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新調畳

香芝市にて新畳6畳の入れ替えと宿泊施設の畳替え14畳

6月2日

 

昨日に納品させて頂いた

香芝市のお客様より御注文頂いた新畳6畳です。

 


今回は、熊本県産1番草を使った新畳4畳と

中継ぎ表を使った新畳2畳を組み合わせて仕上げた6畳間です。

 

ちなみに、写真奥の箪笥などが乗っている2枚の畳が

中継ぎ表を使った新畳です。

 


2枚続いて並んでいる畳には、中継ぎ表と1番草の畳表。

 

見た目の美しさなどは、全く別物の畳ですが、

お客様がどうしても使いたいと希望された畳表。

今後、どのように退色して

耐久性にどれほどの差が出てくるのかが、楽しみですね。

 

 

 

続いては、本日に納品させて頂いた

とある宿泊施設さまより御注文頂いた

新畳14畳と表替え28畳。

 

先に新畳14畳(6畳+8畳)が仕上ったので、納品させて頂きました。

 


こちらは、6畳間です。

 

 


今回、御注文頂いた畳は全て

抗菌・抗ウイルス畳表の【エバーグリーン】を使用する事を指定されております。

 

 

 


コチラのお部屋は変則的な寸法のお部屋。

お部屋の一部がへの字型に歪んでおりました。

 

 

畳の敷き方は、今回の畳替えを機に変更。

コチラの方が、全体にスッキリしますしイイ感じです。

 

 

 

全体的な寸法もバッチリです。

 

 

 

続いては8畳間。

 


もちろんコチラの畳にもエバーグリーンを使用。

 

ちなみに、畳の下の床板は

何処の現場でも、新しい畳を納品するまでに

綺麗に掃除をしております。

 

 

 


電気の線がつかえて隙間が空いていた所も・・

 


電線のスペースを畳で加工して、ピッタリ納まりました。

 

 

 

 


全体的に空いていた隙間も・・・

 


ピッタリ隙間無く、美しい畳に生まれ変わりました。

(光の加減で畳の色が茶色く見えております)

 

そんな訳で、

新畳2部屋は、今回もいつも通り

バッチリ綺麗に仕上がりました。

 

残り3部屋の張り替え工事もバッチリ綺麗に仕上げますので、

今しばらくお待ち下さいね。

 

 

 

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高取町にて畳替え、3畳と8畳の新畳の製作です

5月29日

 

日曜日ですが、御注文頂いているお客様との約束を守るため

本日もいつもと変わらず、張り切ってお仕事であります。

 

本日は、高取町のお客様より御注文頂いた

3畳間と6畳間の新畳製作です。

 


使用する材料です。

 

いつもお世話になっている問屋さんのお勧めで

スポット的に購入した農家さんの畳表です。

 

生産者は、田中亮さん。 品種は涼風。  経糸は綿の二本芯(綿々)

本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 


穂先の方まで実入りの良い草で織られた、スッキリ綺麗な畳表です。

 


畳の芯材は、建材畳床の3層タイプ。

 

今回のお部屋、畳寄せ(敷居)の深い所が60ミリ

浅い所が48ミリと、約12ミリの差がありました。

さずがに12ミリもの差があると、厚み調整の部材では調節が不可能ですので、

出来るだけ薄い所に合わせて、

深いところは、畳を納めてから調整することにしました。

 



仕上がり具合は、こんな感じ。

お値段以上。

スッキリ素直で綺麗な畳に仕上りました。

 

全ての完成は、明日以降。

今週中頃の納品を予定しております。

 

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抗菌・抗ウイルス畳表、エバーグリーンを使用した新畳

5月28日

 

本日は、抗菌・抗ウイルス畳表、エバーグリーンを使用した

新調畳の製作です。

 

エバーグリーンとは、ダイケン健やかおもて(和紙の畳表)の表面に

特殊な抗菌・抗ウイルス加工を施し

一般社団法人抗菌製品技術協会(SIAA)の基準をクリアした

科学的な根拠を第三者機が認定する

今の時代にマッチした畳表であります。

 

