奈良の畳屋日記
ブログ一覧
天二紋・銀七宝畳縁で仕上げた拝座
8月23日。
天気予報では雨、なのですが・・・
朝からなぜか快晴・・・。
ひょっとして、配達出来る?
でも、天気予報では雨ですし・・・
はて?どうしたものか?
迷った末、本日は配達しないと結論を出したので、
本日は先日から取り掛かっている
拝座の製作に集中する事に致しました。
ちなみに、なるべくお安く提供出来るように仕上げる為、
略式にて製作しております。

あらかじめ仕上げていた畳表に畳縁を縫着していきます。
もちろん手縫いであります。

天になる上敷きの完成。
本式ならば、ここで天になる上敷きを拝敷に仕上げるのですが、
略式なので、これでOKなのです。

畳縁を裏まで返し、裏面で縫い合わせます。
なお、畳縁の角の終いは企業秘密なので載せません。
今回使用した材料は、
畳表は森崎さんの『夕凪』、畳縁は銀七宝、畳床は建材オールボードでした。
天は二紋の仕様です。
四方の紋もキレイに出す事が出来て、
なかなか、イイ感じに仕上がっているので、
きっと施主様にも喜んで頂けるでしょう。
配達の日が楽しみです。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、御待ちしております。
新調畳8畳半の製作完了と大淀町より2件のご注文
8月22日。
午前中は天川村のお客様の新調畳8畳半の製作でした。
順調に製作は進み、お昼過ぎには全ての作業が完了いたしました。

天気が良ければ、配達もしておきたい所なのですが、
どうも空模様が優れません。
なので、
施主様に連絡を取り、本日の配達は延期にして、
来週の天気が良い日に配達をする事にいたしました。
なので・・・
お昼からは、
本日の午前中にお電話を頂いていた
大淀町のお客様の所へ、畳診断&打ち合わせに行く事に。
お客様とお話をしていると、4年前に当店が畳を納めさせて頂いたお客様より
当店の事をお聞きした・・との事です。
同じ大淀町にも、畳屋さんがあるのを知っていらっしゃったのですが、
以前納めさせて頂いたお客様の紹介なので、
そちらの畳屋さんより、当店の方が安心出来るから、お願いするわ・・・
と言って頂きました。
施工は9月に入ってからでも良いとの事です。
紹介して頂いたお客様の顔に泥を塗らぬよう、
気合を入れて良い畳を納めさせて頂きますので、
もうしばらくの間、お待ちくださいね。
打合せから帰ってくると、母親より
お客様より、ご注文のお電話を頂いたとの事です。
こちらのお客様は、
以前に一階の畳の施工をさせて頂いており、
今回は2階の畳をお願いしたいとの事です。
私が目指す、
畳を納めさせて頂いたお客様が、また次も仕事をお願しようと思い、
お客様より口コミで仕事の輪が広がって行く・・
そんなお店が出来てきているような・・・
そんな感じがする・・今日はそんな日でした。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
早川さんの『極上ひのはるか』を使った新調畳8畳の配達
8月21日。
本日は朝から新調畳8畳の配達でした。

天気は曇りぎみですが、天気予報では、降水確率は0%なので安心です。

さっそく、畳をすべてめくり上げ、
床板をキレイに掃除です。
掃除担当は、嫁様。
畳の下に敷いていた古い新聞もすべて処分いたします。
今回の畳に使用した畳表は、
過去に農林水産大臣賞を3度、その他の賞も数多く受賞されている、
熊本のイ草職人の中でもトップクラスの職人さん
早川猛さんが織り上げた、
『ひのはるか』本間サイズの一番草、麻綿Wでした。



普段、なかなか手に入らない、
早川さんの上級クラスの畳表、
おそらく、奈良県で早川さんの
『ひのはるか』本間サイズ・一番草、麻綿W
を持っているのは当店だけだと思います。
しかも、早川さんは今年、『ひのはるか』を植え付けていないので、
少なくとも、再来年までは手に入らない超レアな畳表なのでよ。
正直、他の畳表に比べて、少しお値段は高いですが、
その価値は十分にあります!
お客様との打合せの際には、だいたい持ち歩いていますので、
是非一度手に取って触って見て下さいね。
きっとその違いを分かって頂けると思いますよ。
さて、お昼からは昨日の続き、
新調畳8畳半の製作です。
畳表の縫着を済ませ、本日は畳縁の縫着です。


畳表は、森崎貴英さんの『夕凪』本間サイズ・一番草の麻綿Wです。
こちらの新調畳8畳半は、早ければ明日にでも仕上がりそうな感じです。
そして、こちらの新調畳の製作と並行して、
拝座の製作にも取り掛かっております。

昨日より、考えていたのですが、
天が二紋の一畳厚の略式の拝座を作る事に決めました。
紋縁は銀七宝。

こちらの製作も明日以降の日記で紹介していきますので、
興味のある方はまた見て下さいね。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。
本日より8畳半の新調畳に取り掛かります
8月20日。
先日より取り掛かっていた
15畳の稲わら畳床を使った新調畳が、ようやく完成いたしました。
ホッと一安心も束の間、
こちらのお客様より、拝座を作ってほしいと頼まれていたのを思い出しました。
家庭で使うものなので、予算もそこそこ、簡単な物で良いとの事なのですが・・・
どうしたものか・・・?
とりあえず・・ 先に、先日採寸してきた
天川村のお客様の4畳半×2部屋の新調畳を作りながら考えるとします。
さて、こちらの新調畳に使用する畳表はこちら。


森崎さんの『夕凪』本間サイズの1番草、麻綿Wです。

ちなみに、上の写真・左側が森崎さん夫婦です。

畳床は建材畳床Ⅲ型です。
寸法通りに畳床を裁断して、畳表を縫着いたします。

畳床は良く研いだ包丁で裁断しているので、切り口もスッキリ。
畳表には、熊本県産の畳表の県証糸である『リンドウ色』の麻糸が入っております。
まぁ、熊本県産畳表を使っているので、当たり前の話なんですが・・

数年後に裏返しをする事を考えて、畳表の端はキッチリ糸で止めておきます。

畳表の縫着後は、寸法通りに畳が上がっているかをチェックしておきます。
今回もいつも通り、イイ寸法に上がっておりました。
明日は午前中は、仕上げてお預かりしていた新調畳8畳の配達を、
午後からは本日の続きと、拝座の製作に取り掛かりたいと思っております。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、御待ちしております。
本日も新調畳の製作・・・
8月19日。
本日も引き続き、稲わら畳床を使った新調畳15畳の製作でした。
ようやく今回の施工も、仕上がりが見えてきました。
本日中に全て仕上げられると思っていたのですが、
なかなか思い通りに事は進まず・・・
2畳分の畳縁の縫着が残ってしまいました。
しかし、明日にはすべて仕上げれそうです。

いつも仕事の終わりには、
明日も気持ち良く仕事が出来るように
その日の汚れをキレイに掃除をしてから帰宅します。
ホコリっぽい仕事なので、隅々まで完全には掃除しきれませんが、
丁寧な仕事が出来る環境を作る為、
いつも出来るだけ仕事場をキレイにするように心がけております。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。













