市のお客様の新調畳を製作

10月31日

 

午前中は 地元・下市町のお客様の所へ

6畳間の新調畳の採寸でした。

 

7年ほど前?に

8畳間の新調畳を納品させて頂いたお客様。

 

今回は6畳間のお部屋の御注文を頂きました。

先のお部屋同様に、今回もキッチリと仕上げさせて頂きますね。

 

お昼からは、香芝市のお客様の所へ

4畳半の新調畳の採寸です。

こちらはマンションの畳で、厚みが18ミリの薄畳です。

施工が難しい薄畳ですが

お客様に満足して頂ける畳に仕上げますので

今しばらくお待ち下さいね。

 

本日に採寸させて頂いた2軒のお客様、

どちらも特にお急ぎでは無い 

との事なので、

施工は、後日に取り掛かる事にして

 

 

仕事場に戻ってからは  

先日に採寸させて頂いた 

宇陀市のお客様の新調畳16畳(8畳×2間)の下準備に取り掛かりました。

 

 
今回選んで頂いた畳表です。

生産者は 田中耕助さん  品種は夕凪 

経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 


畳表の裁断を済ませた後は、畳床の裁断です。

採寸したお部屋の大きさや歪みに合うように

畳床を裁断して行きます。

 


畳床の断面です。

切り口がスッキリと切れるように 

小まめに裁断刃を研ぎながらの作業。

 

綺麗に切れた畳床と そうで無い畳床とでは

後の耐久性が 大きく変わってきます。

 

畳になってしまうと お客様には見えない所ですが

こういった所をキッチリ仕上げて行くのが、職人の仕事であります。

 


ちなみに、

畳を製作するときに出るゴミは

キッチリ分別したのち 

提携業者さんに引き取って頂いております。

 

さて、

畳表・畳床の下準備が済んだので

明日はコチラの畳を仕上げて行きます。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

 

鬼滅の刃の置き畳、南たたみ店でも取り扱っております

10月30日

 


 

この度、TVアニメ「鬼滅の刃」の公式ライセンスを取得した

「置き畳」を販売することとなりました。

置き畳は全部で6種類有ります。

オーダー頂いてから順にお作りしますので、

お届けまで時間を要しますが、ご了承下さいませ。

受注開始 2020年  11月1日(日曜日)より

問い合わせ  南たたみ店 (ホームページよりメールまたは、お問い合わせホームから)

価格 15,000/1枚(税別)

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 

以下 製品のご案内です。

 


品番 OT-01 竈門 炭次郎(かまどたんじろう)ver   

 

 


品番 OT-02  竈門 禰󠄀豆子(かまどねずこ)ver

 


品番 OT-03 吾妻 善逸(あがつまぜんいつ)ver

 


品番 OT-04 嘴平 伊之助(はしびらいのすけ)ver

 

  
品番 OT-05 冨岡 義勇(とみおかぎゆう)ver   

※冨岡義勇ver   のみ、畳縁の左右の柄が異なります。

 

 


品番 OT-06 煉獄 杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)ver

 

製品のサイズは全て、約820ミリ×820ミリ

厚みは、約20ミリ

畳の仕様は以下の通りです。

 

販売日まであと少し、

皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

2020年10月30日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

下市町にて新調畳6畳の納品

10月27日

 

午前中は 畳縁の交換作業から

 


10年ほど前に 畳替えをさせて頂いたお客様より

畳縁が擦り切れているので 見て欲しいと連絡が。

 

昨日に下見をさせて頂き、本日に施工です。

 


畳をめくると、畳の下には昭和39年の新聞紙

今回の畳、 少なくとも56年近く前の物でしょう。

 


サクッと仕上げて 作業完了です。

 

畳は50年以上使っているので 

畳床の傷みは激しいものの

畳表は、まだまだ十分い使えそうで

畳縁の張り替えで 十分に綺麗になりました。

 

続いては 同じく下市町で 1枚の畳替えでした。

「御仏壇にお供えをしてたスイカが傷み

畳の下まで果汁が・・・」 

と。

私の住む地域では良くあるお話しです。

 

少し前に御注文を頂いていたのですが、

お客様がお急ぎで無いので

気温が下がり 畳にカビが生えにくくなるまで(普段はあまりお使いで無いお部屋なので)

待って頂いておりました。

 


朝から畳を仕上げて 納品です。

畳表は 安心・安全の熊本県産を使用しております。

 


畳の色が他の畳と同じようになるまでは

あと10年近く掛かるかもしれませんが、

他の畳はあまり傷んでいないので 

今回は、全ての畳を替えるよりも

1枚だけの交換がベストだと思われます。

 

お昼からは ご近所さんの所へ 新調畳6畳を納品でした。

 

 
今回使用した畳表。

生産者は森崎貴英さん 品種は涼風 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

畳床は建材畳床を使用しております。

 

今回もお客様のご厚意により

納めた畳の画像を公開させて頂きます。

新しく納めた畳の仕上がり具合を どうぞ御覧下さい。

 


コチラは全体画像です。

多くの畳屋さんが ブログやSNSなどで同様の画像をアップしておりますが

ハッキリ言って

この様な遠くから撮った画像だけでは

畳屋の仕事の善し悪しは分かりません。

 


この畳は 柱の所を境に 大きく寸法が違っております。

 

 
少し暗い写真ですが、コチラの柱は2ミリほど部屋の内側に入り込んでおります。

 

 

当店では 仕事に自信があるからこそ

このように近くに寄った画像をアップしております。

 

今回も寸法キッチリ 綺麗に仕上がりました。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

自治会のサロンにて畳コースター作りです

10月26日

 

本日は 下市町内の自治会主催のサロンにお招き頂き

畳コースター作りでした。

 

 


本日の体温です

体調共に絶好調。

今年初のイベント。楽しみです。

 

 


今回は歯科衛生士さんの講演の後、

お時間を頂いてコースターを作って頂きました。

 

参加者の皆様も 

今年初の物作り体験だそうで、楽しんで頂けたようです。

 


コースター作りは

畳表に千代紙を貼り付ける簡単な作業です。

今回は 5種類の畳表と20種類くらいの千代紙を用意させて頂きました。

コースターを作る作業よりも

畳表の色と千代紙の色を決めるのが楽しいのかもしれませんね。

 

ほんの1時間ほどの作業でしたが

普段の畳作りとは違う 

とても新鮮で貴重な時間。

 

ほっと一息、

参加者の皆さんに元気を分けて頂きました。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

2020年10月27日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