奈良の畳屋日記

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和歌山県橋本市で即日納めの畳替え（表替え）６畳

５月８日。

本日は朝から和歌山県橋本市まで
即日納めの表替え６畳のお預かりです。

和歌山県でも、橋本市内までは当店から車で約３０分。
思っている以上に近いので、即日納めの表替えも十分できます。

お約束の時間通りに現場に着いて、
いつも通り、畳の隙間チェックをしてから畳をめくり上げ、
畳の下の床板を掃除してからお預りです。

仕事場に戻ってからは、本日も嫁様と一緒に施工開始です。

今回お預りした畳ですが、畳床は建材オールボード畳床。
ズッシリと重く、畳床のヘタリも殆どありませんでした。
なかなかイイ感じです。
しかし、付いていた畳表は中国産でした・・ちょっと残念。

そして今回使用する畳表はこちら。

今回も安心・安全の熊本県産畳表
園原さんの五八サイズの『ひのはるか』ＪＡＳ１等級です。

畳縁はこちら。

小さな紋がカワイイ、上品な畳縁です。

本日も嫁様が古糸の外しと
畳表の掃除を手伝ってくれました。

おかげで本日もお昼過ぎには畳は仕上がり、
配達する事が出来ました。

こちら表替え前。

そして表替え後です。
本日もバッチリ綺麗に納まりました♪

残りのお部屋の畳替えの時も
当店のご指名を宜しくお願い致します!!

奈良県と和歌山県橋本市で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店　奈良県吉野郡下市町下市２３４５番地
０７４７－５２－９６９６
お問い合わせお待ちしております。

豊田栄治さんの超極上『糸ダブルの夕凪』

５月７日。

本日は先日打ち合わせをしてきた
榛原町のお客様の所へ採寸でした。

まずは畳をめくり上げてから採寸です。

隙間が出来ないように、キッチリ採寸しました。

そして、今回お客様に選んで頂いた畳表がこちら。

九州農政局長賞を受賞している
豊田栄治さんが育てて織り上げた
本間サイズの『超極上夕凪』です。
１畳あたり約３キロもの目方が付いているとの事。
ここで畳屋さんなら、上の写真を見て違和感を覚えるはずです、
そう、何と驚く事に、３キロもの目方が付いていながら
経糸が糸Ｗなんです!!
またこの糸が凧糸のようなメチャメチャ太い糸。

こんな超マニアックな畳表が
問屋さんに６畳だけサンプルで入っていました。

畳職人として是非使ってみたい!!!
と思い、
お客様にお勧めした所
何と、使用していただける事となりました。

そして、生産者さんには申し訳ないのですが、
今回もこんなに良い本間サイズの畳表を
五八サイズに落として使用しちゃいます。
つまり仕上がりが
超キレイな畳が出来上がってくる訳です。

今から納めるのが楽しみです。

明日は和歌山県橋本市で
即日納めの表替え６畳を予定しています。
少しバタバタしますが、
明日も頑張ります！

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南たたみ店　奈良県吉野郡下市町下市２３４５番地
０７４７－５２－９６９６
お問い合わせお待ちしております。

赤星さんの『夕凪』畳表を使った新調畳

５月６日。

昨日から取り掛かっている
赤星さんの『夕凪』本間サイズ１番草を使った新調畳の製作です。

畳床は建材Ⅲ型で、上部にオプションのクッション材を付けています。

畳表の出荷証明書ですが、
このように出荷証明書にキッチリ記載してくれている
農家さんの少ない事・・。
手間が掛かるのでしょうか？　
大抵は何も記載されていません。
おかしな事ですが、現実のお話なんですよ!!

ＪＡも記載の指導をもう少し徹底してほしいものです。

さて、畳の方ですが
同じ赤星さんの畳表なのですが、
今回使用している『夕凪』と
先日使用した『ひのはるか』を見比べてみます。

まずは『夕凪』

続いて『ひのはるか』

残念ながらこの写真では、
見た目の違いがほとんど分かりませんでした。

しかし、実際にイ草に触れると、
イ草自体の『手触り』や『しなやかさ』などは全然ちがいます。
どちらの品種にも一長一短がありますが、
この位にレベルの高い物になって来ると
悪い所を見つけるのが難しくなってきますね。

さて、ここで連休中にお客様より教えて頂いた
畳のカビ情報です。

今年の１月に納めさせて頂いたお客様の畳なのですが、
お伺いすると、畳の上が少し変色し、
薄っすらとカビが・・
お話しを聞いていると、
普段畳の上に布団を敷いたままにしていたようです。

畳の上に布団を敷いたままにしていると、
体から出る汗の湿気と熱が布団と畳の間に滞り、
非常にカビが生えやすくなり、
酷い時には畳が腐ってしまいます。

もし、布団を敷いたままにしている方は
出来るだけ布団をめくり上げるようにし、
様々な事情で布団を上げる事が出来ない時には
布団を敷いている位置をずらすなど、
熱や湿気が１カ所に滞らないように工夫して下さいね。

榛原町と大淀町へ畳の打ち合わせ。

５月４日。

本日は予定通り朝から榛原町まで打ち合わせです。

打ち合わせで見てもらう畳表の見本
（日焼けしないように紙で養生しています）
と
採寸の準備をして
大工さんと一緒に現場まで。

現在入っている畳は五八サイズの建材畳床、
普通ならまだまだ十分にシッカリしている畳床なので、
表替えを勧めるところですが、
どうやら新婚さんの新居となる御家なので、
気持ち良く使って頂く為にも、
奥様と十分に検討していただいてから
新調畳にするか、表替えにするかの
お返事を聞かせて頂く事にしました。

本日はご主人お一人だったので、
奥様と一緒に検討していただけるように
畳縁の見本と和紙の畳表の見本とカタログをお渡しして、
本日の打ち合わせは完了です。
イ草の見本はお預けする事が出来ないので、
後日採寸の時に、ゆっくり見ていただきますね。

さて、お昼からは大淀町まで打ち合わせです。
こちらのお客様の畳は
五八サイズの稲わらサンド畳床の表替え１４畳。

本日は畳表の最終確認と施工日の打ち合わせです。

何種類かの熊本県産畳表の中から施主様が迷っていたのは
園原さんの『ひのはるか』糸引き表と
松永さんの『夕凪』麻綿Ｗ畳表
のどちらにするか？です。
最終的に決めて頂いたのは
松永さんの『夕凪』麻綿Ｗ畳表です。

こちらの畳表は本間サイズなのですが、
贅沢に五八サイズに切り落として使います。

やっぱり綺麗な畳表ですよねぇ。　お買い得です。

施工日は日曜日のみなので、
今月、１１日と１８日の２日間を予定しています。

さてさて、仕事場に戻って来てからは明日の準備。
明日は新調畳の製作です。
先日採寸してきた下市町のお客様の８畳間で、
こちらのお客様の畳に使用する畳表も、
安心・安全の熊本県産畳表
赤星さん親子が育て仕上げた
『夕凪』の本間サイズ、麻綿Ｗの１番草です。