今回は、とある宿泊施設さまより

新畳、張り替えの合計42畳の御注文を頂きました。

 

6月中の完成を目処に

これから他の仕事と合わせて、順次仕上げてまいります。

 

今回は、新畳14畳(6畳+8畳)のうちの

6畳間を製作です。

 

 

畳床は、建材畳床の3層タイプを使用。

 

畳縁は、麻の葉柄です。

 

少し斜めになった変則な畳も キッチリ仕上げております。

 

 

コチラの6畳間は、明日には完成する予定。

続きは一時中断して

 

次は、高取町のお客様より御注文頂いている

新畳11畳の製作に取り掛かりたいと思います。

 

 

 

 

 

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香芝市のお客様より御注文頂いた新畳6畳の製作

5月27日

 

先日に採寸させて頂いた

香芝市のお客様より御注文頂いた

新畳6畳の製作に取り掛かっておりました。

 


今回、選んで頂いた材料です。

 

6畳間のお部屋に2種類の畳表を使用いたします。

1つめは写真奥の畳表

生産者は宮永清敏さん 品種は涼風  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 

2つめは写真手前の畳表

イ草の生産者は鋤田さん 製織は本田さん

中継ぎ表という特殊な畳表です。

 

コチラの畳表は、普段ならば処分してしまうような短いイ草で織られております。

 


産地の問屋さんが造っているコチラの畳表。

本来ならば、製品にはならないような短いイ草を

真ん中で継いで畳表として織ることで、

近年、生産者が減少している国産畳表の供給不足を解消すると共に、

農家さんの収入アップにも繋がる画期的な取り組みです。

 

今回、お客様が

「コチラの畳表を是非とも部屋の一部として使いたい!」

とのことで、

在庫であった2枚だけを使って頂くこととなりました。

 


真ん中でイ草を継いでいるので、

どうしても継ぎ目が筋となって浮き出てきます。

普通の畳表しか知らない人にとっては、この筋が抵抗になるようで

ナカナカに選んで頂けないのが現状なのです。

 

 

 


畳の芯材には、建材畳床の3層タイプを使用。

畳縁は、黒色の青海波模様を選んで頂きました。

 

 


草としても、元々は処分するような短い草ですので、決して美しくはありません。

しかし、

短い草でも、穂先の部分は使っていないので、

耐久性はそこそこ有りそうな感じです。

 

 

※ 一般的な畳表は、一本のイ草を 穂先・根元 と交互に編んでいるのですが、

中継ぎ表は、両端には丈夫な根の部分だけがくるように、

弱い穂先の部分は、真ん中で裏面に来るように織られております。

なので、処分するような短い草でも、耐久性はそこそこ有ると思われます。

 

 

 

 


コチラは、宮永さんの1番草。

やはり艶もあり、全体的にもスッキリしております。

 

 

そんな訳で、

畳の方は、本日完成しました。

来週の天気の良い日に納品させて頂きますね。

 

 

 

 

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ひのさらさ・麻麻プレミアムを使った新畳18畳半の製作

5月23日

 

本日に納品させて頂いた新畳。

 

18畳半の広間です。

 

30年近い畳屋人生の中でも、一般住宅では初めて見る広さのお部屋。

ただでさえ身構える現場なのですが、

今回のお仕事は、

いつもにも増して気を遣う材料を使用しております。

 


この現場のために取り寄せた畳表。

JA熊本ブランド畳表 【ひのさらさ】

その中でも最上位にあたる 経糸が麻の二本芯(麻W)で織られた物。

 

しかも 織り手は 早川猛さん

日本中探しても、これ以上の畳表は無い!

