奈良の畳屋日記
ブログ一覧
橿原市のお客様の新調畳四畳半の製作
2月15日
午前中は、お世話になっている工務店様のご紹介により
とあるお寺さん(庫裏の畳)へ 表替えをお預りに行く事に。
現場にてお施主様と打ち合わせ。
まずは畳の状態のチェック、
その後 使用材料、工期などをお聞きした結果、
『 出来るだけ部屋に畳が無い日を作らないようにして頂きたい 』
との事でした。
本日にお預かりして 明日納品の予定をしていたのですが、
それだと、今夜に畳が無い状態となるので、
日を改めて 後日に即日納品をするお約束をして現場をあとに。
仕事場に戻り お昼からは
先日に採寸させて頂いた 橿原市の現場の新調畳の製作に取り掛かりました。
品種は ひのみどり 生産者は村中貞生さんです。
来店頂いたお客様との打ち合わせや 事務作業により
仕事に取り掛かる時間が遅かったので、今日の作業は畳表の縫着まで。
明日中には完成の予定です。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
大和高田市と橿原市にて新調畳の納品でした
2月14日
昨日は、大和高田市と橿原市にて新調畳の納品と
同じく橿原市にて新調畳の採寸でした。
まずは大和高田市のお客様の新調畳からスタートです。
ヘリ無し畳 半畳9枚です。

諸事情により 今回はお部屋全体の写真はNGなのですが、
今回もいつも通り バッチリ寸法 隙間無くキッチリ仕上がりました。
続いて橿原市のお客様の新調畳6畳です。
厚み約30ミリの薄い畳です。
お客様の御厚意により
畳の写真を掲載の許可を頂けましたので
美しく仕上がった畳のお部屋をどうぞご覧ください。


今回の畳縁は 当店お任せ。
プレッシャーのかかる選択でしたが、
お客様にも大変喜んで頂けて一安心です。
帰りには 同じく橿原市の 3月初めに納品予定の
4畳半のお部屋の寸法を採寸。
忙しくお仕事をさせて頂ける日々に感謝しております。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
橿原市のお客様の新調畳6畳 厚み3センチです
2月12日
先日より取り掛かっている橿原市のお客様の6畳新調畳
今回は厚み3センチの薄畳です。

多くのお客様は、畳の厚みが薄いほど
手間は掛からないと思いがちなのですが、
実はその逆で、薄くなればなるほど 作業は難しくなるのです。


今回、使っている畳の裁断面です。
木質ボードのみで仕上げて、
床のコシを出す為に
畳床の下に2ミリの厚紙を入れております。
数年後の張替えも出来るように
質感・剛性 共に申し分ない畳床を使っております。

ちなみに、コチラが以前に入っていた畳の裁断面
(畳床の上下が逆さまになっています)
木質ボードが薄く、剛性・耐久性に欠けているのが分かって頂けると思います。
今回の畳縁は当店お任せ。
お部屋の壁紙・襖紙の柄 お客様の年齢・・・
色々な事を考慮しプレッシャーを感じながら
コチラの畳縁を選ばせて頂きました。
納品時のお客様の反応が楽しみです。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
7日 8日 9日と熊本県へ畳表の仕入れと勉強会へ行ってきました(後編)
2月11日
昨日の日記の続きです。
8日の午後からは、産地の問屋さん
肥後物産主催の勉強会へ参加してきました。
私自身、この勉強会もかれこれ5回目(だったかな?)の参加となり
内容は ほぼ把握しているのですが、
今回は、イ草のエキスパートである 元・イ業研究所所長の
森崎先生(写真の人ではありません)がフルタイムで来てくれると言う事で、
新品種の涼風に付いてや
中級品から下級品の畳表を使うに当たり
どの品種の畳表が1番耐久性があるのか?
など、
確認したい事が何点かあったので
今回も再度参加してきました。
おかげで、疑問点は全て解決。
今までの自分の説明が間違いで無かった事の確認や
これまで以上に自信を持って
お客様に良質な畳表をお勧め出来る自信が持てました。
3日目の9日は、農家さんの所で畳表の製織に付いての勉強会です。
熊本県でもトップクラスの農家さん
岩井種實さん 親子の所で、
良質な畳表に付いて学んできました。

とりあえず、聞くよりやってみる
と言う事で、
農家さんに教えて頂き、実際に畳表の製織を体験しました。
イ草の選別や加湿 根元や穂先の切落とし
いろいろ教えて頂き、
いざ製織です。
と思っていたのですが・・・
全く同じ原料を使っているのに
織り上がった畳表の色合いが 全く違っております。
聞く所によると、チョットした湿気の具合で
同じ原料を使っても、
このように仕上がりの色合いが変わるそうです・・・
さすがにプロの仕事は素晴らしい と改めて感動いたしました。


最後に 織り上がった畳表の表面をチェックして
織りの悪い所を修繕して行きます。
専用の包丁を使い
畳表の表裏を
くまなくチェック⇔修繕 を繰り返してゆく大変な作業です。
こうして仕上がる畳表
1台の織機で織り上がる枚数は 5枚程度
下準備などを入れると 実質それ以下の枚数となります。
上質な畳表が、なぜ高くなるのか 納得できました。
岩井さん、今回はお忙しい所
貴重な体験をさせて頂き 誠に有難うございました。
今年中に当店でも 岩井さんの畳表 使わせて頂きますね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
7日 8日 9日と熊本県へ畳表の仕入れと勉強会へ行ってきました(前編)
2月10日
先日の7日・8日・9日と、
この時期恒例の熊本県への仕入れと勉強会に行ってまいりました。
早割りなら新幹線よりも安いので我慢です(-_-;)
初日、7日は
いつもお世話になっている農家さんへの御挨拶でした。
江嶋さんの所は、産地でも珍しく
アサゴエ・平田・中村式 と
3メーカーの織機を使って畳表を織っています。
この2軒の農家さんは、おなじ金剛地区の農家さんで
私と同じ年代(一つ年上の先輩です)
今後も末永いお付き合いをお願いしてまいりました。
2日目の8日は、昨年に使わせて頂いた農家さん
泉 歩さん の所へご挨拶に。



御主人夫婦とお父さんお母さんの4人で
2丁ほどのイ草を植えていらっしゃるとの事。
今回は突然のお願いを快く引き受けて下さり有難うございました。
今後とも どうぞ宜しくお願い致します♪
続いて、今年の目玉商品となる畳表の仕入れ。
以前にもお伺いした事のある 吉田一哉 さんの所へ
行ってまいりました。
吉田一哉さんは、農林水産大臣賞を受賞した事もある
凄腕イ草農家さんです。
あの有名な、金閣寺の畳にも吉田さんの畳表が使われているそうなんですよ~。
そんでもって、さっそく畳表を仕入れちゃいました。
吉田一哉さんの JAブランド畳表 ひのさくら(1枚当たりの目方 約2,85㌔)
草質も少し固めで実入りも良く 私好みの畳表でした。
コチラの畳表は
産地より入荷され次第、写真を掲載いたしますね~。
(超お買い得価格で提供いたしますよ~)
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。




















