6月23日。
本日は、十津川村のお客様の新調畳の施工でした。
使用する畳表は、安心・安全の熊本県産畳表
井上民雄さんの五八・JAS1等畳表。
当店では初めて使用する農家さんの畳表であります。
ここで、
いつもは端折って書いていないのですが、
ここからが当店独自の畳のお掃除サービス を紹介いたします。
それは、畳表の掃除です。
そもそも、畳表は
『 泥染め 』
という作業を行う為に、新品の畳表の表面には泥が付いているのです。
当店では、まず
独自に改造した掃除機で畳表の表面に付いている泥を吸い取ります。
上の写真、真ん中を境に色が違って見えますよね。
真ん中より右が掃除機をかけた後なのです。
泥が少し取れて、イ草本来の色が見えつつあります。
全体に掃除機をかけた後は、超カタ絞りの雑巾で2回拭き掃除。
上の写真では真ん中まで掃除をした後なのですが、
掃除機をかけた後より、更に色が違って見えますよね。
ちなみに、
一度畳を拭くと、このくらい汚れが取れます。
この泥の色で、ある程度ではありますが、
農家さんの畳表製作へのコダワリレベルが分っちゃいます。
さて、
2回超カタ絞りで拭き掃除をした後、畳縁の縫着です。
今回、選んで頂いたのは、爽やかなブルーの畳縁です。
畳の角の仕上げは、特に注意して仕上げます。
さてさて、
畳表の泥は、2度拭いた位ではキレイに取りきれないので、
畳縁を縫着してから、最後の仕上げに
更に2回乾拭きをいたします。
そして、仕上がった畳がコチラ ↓
ここまで丁寧に畳の掃除をする畳屋さんは
なかなか居ないはずです。
なぜなら、とても手間と時間が掛かるから。
普段の日記には、その都度書いておりませんが、
当店で施工する畳は、
どの価格帯の畳でもすべてこの作業をいたします。
地味な作業で、作業効率も悪く、
お客様にも説明をしないと分かってもらえませんが、
『 少しでも畳の事を好きになってもらいたい、畳を気持ちよく使ってもらいたい 』
と思う当店の気持ちの表れなのであります。
仕上った畳は、今週末位に納品の予定。
晴れてくれれば良いのですが・・・
今年も頑張っております。
全日本畳事業協同組合主催の年に一度のイベント
『 tata 』
畳を替えて、ハガキをもらって、送る。
もしかしたら、30万円当たっちゃうかも・・・。
今がチャンスです!!
奈良県で畳を替えるなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、御待ちしております。