と言っても過言で無い位の

上質な畳表です。

 


麻麻(麻W)とは、

畳表に入っている経糸の種類と本数の事を指しております。

経糸の種類が麻糸で、1カ所に2本の糸が入っているのでW

略して 【麻麻】 もしくは 【麻W】と呼んでおります。

 

ちなみに、

こちらの早川猛さんの麻Wを使った畳のお値段は、時価となっております。

 

 

 


上質な畳表に合わせるのは、

オールボード畳床(軽量ボード不使用)・上部クッション付きです。

上部にクッション材を入れる事で、

適度な足触りの良さが生まれます。

また、分厚い畳表に負けないよう

芯材の角には補強材を入れ剛性を増しております。

 

 

 


畳縁には、麻縁の新高宮縁(黒)を使用。

こちらも一般的に流通している畳縁の中では、最高級に当たる物となります。

化繊糸や綿糸には無い

独特な肌触りと織りの味わいがあります。

 

 

 

艶々・モリモリの畳表と 独特の荒さがある麻縁の組み合わせが良いですね。

 

 


切り込み加工のある畳もキッチリ仕上げております。

 

 

 


本日は朝からいい天気。絶好の納品日よりとなりました。

 

 

肝心の納まり具合ですが、

18畳半という特殊な広間でしたが、

キッチリ隙間も無く、いつも通りのバッチリな仕上がりです。

 

 

全体画像は使えませんが、

ナカナカに使う事の無い、超上質な材料を使った畳の美しさ

 

お部屋が特定されない程度の画像をご覧下さい。

 


イ草の密度 畳表のモリモリ具合 ツヤツヤさ加減。

素敵ですね。

 

 


見た目の美しさだけでなく、足触りもバッチリな畳。

今までの柔らかな藁の畳に慣れたお客様も

納得の仕上がりです。

 

 

 


こちらは床脇の畳。 寸法もピッタリです。

 

 


切り込み加工の所もバッチリ。

 

 

正直なところ、

御依頼を頂いて、畳が納まるまでは

心臓バクバクのプレッシャーでした。

(技術面では問題ないのですが、なんせ1枚失敗するだけで私の数ヶ月のお小遣いが消えてしましますので・・・)

 

全体画像を公開できないのが残念なくらい

美しいお部屋に仕上がりホッとしております。

 

御紹介いただいた大工さん。

お仕事を当店に任せて頂いた御施主様。

おかげさまで、新たな発見・勉強をする事ができました。

 

この度は誠に有り難うございました。

 

 

 

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市松柄の畳縁と国産天然イ草の畳表で仕上げた2部屋の畳替えです

4月11日

 

4月に入って初めての日記となります。

有り難い事に、4月に入っても仕事は忙しくバタバタしておりましたが、

今年は檜花粉の反応が酷く(特に帰宅後)

どうしても日記を書く気力が沸いて来なかった訳であります。

 

 

さて、ここ最近のお仕事の一部です。

昨年にお仕事をさせて頂いたお客様よりのリピートの御注文。

今回は2部屋の畳替えです。

 

10畳間の新畳と6畳間の張り替え工事。

畳縁は、どちらのお部屋も同じ畳縁ですが、

畳表は違う農家さんの畳表で施工しております。

 

 

まずは、張り替えから。

 


使用する畳表は熊本県産畳表。

生産者は有田雄一さん。 品種は在来種。 経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 


長年使われた畳は、ゴザが破れて芯材まで見えておりました。

 

 


畳表が破れている所は、畳の厚みが他の畳と合っていなかったり、

芯材の状態が悪く、その部分だけが盛り上がっている場合に起こりやすい症状です。

今回は、その両方が原因でした。

 

 


そんな訳で、同じ症状が出ないよう、

芯材の下がっている部分にイ草を入れ、畳床が出来るだけフラットになるように調整。

この部分に接する他の畳の厚みを少し厚く調整しておきました。

 

 


畳縁は最近よく選んで頂いている ブルーの市松柄で仕上げました。

 

 

 

続いて、10畳間の新畳の製作です。

 


コチラの新畳に使う畳表も熊本県産畳表。

生産者は中山誠一さん。 品種は涼風。 

経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W) 本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 

 


畳の芯材は、建材畳床の3層タイプを使用しております。

芯材の切り口のスッキリさ加減が良い感じ。 

このような、畳を納めるとお客様に見えない所の造りは

綺麗な仕事を判断するバロメーターの1つでもあります。

 

 


コチラの新畳にも ブルーの市松柄の畳縁を選んで頂けました。

 

 

 

 


2部屋共に仕上ったので、納品です。

 

