奈良の畳屋日記
ブログ一覧
下市町の新築現場へ8畳新調畳の納品
4月25日。
午前中は、下市町の新築現場へ新調畳の納品でした。
お客様よりのご注文で、畳の下に防虫シートを敷いてからの納品です。


今回の新調畳に使用した材料は
畳表が、安心・安全の熊本県産畳表 中村公俊さんの『夕凪』
畳床は、建材畳床でした。
今回の畳もいつも通り、隙間無くキレイに納まりましたよ。
続いて、大淀町のお客様の所にて打ち合わせ。
入れ替え予定のお部屋は、1階6畳と2階8畳の2部屋です。
まずは、1階のお部屋。
コチラの畳はずっと布団を敷きっぱなしにされていたようで、
湿気で畳の一部が傷んでいました。

畳は一度表替えをしているようです。
よく使っているお部屋のようで、畳床自体も結構痛んでいたので、
こちらの6畳は新調畳にする事をお勧め致しました。
続いて2階のお部屋です。


畳をめくると、畳の下に古新聞が敷いてありました。
昭和54年の新聞・・・ つまり畳は36年前の物ですね。
とてもイイ状態・・とは言えませんが、
2階で湿気の影響を受けていないので、表替えで十分いけそうです。
そんな訳で、今回のお客様のご注文、
1階の6畳は新調畳。
2階の8畳は表替えにて施工させて頂きます。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
大淀町のお客様へ半畳新調畳の納品
4月23日。
次に取り掛かる表替えの準備です。

コチラに使用する畳表は、賃貸物件ということもあり
中国産畳表(四川省産)を使用致します。
なんせ、国内で流通しているイ草の畳表の
80%以上が中国産畳表です。
国産畳表の使用を推奨している当店と言えども
どうしても賃貸物件となると、
いろいろな兼ね合いで中国産畳表を使ってしまいます。
(もちろん、発注者様にはお伝えしております)
残念ではありますが、これが畳業界の現実なのです・・
さて、施工の方ですが、
こちらは畳表の切り口なのですが、
このまま使ってしまうと、イ草が抜けてくる上に
次回裏返しをする時にも作業がしにくかったりします。
なので・・・
何て事の無い当たり前の作業なのですが、
以外にもこの作業をしていない畳屋さんが多いんですよ。
当店では賃貸物件の畳でも、
畳を納めてしまうとお客様には見えなくなる所の作業でも、
手を抜かずキッチリ作業しております。
続いて表替えの製作に取り掛かりたい所なのですが・・・

新しく届いた畳縁が、棚に納まりきれなくなっているので、
急遽、ホームセンターまで棚を買いに行く事に。
ついでに、畳縁の棚の整理もしちゃいました。

棚の整理をしていて、改めて思ったのですが、
畳縁が多い・・・その数100以上
しかも、すべて種類が違う畳縁なんです。
ちなみに、どの畳縁を選んで頂いても
在庫であるものなら、どれも畳の代金に含まれていますし、
同じ金額 なんですよ !!!
当店ではお客様に少しでも畳を楽しんでいただけるように
畳縁の種類も他店より多く取り揃えておりますよー。
さて、棚の整理もひと段落して、
夕方からは、昨日仕上げておいた半畳新調畳の納品です。
前回も熊本県産畳表を使って頂いていたので、
今回も14年前と同じ位(チョット上かも)のクラスの畳表を使用しております。

コタツの枠を入れるとこんな感じ。
畳の出合いもバッチリ合っていました。
お客様に許可を得て、14年経った畳がどのようになっているか?
他のお部屋の畳の写真も撮らせて頂きました。

こちらは別のお部屋の8畳です。
14年経ってもキレイに艶が出て
表皮の剥けも、ほとんどありませんでした。
熊本県産畳表の良さを改めて実感しました。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
14年前のお客様より。
4月22日。
本日は14年前に畳を納めさせて頂いた大淀町のお客様より
追加でご注文頂いた半畳の畳を仕上げました。

前回、採寸させて頂いたのは平成13年の4月23日。
明日でちょうど14年になります。
ちなみに、お客様のお部屋の畳の仕様材料・寸法データは、
アナログな紙媒体でありますが、
親父様の代より、ずーっと保存しておりますので、
使用材料も当時のお部屋の寸法も、すぐに分かります。
※ もちろん、個人情報の保管には細心の注意をはらっておりますので、ご安心を。
今回ご注文頂いたのは、
掘りごたつを使わない時に敷いておく半畳の畳です。


今回使用する材料は、安心・安全の熊本県産畳表
田島功一郎さんの『蔵表』 本間サイズの一番草です。
製作する畳は五八サイズなのですが、
高級な本間一番草を五八サイズに切り落として使用致します。
畳床は建材畳床にオプションのクッション材を付けた物を使用しております。
そして、本日は久しぶりに良い天気だったので、
嫁様と一緒にチラシのポスティングに行ってきました。
当店、なんせ田舎町の下市町にある小さな畳店。
少しでも多くの人に当店の存在を知って頂く必要があるので、
一生懸命がんばっております。

こんなチラシです。
心を込めてお客様のポストへ入れさせて頂きました。
畳替えの際には、是非、当店を宜しくお願いいたします。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
下市町の現場の新調畳8畳の施工、その2
下市町の現場の新調畳8畳の施工
4月20日。
本日は、4月14日に採寸済みの
下市町の現場の新調畳8畳の施工に取り掛かりました。


今回の現場に使用する畳表は、安心・安全の熊本県産畳表、
中村公俊さんの『夕凪』本間サイズの糸W。 平成26年産の3番草です。

藍色と黄色のストライプの糸が熊本県産畳表である証、
熊本県証糸です。

畳表を作ってくれている農家さんの名前が書いているタグです。
畳表を織っている時に一緒に織り込んでいます。
農家さんによって、10畳に1枚、10畳に3枚、全ての畳表、
と、織り込んでいる枚数が異なるので、
畳の枚数によっては、熊本県産畳表を使っているのに、
タグの付いていない畳ばかりの現場も出てきます。
イ草農家さんには、
出来るだけ全ての畳表にタグを付けて頂きたいのですが・・
農家さんの苦労と、掛かる手間を知っているので、
無理は言えないんですよねぇ。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
















