西播畳床の新調畳が仕上がりました。

2月27日。
昨夜は早めに帰ったおかげで、
久しぶりに、日が変わるまでに
布団に入る事が出来ました。

ゆっくり休んだおかげで体調不良はかなり良くなりましたので、
本日は西播の仕上げにかかりました。

畳縁の縫着
畳縁の縫着はいつも通りに見えますが、
ワラの畳床ならではの細かな手間がかかっております。

畳の掃除
仕上げは畳の上の掃除をして、きれいに染土を落としておきます。
掃除機ブラッシング掛け、超カタ絞り×2、乾拭き×2 と、
これほど手間をかけて仕上げの掃除をしている畳屋は
なかなかいないと思います。

ちなみに、掃除をしていると、
農家さんがどのような染土を使っているのかが、
大体わかります。
備後染土、淡路染土、ひのみどり専用染土、
など、様々な天然染土がありますが、
農家さんによって
独自の配合があるようなので、
なかなかにオモシロイのですよ。

着色をしているとタオルは緑色に(淡路染土の緑色とは全然違います)
なるので、すぐに分かります。
昔の中国産などは、そりゃ・・・だったんですよ。

新調畳20畳
さて、畳の方は無事20畳仕上がりました。
側面は現場でワラが落ちないように
縁下紙で巻いておきました。
きれいに納まってくれると良いのですが・・・
配達が楽しみです。

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください。
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせお待ちしております。

西播畳床と天理市での打ち合わせ

2月25日。
本日も西播畳床を使用した新調畳の施工でした。

夕方からは、いつもお世話になっている工務店様の
棟梁と一緒に、天理市の現場まで打ち合わせに行ってきました。
現場は飲食店様のリフォームで、
既存の畳は建材畳床で、
今回の工事は張り替えなので、
施工はしやすいものの、

『大きさが変則』、『隙間だらけ』、『柱の切り込み』
と、以外に時間と手間の掛かる仕事になりそうな予感です。

こちらの現場の畳は
3月8日か9日にお預かりの予定です。

帰宅後は、もうひと踏ん張りです。
残業をして
西播畳床に畳表を縫着しておきました。

框を巻いた西播畳床
22時過ぎまでかかりましたが、
何とか畳表の縫着を済ませました。

明日からは畳縁の縫着に取りかかります!

 

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引き続き西播畳床の施工です。

2月24日。
本日は朝から店の外がソワソワしていました。

しばらくすると、ソワソワの原因さんが店の前にやってきました。

読売テレビの情報番組の企画で
芸人さんの『浅越ゴエ』さんが
向かいの箸屋さんに取材の来たのでした。

話かける機会もあったのですが、
お仕事中なので、大人の対応として静かに見守っていました。
今から思うとサインの一つでももらっておけば良かった・・・
と少し後悔しています。

ちなみに3月下旬のオンエアらしいので、
オンエア後に今日撮った取材の風景の写真をアップしますね。

さて今日は、昨日に続き
西播畳床を使った畳の施工でした。

新調畳6畳
まずは昨夜の続き、
6畳の畳縁の縫着を済ませました。

西播と夕凪

そして、新たに残り14畳の施工開始です。
もちろん先の6畳同様、
西播畳床に中村さんの夕凪1番草の組み合わせです。

ワラの畳床の施工は建材畳床に比べ何倍もの時間が掛かるので、
大変なんですよね。
本日も21時過ぎまでの残業でした♪
明日も頑張ります!!

 

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橿原市まで配達と12日ぶりの西播畳床。

2月23日。 
お預かりしていた表替えの残りを午前中に仕上げて
お昼から配達に行ってきました。

表替えの隙間

表替え後の畳
表替え前に空いていた隙間や、
畳の段差なども修正し、今回もキレイに納めてきました。

これにて清田主税さんの熊本最高級ブランド畳表『ひのさらさ』
を使用した表替え26畳が完了。

帰宅してからは12日ぶりに西播畳床を使用した
新調畳20畳の施工に取り掛かりました。
まずは、作業途中(畳表の縫着)で中断していた6畳分の畳縁の縫着です。

ちなみに使用している畳表は、
中村正三さんの『夕凪』の一番草です。

畳縁の縫着

畳縁

ワラ床の新調畳

久々に手に持った西播畳床は、重すぎず、軽すぎず、
厚みも均一、キッチリした仕事で作られています。
表替えなどでお持ち帰って来る畳床と比べてもその差は歴然です。

本日は仕上がり具合を見る為に、
一畳だけを仕上げて帰宅。

なかなかイイ感じで仕上がっていました。

来週中には20畳仕上げて配達出来るように頑張ります。

 

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本日も『ひのさらさ』を使った表替えです。

2月22日。 本日も昨日に引き続き
橿原市にてお預かりしてきた
表替えの施工の続きです。

相変わらず、とても分厚く張りにくい
『ひのさらさ』の麻二本芯と格闘しながらの施工です。

苦労の甲斐もあり、
なんとか明日のお昼には、お預かりした12畳は仕上がりそうです。

明日の午後からは、12畳の配達か、
長らく中断していた、西播ワラ床を使った新調畳の施工に取り掛かります。

今週も残業が続き、少し疲れ気味ですが
当店を選んでいただき、お待ちしていただいているお客様の為にも
明日も休まず、お仕事頑張ります!!