 

今回は、お部屋の全体画像の使用許可を頂いておりませんので、

隅々の納まり具合だけをご覧下さい。

(当店が畳を造る上で、とても気に掛けている部分でもあります)

 

 

まずは、6畳間の張り替え工事から。

 

 

 



厚み調整、隙間の調整もバッチリ決まりました。

 

 

 

続いては10畳新畳です。


コチラのお部屋もいつも通り バッチリ綺麗に納まりました。

 

 

お客様にも喜んで頂き何より。

今回も御注文いただき誠に有り難うございました。

 

 

 

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磯城郡川西町にて畳替え 今回は廊下の新畳を納品です

3月31日

 

昨日に納品させて頂いた新畳です。

 

一昨日、川西町のお客様より、

 

「初めての注文なのですが、川西町でも大丈夫ですか?

廊下の畳2枚なんですが、少し急いでおります」

 

とのお問い合わせ。

 

モチロン大丈夫です! お急ぎですか?

ちょうど日程に余裕があったので、何とかしましょう!

 

って事で、

昨日の朝から採寸。 夕方には畳を納品させて頂きました。

 

 

今回は、廊下の畳です。

 

「6畳間の縁側2畳に畳を納めて、お部屋を広く使いたい。

その際に

出来れば、廊下と和室の段差を無くして欲しい」

 

との御依頼でした。

 

和室と廊下との段差は75ミリ。

一般的な畳の厚みは、55ミリから60ミリなので、

普通に畳を納めると、15ミリ~20ミリの段差が生じます。

 

そこを解消する為に

今回は、次のような方法を選択いたしました。

 

 


畳の下に断熱材を敷いてみました。

 

 


廊下の幅イッパイに畳を造るのでは無く、

掃き出しの部分に 少しスペースを取っておきます。

 

このスペースに畳寄せを入れる事で、畳が動かないようにすると同時に

畳の側面を隠し、外からの見栄えも良くなります。

 

ちなみに、断熱材の厚みは20ミリを使っております。

 

 


20ミリの断熱材を入れたことで、和室との段差も無くなりイイ感じです。

仕上がりの美しさや耐久性、納品までの時間、コストの事を考えると

この時点では、これが最善の方法だと思いました。

 

 


畳の仕上がりの寸法は、いつも通り。 今回もバッチリです。

 

お客様にも大変喜んで頂けました。

 

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北葛城郡広陵町にて畳替え。6畳3部屋の新畳です

3月29日

 

先日に納品させて頂いた 広陵町のお客様の新畳です。

 

今回もお客様のご厚意により、お部屋に納めた畳の写真を掲載させて頂きました。

 

6畳間×3部屋の熊本県産畳表を使った新畳です。

 

今回のお客様、

近くの畳屋さんのチラシも入るし、

ご主人のお知り合いにも畳屋さんが2人もいるのですが、

 

有り難い事に

当店へ御注文を頂けました。

 

そんなお客様のご期待に添うことが出来るよう、

今回も全力で畳を仕上げております。

 

寸法もビッシリ 隙間なしの仕上がり寸法です。

 


ピンク色のアーガイル柄の畳縁。 明るくてイイ感じです。

奥様にも

「選んで良かった」

と喜んで頂けました。

 

画像こそはありませんが、

同時に御注文頂いた障子の張り替えを納品して

今回の作業は完了。

 

 

この度は数ある畳店の中から当店を御指名頂き 

誠に有り難う御座いました。

 

 

 

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広陵町にて畳替え 今回は6畳3部屋の新畳の製作です

3月24日

 

先日より取り掛かっている 広陵町のお客様の新畳の製作です。

今回は、6畳×3部屋の18畳を仕上げてゆきます。

 



今回選んで頂いた畳表も熊本県産畳表。

生産者は生田誠一さん。 品種は涼風。

国産の畳表としては、お求めになりやすい価格帯の畳となります。

 


経糸は、綿糸の二本芯(綿々)。

写真の真ん中あたりに見える黄色と紺色の糸が熊本県産畳表である証明の一つ

熊本県産県証糸(綿糸)となります。

 

