奈良の畳屋日記

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北葛城郡広陵町にて畳替え 縁なし畳から縁付き畳へ

8月5日

 

一昨日の納品です。

 

午前中は、広陵町のお客様へ新畳の納品でした。

 

今回のお客様は、お世話になっている工務店さまの

協力業者仲間さんから御紹介いただきました。

いつも当店のことを気に留めていただき、誠に有り難うございます!

 

 

さて、今回のお部屋、四畳半のお部屋で、

現状では縁なし畳が入っておりました。

 

打ち合わせ当初、お客様は現状の畳と同じ、縁なし畳での施工を御希望でしたが、

縁なし畳のメリット・デメリット

(畳のデザイン、初期費用や数年後の張り替え時のランニングコスト、

耐久性など)

をキッチリ説明させていただいた結果、

畳の敷き方を少しアレンジした、縁付き畳での施工を決定していただきました。

 

 

 

北葛城郡広陵町で畳替え
熊本県産畳表

まだ子育て真っ最中! と言うこともあり

選んで頂いた畳表は、熊本県産の中でも入門クラスの畳表です。

(あまり上質な畳を入れても、お子さんが小さなうちは、すぐに傷めてしまいますからね)

 

熊本県産畳表
とは言え、経糸は綿糸の二本芯(綿々)で、

生地の厚みも十分に有る畳表なんですよ。

 

 

広陵町のお客様の畳替え
畳の厚みは、少し薄めの約30ミリ。

芯材の仕様は、25ミリ木質畳ボードと

2ミリ厚紙の組み合わせです。

この芯材の一番下に入れている2ミリの厚紙が、とても良い仕事をしてくれてます。

 

 

 

広陵町のお客様の薄畳
畳縁は、畳が日焼けした時に馴染むよう

淡い色合いの畳縁を選んで頂けました。

 

 

広陵町のお客様の縁なし畳
コチラは入れ替え前の畳です。

 

 

広陵町で畳の入れ替え工事
で、入れ替え後の畳がコチラ。

通常の畳の敷き方と違い、半畳の畳を2枚増やして

畳の並びが全て一定方向になるように敷き変えました。

 

畳の敷き方を少し変えることで、

お部屋全体の印象もスッキリ。

掃除機をかける際にも

畳の目の方向が一定なので、とても楽に掛ける事が出来ますね。

 

コスト的にも、縁なし畳にするより

圧倒的に低価格で仕上がりますので、お財布にも優しい。

良いこと尽くしで 店主一押しの敷き方であります。

 

 

 

 

広陵町での納品後、お昼からは

仕上げていた古民家の新畳の納品です。

 

現場は、地元・下市町。

お部屋は6畳×3部屋の18枚。

 

カンカン照りの青空の下

古い畳を全て撤去。

いつも通り、畳の下の床板も綺麗に掃除してから

新しい畳を納めさせて頂きました。

 

 

 

吉野郡下市町で新畳の入れ替え
今回は、戸建ての賃貸物件ということもあり、

お客様の御希望で、

畳には、コストを抑えた外国産の畳表を使用しております。

 

吉野郡下市町で畳の入れ替え

バタバタしていたので、

今回はビフォアーの写真は無いのですが、

古い畳の中には、50年以上前の畳もありました。

 

隙間だらけの畳で、歩くとフワフワしていたお部屋ですが、

畳を入れ替えて、

お部屋はパッと明るく、

隙間も無くなり、歩いてもフワフワ感が無くなりました。

 

 

 

午前の広陵町、午後の下市町

どちらのお客様の畳もバッチリ綺麗に納まりました。

 

 

お客様にも大変喜んで頂き何よりです。

 

この度の御用命、誠に有り難うございました。

 

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

和歌山県橋本市にて畳替え お茶室の畳張り替えです

8月4日

 

先日に納品させて頂いた

和歌山県橋本市のお客様より御注文頂いた

四畳半のお茶室の畳張り替え工事です。

 

 

今回のお客様、4年前にお仕事をさせて頂いた

橋本市のお客様よりの御紹介です。

ちなみに、その時の畳がコチラ。

 

熊本県産の畳表と、カワイイ花柄の畳縁で仕上げた6畳間の新畳でした。

Iさま、この度は御紹介いただき 誠に有り難うございました。

 


で、今回お預りしてきた畳がコチラ。

 

