4月23日。
次に取り掛かる表替えの準備です。
コチラに使用する畳表は、賃貸物件ということもあり
中国産畳表(四川省産)を使用致します。
なんせ、国内で流通しているイ草の畳表の
80%以上が中国産畳表です。
国産畳表の使用を推奨している当店と言えども
どうしても賃貸物件となると、
いろいろな兼ね合いで中国産畳表を使ってしまいます。
(もちろん、発注者様にはお伝えしております)
残念ではありますが、これが畳業界の現実なのです・・
さて、施工の方ですが、
こちらは畳表の切り口なのですが、
このまま使ってしまうと、イ草が抜けてくる上に
次回裏返しをする時にも作業がしにくかったりします。
なので・・・
何て事の無い当たり前の作業なのですが、
以外にもこの作業をしていない畳屋さんが多いんですよ。
当店では賃貸物件の畳でも、
畳を納めてしまうとお客様には見えなくなる所の作業でも、
手を抜かずキッチリ作業しております。
続いて表替えの製作に取り掛かりたい所なのですが・・・
新しく届いた畳縁が、棚に納まりきれなくなっているので、
急遽、ホームセンターまで棚を買いに行く事に。
ついでに、畳縁の棚の整理もしちゃいました。
棚の整理をしていて、改めて思ったのですが、
畳縁が多い・・・その数100以上
しかも、すべて種類が違う畳縁なんです。
ちなみに、どの畳縁を選んで頂いても
在庫であるものなら、どれも畳の代金に含まれていますし、
同じ金額 なんですよ !!!
当店ではお客様に少しでも畳を楽しんでいただけるように
畳縁の種類も他店より多く取り揃えておりますよー。
さて、棚の整理もひと段落して、
夕方からは、昨日仕上げておいた半畳新調畳の納品です。
前回も熊本県産畳表を使って頂いていたので、
今回も14年前と同じ位(チョット上かも)のクラスの畳表を使用しております。
コタツの枠を入れるとこんな感じ。
畳の出合いもバッチリ合っていました。
お客様に許可を得て、14年経った畳がどのようになっているか?
他のお部屋の畳の写真も撮らせて頂きました。
こちらは別のお部屋の8畳です。
14年経ってもキレイに艶が出て
表皮の剥けも、ほとんどありませんでした。
熊本県産畳表の良さを改めて実感しました。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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