奈良の畳屋日記
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とある神社様の新調畳24畳の製作
5月1日
平成も終わり 新しく令和の時代が始まった この大型連休
南たたみ店は普段と変わらず お休み無しで仕事に励んでおります。
平成最後、令和最初のお仕事は
とある神社様より依頼頂いた 本殿の新調畳24畳の製作です。
ひのさらさ 本間(関西間)サイズ1番草
生産者は 萩平成一さんです。

3年前に畳表の製織研修でお世話になった 萩平さん
この ひのさらさ という畳表を作るのに
どれだけ手間と苦労が掛かっているのかを知っているだけに
いつも以上に気が引き締まります。
ちなみに、この JA熊本ブランド畳表 ひのさらさ ですが、
本間(関西間)サイズと五八(関東間)があるのですが、
名前は同じ ひのさらさ でも全くの別物なのです。
本間サイズが1番抜きのイ草(その時に採れた一番長く良質な草)であるのに対して
五八サイズの物は2番抜き・3番抜きのイ草で織られております。
もちろん仕入れ価格も大きく違います。
最も良い物は 1番抜きの本間サイズの畳表 と覚えておいて下さいね。

畳床は建材畳床Ⅰ型(オールボード畳床) 軽量畳ボード不使用です。
この建材畳床Ⅰ型も 軽量畳ボードを使った安価な物があります。
軽量畳ボード使ったⅠ型は、
仕入れ値が安いのですが
木質ボードが柔らかくて経年のヘタリが気になるので 当店では殆ど使いません。
良心的な畳屋さんは必ずこの事を説明してくれるはずですが、
もし、そうでない場合
経年の凹みが気になって建材Ⅰ型を使う場合は
軽量畳ボードを使わないで
と 畳屋さんにお願いする事をお勧め致します。
イ草の質も しなやかで粘りが有り 文句の付けどころが有りません。
コチラの畳は 明日以降に 白中紋の高麗縁で仕上げてゆきます。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
葛城市と宇陀市へ新調畳の納品でした
4月28日
昨日に取り掛かった 葛城市のお客様の新調畳8畳の製作
江嶋久さんの 金剛表 品種は夕凪 経糸は麻綿Wです。
5月に帰省される御家族の為にも何としても仕上げて納品したいので
仕事の段取りをすべて変更して頑張りました。
昨夜は残業して 本日の朝一番で全て完成。
そして納品です。
いつもながらですが、隙間などの調整もバッチリ。
お客様がご希望された納品日までに間に合い何よりでした。
お昼からは宇陀市のお客様の所へ新調畳6畳×2間の納品に。

コチラのお部屋の畳表は、和紙の畳表(ダイケン健やか表)を使用しております。
畳床は、今どきの主流 ワラを一切使っていない建材畳床です。

家具がイッパイのお部屋も問題なし。
安心してお任せくださいね。
移動のついでに箪笥の裏などのホコリもキレイに掃除しておきました。
まずは1部屋目が完了。
続いてのお部屋です。


コチラのお部屋に使っている畳表は
当店でじっくり熟成させた JA熊本ブランド畳表
【ひのさらさ】 を使っております。
生産者は 清田主税さん 経糸は麻W(麻二本芯)
奈良県の畳屋さんでも このクラスの畳表を在庫でもっているお店は少ない
(地方問屋さんクラスでも在庫していないかもです)
ほとんど店主の趣味で在庫しているような超高級畳表です(笑)