畳の芯材は、上下が藁で、その間に木質ボードと断熱材を挟んだもの。

畳表は、おそらく外国産(中国四川省産)の最高級グレードの畳表(麻の二本芯・麻W)

が付けられておりました。

 

 

 

今回は、日本国産(熊本県産)の畳表で張り替えさせていただきます。

畳表の生産者は、宮永清敏さん。 品種は涼風。

経糸は、麻と綿糸の二本芯(麻綿W)で、本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 

 

 

 


お茶室なので、炉の畳も製作です。

小さな畳ですが、材料は半畳分を使用。

造る手間は、

半畳サイズの畳を造るよりも大変なのであります。

 

 

 


完成です。

 

 


半畳の畳のL字型切り込み部分には炉縁が入ります。

なので、炉縁にキズが付かないように

角の部分には、ホッチキスなどの金気を見せず

手縫いで糸を掛けて仕上げております。

 

 


納品完了。

 

 


今回も隙間や段差は、出来る限り調整済み。

キッチリ綺麗に仕上がりました。

※炉の部分は、畳や炉縁が出し入れし易いよう、少し寸法を甘く仕上げております。

 

この度の御用命、誠に有り難うございました。

 

 

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大和郡山市にて6畳間の畳張り替え工事です

7月25日

 

コチラも昨日に納品させていただいた

大和郡山市のお客様より御注文頂いた

6畳間の畳張り替え工事です。

 

畳は数日前にお預りしてきた物で、既に完成済み。

まだ仕上がってなかった

床の間の新畳を

午前中に仕上げて、お昼から納品です。

 



畳の厚みは、4分(約12ミリ)。

6畳間の張り替えに使った畳縁が、タテワク柄だったので、

コチラの床の間の畳縁も タテワク柄をお勧めしました。

 

お客様にも気に入って頂き、みごとに採用。

 

一昨日にお預りしてきた三郷町のお客様の納品と同時に

コチラのお客様の畳も納品させていただきました。

 

 

今回は、ビフォーの写真こそありませんが、

綺麗に仕上がった畳をどうぞご覧下さいね。

 

お部屋全体の感じです。

 

 


コチラの部分、張り替え前は隙間が空いており

お客様が気になっていた所なのですが、

寸法を調整し直し、お客様も満足の仕上がりとなりました。

 

 

 


畳表の生産者は、東家聖治さん。

畳を入れ替えたあと、お客様が素足でお部屋に入った第一声は、

「あ、全然ちがう」

でした。

なんか、とても嬉しい一言です。

 

畳縁は、

なぜか最近、続けて選んで頂いている畳縁。

 

 


ちなみに、コチラの畳は先日の五條市のお客様宅の畳

畳表の生産者は、田島さんです。

 


コチラの畳は、その前に納めさせていただいた大淀町のお客様の新畳。

畳表の生産者は、宮永清敏さん。

 

写真では、それぞれの畳表の違いが

あまり分かりにくいのですが、

実物の畳表を比べると、なかなかに違っているのです。

 

この違いは、御見積りで。 

ぜひ実物を見て、触れて、その違いを比べて下さいね。

 

 

 

 


午前中に仕上げた床の間の畳。

仕上がりは、この様な感じになりました。


厚みも寸法もバッチリ。

綺麗に仕上がりました。

 

今回もお客様のご期待に添うことが出来るよう

精一杯の技量で畳を仕上げました。

数ある畳店の中から当店を選んで頂き、誠に有り難うございました。

次回の畳替え時も宜しくお願いいたします!

 

 

 

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生駒郡三郷町にて畳替え。新畳と張り替え工事です。

7月24日。

 

昨日にお預りしてきた

三郷町のお客様の6畳間張り替え工事を

午前中に仕上げ、

午後から納品させていただきました。

 

今回は、7年前に8畳間の張り替え工事を御注文頂いたお客様よりの

追加での御注文。

 

それと同時に、ご近所様の6畳間新畳入れ替え工事も紹介して頂けました。

 

 

まずは、先日に納品させて頂きました

新畳のご紹介から。

 

 


今回の新畳に使用した畳表は、

写真手前の畳表。

熊本県産畳表で、生産者は井上民雄さん。

経糸は、綿のシングル。  品種は、ひのみどり です。

 

 

 


畳の芯材は、建材畳床の2層タイプです。

畳床の裁断面も、良く研いだ裁断刃でスッキリです。

 

 

 

