2月5日
午前中は、橿原市のお客様より依頼して頂いた
表替えをお預りに行ってきました。
先に言いますと、
コチラの畳は処分して新調畳に作り替える事となりました。
理由は、畳床の剛性とコシの無さです。
原因は2つ、
畳床の縫い幅の荒さと畳床の芯材に使っている使用材料です。
特に使用材料が悪い
10ミリの木質ボードに12ミリの断熱材の組み合わせ・・・
この畳は、表替えを想定せず
使い捨てを前提として作られているのか?
と思うほど
畳床の剛性は無く、フニャフニャになっておりました。
なので、今回は
コチラの畳床を使い新調畳にする事をお勧め致しました。
想定仕上がりは31ミリ。
今の畳床とは比べものにならないほど剛性があるので、
次回も十分に張替えが出来るはずです。
中国産の畳表ですが、草丈の長い上質な物を選んで頂けました。
納期は今月中頃なので、明日以降に施工に取り掛からせて頂く予定です。
午後からは、昨日にお預かりしてきた
大淀町のお客様の表替え6畳を仕上げて納品に行ってまいりました。
今回もお客様の御厚意により
施工前と施工後の畳の写真を掲載させて頂きます。
今回は、和紙の畳表メーカーが推奨していない
和紙の畳表と藁床の組み合わせです。
まずまず綺麗に仕上がりましたので、
どうぞご覧くださいね。
気になる 和紙の畳表とワラの畳床の組み合わせですが、
パッと見た感じは、違和感もなくお客様も喜んでくれたのですが、
これからお部屋を使っているうちに
畳床の凸凹がどのように出てくるのか?
少し気になりますね。
(打ち合わせ時にお客様には、相性の悪さを伝えております)
私個人の意見としては、
やっぱり相性はあまり良くないよなぁ~ って感じましたね。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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