 

 


少し短いイ草ですが、草の実入りは充実していました。

この価格帯の畳としては、ナカナカに良い物です。

 

 

 


畳の芯材は建材畳床の2層タイプを使用。

いつも通り 芯材の裁断や縫着も手を抜かず、

丁寧に仕上げております。

 

 

 


3部屋共にピンク地のアーガイル柄の畳縁で仕上げました。

 

 

昨日に3部屋共に完成しました。

 

近日中に納品させて頂きますので、今しばらくお待ち下さいね。

 

続いては

 

本日のお昼からお預りしてきた

いつもお世話になっている大工さん宅の

畳張り替え工事です。

 


畳は、14年前に私が納めさせて頂いたものです。

1カ所だけ隙間がありましたが、

それ以外は ほとんど隙間調整が不要でした。

 

 


綺麗な畳ですが、家族が1番集うお部屋なので、

最近傷みが目立ち始め

洗濯物などに畳のササクレが付き出したので、張り替えて欲しい

とのことでした。

 

 

 


当時の畳の裏面は、こんな感じに仕上げておりました。

手前味噌でありますが、

お客様に見えない所の造りも丁寧に仕上げております。

 

 

 


で、

今回使用する畳表がコチラ。

今回も熊本県産畳表で、生産者は田島功一朗さん。

【蔵表・本間1番草】です。

いつもお世話になっている田島さんの【蔵表】ですが、

今回のロットからは、品種が涼風に変わりました。

 

 

 


だだ長いだけで無く、穂先まで実入りが充実した

丈夫で美しい畳表です。

 

 

土曜日からは天気が下り坂なので、

明日中に仕上げて納品させて頂きますね。

 

 

 

 

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さくら柄の畳縁で仕上げる特殊な畳です。

3月19日

 

今週のお仕事です。

 

日曜日から取り掛かっていた 特殊な畳の製作です。

 


今回は、コチラの反物を使って小さな畳を2つ造ります。

 

小さな畳ですが、

造りはホッチキスや接着剤や両面テープなどを使わない

昔ながらの有職仕様で仕上げてゆきます。

 

 


上ゴザになる畳表を寸法通りに裁断して経糸を処理します。

畳表の経糸は、畳を仕上げたときに見えない様に

特殊な結びをしております。

 

 

 

畳縁を一針一針 上ゴザを仕上げております。

 


仕上げた上ゴザを縫い糸が見えない様に

土台に縫い付け完成です(途中、かなり割愛しております)。

 

 


これを2台分製作。

 

小さな畳ですが、普通の畳を造る何倍もの製作時間を要します。

 

ちなみに、

裏面に付けているのは、赤い毛氈です。

見た目はフェルトと区別が付きませんが、繊維の毛羽立ちが全然違います。

 

 

 

 

続いては、下市町の賃貸物件の新畳10畳半(6畳+4畳半)と

広陵町のお客様の新畳18畳(6畳×3部屋)の製作です。

 

 


使用する畳表はコチラ。

写真手前が賃貸物件の新畳に使う 外国産の畳表。

写真の奥が広陵町の新畳18畳に使う 熊本県産畳表です。

 

見た目には、日本国産と外国産の違いが分からない・・・

 

と言うか、手前の外国産畳表の方が少し綺麗かも? なのですが、

仕入れ価格は熊本県産の方が、圧倒的に高額なのであります。

 

 

まずは賃貸物件の畳を製作。

 

4畳半完成。(厚みは少し薄めの45ミリ)

 


6畳も完成(厚みは更に薄めの35ミリ)

 

続いて 広陵町のお客様の新畳18畳の製作に取り掛かりたい所ですが、

吉野町へ仕上げていた畳の納品や 新畳の採寸、 

新規のお客様との打ち合わせや 橿原市のお客様の表替えのお預り

と、有り難い事に 週末にかけてもバタバタ大忙し。

 

そんな訳で、18畳の製作は一時中断しますが

この3連休も休まずお仕事しております。

 

畳のことで気になる事がある方は、

遠慮なさらずお気軽にお問い合わせ下さいね。

 

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