奈良の畳屋日記

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銀鼠色のヘリ無し畳

12月4日

 

先週末のお仕事。

この週末は、山間部から街場まで、移動距離がスゴイ事に。

 

2日の土曜日は、川上村へ表替え6畳を納品

 

 

その後、和歌山県のお客様の所へ打ち合わせに。

 

コチラの現場は、玄関ローカから、キッチン、洋室まで

全てを畳に替える 面白そうなプランです。

ただ今、お見積り中。  どうなるかなぁ?

この日のお仕事の総移動距離410キロ。

 

 

3日の日曜日は、大阪市・住吉区まで新調畳を納品に

 

今回は、厚み20ミリの縁無し畳の入れ替えでした。

今回もお客様の御厚意により、お部屋の畳の写真を掲載させて頂きます。

 

これから 縁無し畳に入れ替えようかな?

と考えているお方がいれば、参考にして下さいね。

 

 


コチラ、入れ替え前の畳。 セキスイ美草畳表を使った縁無し畳です。

 

今回は、コチラの黄金色の畳表から

ダイケン和紙畳表、清流・銀鼠色を使ったヘリ無し畳に入れ替えます。

 


こんな感じになりました。

 

 


ちなみに、こんな厚みの畳でした。

 

 

コチラの現場への移動距離は、往復約110キロ。

 

皆様、お近くに畳屋さんがあるにも拘らず、

吉野の山奥の畳屋へご注文頂き ホントに有り難うございました。

いやはや、ホント嬉しいなぁ~

日々の御縁に 大感謝です。

 

 

 

さて、本日のお仕事です。

朝一番で、川上村へ表替え8畳をお預りに。

 


持ち帰り、さっそく施工開始です。

 

 


今回の畳は、これが初めての畳替え。

畳床は、ワラの間にスチロールの断熱材が入った

通称・ワラサンド。

 

 


隙間を埋める為に、当てゴザをして、畳床を大きくします。

 


これからのお部屋の使い方や使用頻度などを

お客様と相談した結果、今回は中国産の畳表を使用致しました。

 

一晩、お預かりして 明日の午後に納品出来るように仕上げる予定です。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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お問い合わせ、お待ちしております。

とあるお寺さんへ新調畳14畳を納品に

12月1日

 

本日の納品。

先日より仕上げていた とあるお寺さんの新調畳14畳です。

 


今回も 大工さん、檀家総代さんの了解を得たうえで

納めた畳の写真を掲載させて頂きました。

 


コチラは、内陣の2畳。

 


続いて外陣の12畳。

 

 


別角度からも


当たり前の事ですが、柱のクセなどもバッチリ・キッチリです。

 

過疎が進む 田舎のお寺さんは、お寺の維持も大変だそうで、

今回もご予算に合わせ、お値段以上の価値がある畳を納品させて頂きました。

 

続きまして、近日中に納品する

大阪市のお客様の新調畳。

 

 


使用するのは、ダイケン和紙畳表、清流・銀鼠色。

今回の畳は、仕上がり厚、約20ミリの ヘリ無し畳です。

 

 


当店では、初めて使う色の畳表。

納品が楽しみです。

 

 

 

続きまして、次に取り掛かる予定の

黒滝村のお客様の新調畳8畳の製作準備です。

 

 


コチラもダイケン和紙畳表です。

カラーは白茶色。

 

 


畳の寸法に合わせ、ゴザを裁断。

 

 

明日以降の仕上げに備え、丁寧に準備を整えておきます。

 

 

 

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川上村のお客様の四畳半新調畳の製作

11月29日

 

いつもより早く出勤して

昨夜に仕上げきれなかった

とあるお寺の新調畳14畳の仕上げです。

 

10時過ぎには全て仕上がったのですが、

時すでに遅し・・・ 雨がポツポツとしてきたので、納品は延期。

 

なので、予定を変更して

明日香村へ新しいお仕事の打ち合わせに。

 

夕方からは、先日に8畳6畳の表替えを納品させて頂いた

川上村のお客様の 四畳半新調畳の製作に取り掛かりました。

 

 

前回、納めさせて頂いた8畳6畳間です。

コチラのお部屋は、あまり使わないお部屋と言う事で、

中国産畳表を選んで頂きましたが、

今回は良く使う居間と言う事もあり、

熊本県産の畳表を選んで頂けました。

 

 

田島功一朗さんの【蔵表】 経糸は、麻シングル


経糸とは、畳表の中に通っている糸の事を言います。

(ちなみに、真ん中あたりに見える紺色の麻糸が熊本県証糸です)

混紡、綿糸、麻糸 

おおむねこの3種類の糸の組み合わせによって 経糸は作られております。

【麻シングル畳表】とは、
写真の様に1カ所に麻糸が1本入っている畳表の事を指します。

 

 

 


コチラは、前回に納めた8畳6畳の表替えに使った畳表。

1カ所に綿糸が2本の 綿二本芯畳表(中国産)です。

 

一見、綺麗な畳表ですが、

イ草の質、ゴザの織り方、ゴザの仕上げのレベル

今回使う田島さんの【蔵表】とは

全く比べものになりません(もちろん蔵表の方が上です)

 

 

畳表(ゴザ)は、初めは全て緑色。

大事なのは、数年経ったのちの 日焼けの仕方と耐久性なんです。

 

使用頻度が同じならば、

良いゴザほど美しく焼け、長く使って頂けます。

 

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とあるお寺の新調畳の製作

11月28日

 

本日は、とあるお寺さんの新調畳14畳の製作です。

 

昨日に下準備をしていた材料を縫い合わせ仕上げて行きます。

 


畳表(ござ)は中国・四川省産です。

 

 



畳床は建材畳床Ⅱ型。 刃物の手入れは万全、裁断面もスッキリです。

予算内で、出来るだけ良い物に仕上げて行きます。

 


畳縁は無地の茶縁です。

 

 


途中で、橿原市の現場へ行き、
お客様との打ち合わせを挟んだので、

今日は少し残業。

 

明日の午前中には全て仕上げ

雨が降り出すまでに納品出来るとイイなぁ・・・。

 

 

 

 

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橿原市へ新調畳10畳半を納品に

11月27日

 

本日は、橿原市のお客様の所へ

新調畳6畳・4畳半の計10畳半を納品でした。



いつも通り、なんの問題もなくバッチリ綺麗に納まりました。

 

続いては、以前に大工さんに同行して 打ち合わせ済みの

大阪、黒門市場の現場の畳の製作。

 

コチラは、9畳のお部屋の内、2畳のみを畳替えします。

 

 



こんな感じに傷んでいた畳。

結局、雨漏りでカビが生えた畳床は処分して

新しく新調畳で作り変える事に。

 


サクッと完成。 いつも通りの畳に見えますが、

お部屋に残っている7畳の畳に合わせ

畳縁を当店の標準幅より 1,5㎜細く仕上げております。

 

ほんのチョットの差ですが、

実際の所、畳縁の幅が1,5㎜違うと かなり違和感を感じるものなのです。

部分替えの際には、このような所への気遣いが大切なのであります。

 

 

 

さてさて、続きましては、

とあるお寺の本堂の新調畳の製作準備です。

コチラは、中国・四川省産の畳表。

畳床は、建材畳床を使用。

本日は、畳表(ゴザ)と畳床を寸法に合わせて裁断。

明日からの製作に備え 準備万端でございます。

 

 

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