コチラのお部屋も いつも通り 隙間無くキレイに納まりました。
これで4月の納品は 全て完了?
明日からは平成最後であり 令和最初のお仕事に取り掛かります。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
葛城市のお客様の畳替え16畳 表替え8畳と新調畳8畳です
4月26日
ここ最近のお仕事です。
下市町のお客様よりご注文頂いている畳替え24,5畳
そのうちの4畳半と6畳の新調畳を製作しておりました。
JA熊本ブランド畳表 ひのさくら
生産者は吉田一哉さん 品種は ひのみどり 経糸は麻綿W
1畳半は 写真のような細長い畳となります。
完成です。
続いてのお仕事は 先日に急遽依頼いただいた
葛城市のお客様の畳替え8畳間×2部屋の16畳です。
連休にご家族が6年ぶりに帰って来られるとの事。
そんな訳で、リミットの30日までに納品できるように
全ての段取りを組み替えて 仕事に取り掛かります。
畳床は30年近く使ったワラの畳床です。
古い畳表は熊本県産でした。
新しく使った畳表は 安心・安全の熊本県産
生産者は森崎貴英さん 品種は涼風 経糸は麻糸です。
そして納品。



結構隙間のある畳でしたが、
出来る限り調整して綺麗に仕上がり納品完了。
帰りに新調畳にする 残りの8畳間を採寸。
日曜日に納品出来るように頑張って仕上げます!
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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吉野郡下市町にて畳替え 即日納めの8畳間表替えです
4月23日
本日のお仕事は 地元・下市町のお客様の畳替えです。
朝引き上げ、夕方納品の表替え。
お部屋は8畳間です。
嫁様に畳に付いている古い糸などを解体してもらい
私が畳表を縫着して行きます。

今回使用している畳表は、昨日の日記にも書いております。
松田眞一さんの畳表 品種は ひのはるか
経糸は綿二本芯、本間サイズの畳表です。
この後、畳表を掃除して畳縁を縫着して行きます。

今回の畳縁は、もうすぐ令和 と言う事で 白梅柄の畳縁を選んで頂けました。

今回の様に急いでいる時には ココでも嫁様に助けてもらい
畳表の掃除をしてもらいます。
ちなみに掃除は
掃除機でブラッシング→超カタ絞り×2回→乾拭き×2回 !!
と、ものすごく手間が掛かっております。
ナカナカ他の畳屋さんでは ここまで綺麗にしてくれませんよ~
今回は お部屋全体の写真はNGなので、
細かな所の写真をご覧ください。
今回もイイ感じに仕上げる事ができました。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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お問い合わせ、お待ちしております。
宇陀市のお客様の新調畳12畳の製作 完成
4月22日
先週末は 宇陀市大宇陀のお客様の新調畳6畳×2間の製作をしておりました。

こちら、先に仕上げていた6畳間の畳。
畳表は和紙の畳表を使っております。
今週末に仕上げていた6畳間に使っていた材料はコチラ。


JAくまもとブランド畳表 ひのさらさ 本間1番草 経糸は麻W
生産者は 清田主税さん
当店でじっくり熟成させていた とても上質な畳表です。

熟成畳表なので 色合いこそ冷めているものの
十分すぎるほどに美しい畳表です。
当店の国産畳表は 基本的に織り上げたすぐの物でなく
織り上げてから数か月以上に寝かせた熟成畳表です。
※なぜ熟成畳表を使うのか? 気になる御方は打ち合わせの時にお聞きくださいね。
製作途中に御新規のお客様の御見積もりや打ち合わせを挟んでいたので、
完成したのは 本日夕方となりました。
これで、宇陀市のお客様の新調畳12畳は全て完成です。
連休までには納品できるように調整させて頂きますので、
今しばらくお待ちくださいね。
続いては 明日に取り掛かる表替えの準備です。
明日は即日納めの表替えなので、段取り良く仕事が出来るように
キッチリと材料の下準備をしておきます。
今回、選んで頂いたのは 安心・安全の熊本県産の畳表。
生産者は 松田眞一さん 品種は ひのはるか 経糸は綿の二本芯
今回の畳は 関東間サイズ(基本サイズが小さい)の畳なのですが
使用するのは 関西間サイズ(基本サイズが大きい)の畳表を使います。
長いイ草を使って作られた関西間サイズの畳表の
両端を切り落とし
真ん中のより美しく丈夫な部分のみを使って仕上げたいと思います。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。











