御仏壇の有るお部屋なので、

落ち着いた黒地の亀甲柄の畳縁で仕上げました。

 

 


長い床の間の畳も 同時に御注文頂きました。

 

 


青リュウビン表に金黒の高麗縁(中紋)で仕上げております。

 

 


厚みは、なんと約10ミリ。 とても薄い畳です。

 

 


コチラは入れ替える前の畳です。

40年近く使われた畳で、まずまずの傷み具合でした。

お客様も新畳への交換を望まれたので、

今回は、芯材ごとスッキリ入れ替えです。

 

 


古い畳を引上げて、キッチリ掃除をしてから新畳を納品。

で、

入れ替えた畳がコチラ。

いつも通り、寸法もバッチリ。イイ感じです。

 

 

 

 


同時に床の間の畳も入れ替えです。

 

入れ替え前の物は、ミシンで縫ったゴザをホッチキスで張り止めただけの

雑な造りの物でした。

経年でホッチキスも錆び、見た目にも悪く

せっかくの床の間が台無しですね。

 

 


新しく仕上げた畳は、寸法もバッチリ。

リュウビン表と高麗縁で、高級感のある床の間へと生まれ変わりました。

 

 

 

続いては、

昨日にお預りしてきた6畳間の表替え工事です。

 

 


入れ替え前の畳。

所々に隙間や段差が有りますが、

張り替えと同時に寸法を調整する事で、何とかなりそうです。

 

 


コチラが張り替え後の畳です。

 

 

微妙な隙間も・・・

 


出来る限りの範囲で調整させて頂きました。

 

 

 

全体的にもイイ感じ。

熊本県産畳表の爽やかな香りが、お部屋イッパイに広がっておりました。

 

前回に引き続き、

今回も数ある畳屋の中から当店を選んで頂き、

誠に有り難うございました。

 

 

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大和郡山市と三郷町にて畳の張り替え工事です

7月23日

 

先日にお預りしてきた

大和郡山市のお客様より御注文にただいた

6畳間の張り替え工事と

床の間の畳の新調工事です。

 


今回の張り替え工事に使用する畳表はコチラ。

 

生産者は東家聖治さん。【聖和・本間1番草】

品種はせとなみ。 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)です。

 

 

 


「暫くの間、お部屋に畳が無くても大丈夫ですよ」

とのお言葉に甘えて、

打ち合わせの日に畳をお預りしてきました。

 

お預りしてきた畳ですが、使用年数は浅く

お部屋での納まりも良く、

外からの見た目は美しいのですが・・・

 


畳を分解すると、こんな感じ。

前に施工した畳屋さん、切れやんだ裁断刃を使っていたようで、

切り口はボロボロ。

何とか張り替えをすることが出来ましたが、

少し残念です。

住宅件数が多く、いろいろな業者が入っている

都会の方のお仕事では、この様な畳をよく見かけますね。

 


気を取り直して、施行の方は仕上げの段階へ。

 

畳縁は、なぜか最近

続けて選んで頂いている

【たてわくに縞と梅】柄で仕上げて完成です。

 

 


床の間の新畳には、赤リュウビン表を使用。

明日の午前中に、仕上げに取り掛かりますね。

 

 

 

続いては、

本日の午前中にお預りしてきた

三郷町のお客様より御注文にただいた

6畳間の張り替え工事です。

 

 



使用する畳表は熊本県産畳表。

生産者は、尾崎信孝さん。 品種は、ひのはるか

経糸は、綿の二本芯(綿々) 本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 

 

コチラのお客様は、

7年前にも8畳間の張り替え工事を御注文にただいたお客様です。

今回は、6畳間の張り替え工事と同時に

畳替えを考えている

ご近所さんを紹介してくださいました。

 

本当に有り難い事です。

どちらのお仕事も、ご期待に添うことが出来るよう

キッチリ丁寧に仕上げさせて頂きますね。

 

 

 


お預りしてきた畳は、およそ30年ほど前の物。

 


使われていた芯材は、稲藁の間に断熱材を挟んだ、通称・藁サンド畳床。

前の畳屋さんが、丁寧な仕事をされていたので、

作業は順調に進みました。

 

 


スッキリ綺麗な畳表です。

 


畳縁も当店では初めてとなる柄を選んで頂けました。

 

畳の方は、ほぼ完成。

 

明日の朝から残りを完成させて、

予定通り、お昼には納品させていただきますね。

 

 

 

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