8月10日。
本日は、橿原市のお客様の所へ
新調畳12畳を納品してまいりました。


6畳のお部屋が2間
片方のお部屋には大きな切り込みがありましたが・・・


隙間無くキレイに納まりました。
仕事場に戻ってからは
以前にお預りしていた賃貸物件の表替え
12畳の施工に取り掛かりました。
この表替え12畳を納品すると、お盆までのお仕事は全て完成となります。

さて、今回の畳
一見、普通の畳なのですが・・・
大量生産を売りとする畳屋さんで作られた
ちょっと施工がしにくい畳なのであります。
その原因がコチラ

畳表が畳床よりも内側で切られる機械を使っての施工。
ザックリ言うと
『素人でも畳が作れる』
と言う売り文句で
機械メーカーが作った
一昔前の大量生産用のロクでも無い機械 で作られた畳。
このような機械を使って畳を作ると
畳の角(縁際)が丸くなり
お部屋全体の印象が悪くなっちゃうんですよねぇ・・。
それともう一つ
このような機械を使って作った畳は
数年後の表替え時に
元の畳の寸法がはっきりしないので、
ものすごく施工がやりにくいんです。
実際、今回の現場の畳も
畳床が経年で縮み、お部屋の畳は隙間だらけでした。
※ 畳表と畳床が同じ寸法なら、畳表が経年で縮む事は殆ど無いので、
もし畳床が縮んでも隙間はあまり出来ないのです。
ホント、どうしようもない機械ですな。
本日は、施工をしながらイライラしていたので
文句ばかりが出てしまいます。
そんな訳で、
本日は元の寸法がハッキリしない畳との格闘でした。
明日には仕上がる予定なのですが、
納品時の納まり具合が心配ですね。