奈良の畳屋日記

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下市町のお客様の国産畳表を使った新調畳6畳の製作

3月27日

 

昨夜に仕上げた 田原本町のお客様の新調畳4畳半を朝一番で納品。

 

その後、5月に行われる

橿原市・今井町でのイベント出店会場を下見。

今回は重要文化財のお家の中での出店となります。

詳細は、また後日に。

 

 

続いて、お昼からは

先日に採寸させて頂いた 

下市町のお客様の新調畳の製作の取り掛かりました。

 

 

使用する畳表は、安心・安全の熊本県産畳表。

生産者は井上民雄さん  品種は ひのみどり です。

 

 

 


スッキリとした色合いで 織りもクセの無い素直な畳表です。

 

 

明日は、コチラの仕上げに取り掛かります。

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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磯城郡・田原本町まで縁無し畳と15ミリの薄畳を納品に

3月26日

 

本日のお仕事は 新調畳の納品からスタートです。

 

 

 

 

メセキ表を使用した縁無し畳と 15ミリ厚の薄畳です。

 

 

 

残念ながら、今回も写真の使用許可を得ていないので、

お部屋に畳を敷き詰めた写真の使用はNGです。

 

 

納品後は、諸事情で採寸できていなかった 

もう一つの4畳半のお部屋の採寸でした。

 

コチラのお部屋の畳は、明日に納品予定なので、

採寸後は 大急ぎで帰って製作開始です!!

 

 


ゴザは事前に準備して下処理?を済ませておりました。

 

 

 


今回の畳縁は、当店の縁見本に無い畳縁です。

 

 

当店では、120種類以上サンプルの中から好きな畳縁を選べるのですが、

当店の縁見本に無い縁でも、

大抵の縁ならば、少しの追加料金で入荷する事が出来るんですよ。

 

作業は順調・・・ これなら明るい内に仕上りそう

 

と、言いたい所でしたが、

途中で、御新規でご注文頂いた2物件の打ち合わせを挟んだので

 

本日も残業でした。

 

 

何とか、無事完成。

仕上った畳は、明日に納品させて頂きますね。

 

 

 

 

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赤リュウビン表と銀七宝柄高麗縁で仕上げた床の間薄縁

3月25日

 

日曜日ですが、自営業の私にとっては、何ら関係の無い事。

お仕事がある日々に感謝し、本日も元気に出勤です。

 

昨日に取り掛かった 赤リュウビン表と銀七宝柄の紋縁を使った

床の間の薄縁の製作です。


昨日は、ゴザを裁断して 

芯材となる部分を仕上げた所で中断していました。

 

 

本日は この続きから

まず、芯材とゴザを縫い合わせます。

 

 

 


次に縁を付けるのですが、

紋縁の縫着は、出来るだけ両方の端で

紋が欠けない様に気を付けなければならないので、

非常に神経を集中させる所です。

 

 

 

最後に畳縁を返して縫い仕上げて完成。

今回も まずまず綺麗に仕上がっております。

 

 

この床の間薄縁を作る作業、

裏打ちゴザなど付けずに

【切ったゴザに縁をミシンで縫いつけて、現場でホッチキスで張り付ける】

と言った作業をすると、10分から20分程度で簡単に仕上がります。

しかし、当店の様に手縫いで仕上げると

およそ半日ほどの時間が必要となります。

 

昨日の日記の終わりに少し書いたのですが、

なぜ、手間と時間をかけて 手縫いで仕上げるのか?

 

答えは簡単、  仕上がりがキレイだからです。

 

 

まず、ミシンで仕上げると

どうしても縁の際にミシン糸が見えてしまします。

まず、そこが気になります。

 

次に、仕上げたゴザを床の間に張るのに

釘やホッチキスが必要となり

年数が経つにつれ、釘なりホッチキスが錆び出し

それが とても不細工に目立ってしまうのです。

 

薄縁の仕上がりひとつで

せっかくの床の間の風情が台無しになる・・・

 

それを避ける為、当店では出来る限り

縫い糸が表面に見えないように、

釘やホッチキスを使わなくても、薄縁を床の間にそっと置くだけで良いように

 

手縫いで仕上げるように心掛けております。

 

ミシンで仕上げるより、ほんのチョットだけ お値段は高くなりますが、

絶対にお値段以上の価値はあると思いますよ~

 

 

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新調畳10畳の納品と 大淀町・下市町で畳替えの打ち合わせ

3月24日

 

朝一番で 新調畳10畳(4畳半・5畳半)を納品でした。

 

納めた畳の方は、いつも通りのキレイな仕上がり。

今回もバッチリ納まりました。

 

残念ながら、今回もお部屋全体の写真の使用許可を得ていないのでNGですが、

納めた畳の一部分だけでもご覧下さい。

 

 


賃貸物件の畳と言えども手は抜かず、 柱の段差などの

細かな所にまで 出来る限り隙間無く仕上げました。

 

いつも当店を使って頂いている工務店様。

今回も有難うございました

 

 

さて、

お昼からは 2軒のお客様の所へ

採寸と打ち合わせでした。

 

1軒目は 5年前にお仕事をさせて頂いた 下市町のお客様。

今回は、前回納めたお部屋の隣の6畳間の採寸でした。

 

2軒目は 以前に折り込みしたチラシを見てお電話頂いたお客様。

今回は、8畳間の表替え(おもてがえ・畳床はそのまま、隙間などを調整してゴザと縁を新調に交換)

を ご注文して頂けました。

 

どちらのお客様も、なるべく早くにお仕事に取り掛からせて頂きますので、

今しばらくお待ちくださいね。

 

 

 

夕方よりは、本日の製作です。

床の間の薄縁の製作に取り掛かりました。

 

 

使用するのは、リュウビン表と言って

上質なイ草を 天日干しと水洗いを繰り返し

黄金色にした後に 目の幅の広くなるように織り上げた

特殊なゴザを使用。

 

 


寸法に合わせてゴザを裁断。

 

 

当店の薄縁は、先代の頃より

裏打ち という技法を用いて 製作しております。

 

その為に

先ほどのリュウビン表の裏面になるゴザを製作します。

 


こんな感じで、ゴザをつなぎ合わせて
薄縁の芯材に用います。

 

 

もし、この日記を読んでくれている 

お客様のお家に床の間があれば、

薄縁の端の方を 一度覗いて見て下さい。

ゴザを留める為に打たれた 錆びたホッチキスが

不細工に見えておりませんか?

 

明日の日記では、なぜ手間を掛けてまで

当店がこのような床の間の作り方をしているのかを

ご説明いたしますね。

 

 

 

 

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追加でご注文頂いた新調畳10畳の製作

3月22日

 

先日に納めさせて頂いた 賃貸物件の新調畳12畳(6畳×2間)

 

その帰りに 追加でご注文頂き

採寸させて頂いた10畳(4畳半と5畳半)

新調畳の製作に取り掛かりました。

 

 

 


今回使用する材料も 前回に納めた新調畳に使った物と同じ物。

ちなみに、使用したゴザは

賃貸物件と言う事もあり、中国産畳表であります。

 

 

 


今回も畳縁は茶縁です。

 

明日には仕上げて 納品出来るようにガンバリマス。

 

 

 

 

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