 

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2014年2月22日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

引き続き橿原市での畳替え12畳です。

2月21日。 本日は昨日に橿原市でお預かりしてきた
表替え12畳の施工に取り掛かりました。

中国産畳表の畳
昨日お預かりしてきた6畳×2間の内、
ひと間は一度表替えをしておりました。

さて、国産畳表か?はたまた中国産なのか?
畳表を外してみると・・・・・

中国産畳表
はい、中国産畳表でした。
四川のメイシャンブランド畳表ですね。
初めは国産畳表が付いていたはずなのですが・・・
前回の畳屋さんが、表替え時に中国産に付け替えたのでしょうね。

畳に仕上がっていると、なかなか判断しずらいのですが、
古い畳表を外し、経糸を見ると
ある程度は判断できます。

さて、施工の方ですが、
畳の側面
表替え時の畳の縫い糸はいらないので、
はずしておきます。
余分な畳の糸
元の畳の糸は外さず、そのままにしておきます。

後は昨日からと同様に、
畳床の修繕をしながら畳表の縫着をしていきます。

明日には畳表の縫着を終え、
畳縁の縫着に掛かる予定です。

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2014年2月22日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

橿原市まで『ひのさらさ』の畳替えの配達でした。

2月20日。 本日は先日より取り掛かっている
『ひのさらさ』を使った表替え14畳を仕上げて
配達に行ってきました。

施主様より画像の使用許可を得る事が出来ましたので、
納めたお部屋の感じを見て下さい。

ひのさらさ、の表替え8畳

紅葉柄の畳縁を使った畳

せっかく画像の使用許可を得られたのですが、
6畳の写真を撮るのを忘れてしまいました。

8畳と6畳共に空いていた隙間や、
極端に上がっていた畳の角もフラットに仕上げ直し、
綺麗に納まりました。

施主様に選んでいただいた
紅葉柄の畳縁がとてもイイ感じです。
もちろん熊本最高級ブランド畳表
清田主税(きよた・ちから)さんが育てて織り上げた
『ひのさらさ』も抜群に綺麗でした。

本日は8畳と6畳の14畳を納め、
6畳×2間の12畳をお預かりいたしました。

推定、一畳45㌔位の重さの畳を
26畳分上げ下げしていると、
チョット疲れましたので
本日は残業無しで帰宅いたしました。

明日は本日お預かりした表替えを
引き続き仕上げていきます。

 

 

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2014年2月20日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

『ひのさらさ』に紅葉柄の畳縁

2月19日。  先日よりの続き、
橿原市のお客様の表替えです。

時間はかかりましたが、畳表の縫着を済ませて
本日より畳縁の縫着を開始いたしました。

使用する畳縁はこちら

紅葉柄の畳縁

黒地に色鮮やかな紅葉が浮かぶ畳縁です。
カッコイイ♡

畳縁の縫着は順調に進みました。

畳縁の縫着

『ひのさらさ』と紅葉柄の畳縁

熊本最高級ブランド畳表『ひのさらさ』に
紅葉柄の畳縁が最高にカッコイイですよね♡

早く納めて敷き詰めた感じを見てみたいです。

 

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2014年2月19日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

橿原市で畳の張替え(表替え)です

2月17日。 本日は予定通り、
橿原市まで表替えをお預かりに行ってきました。

画像の使用許可を得ていないので、
お部屋の写真はまだ無しです。

表替え14畳

本日お預かりしてきたのは、26畳の内8畳と6畳の14畳。
早速、施工開始と行きたい所ですが、
帰宅後は先日に仕上げていた
宮城床の表替え12畳半の配達に行ってきました。
二階まで超重たい畳を運ぶのは一苦労でしたが、
苦労の甲斐も有り、畳は綺麗に納まりました。
見違えるように綺麗になったお部屋の写真をお見せしたいのですが、
施主様の許可を得ていないのでやめておきます。

そんなこんなで、施工開始は17時より。

まず古いゴザをめくります。
今付いていたのは熊本県産の麻引き表です。

ワラの畳床

ここで違和感が・・
ワラ床に付けているのは麻引き表、
なのに角を補強する物が一切入っていません!

これが何を意味するのかと言うと、

ワラの畳床の角

畳床を上から見た写真です。
微妙なので分かりにくいかもしれませんが、
畳床の天よりも腹の部分の方が出張っています。
つまり、畳表の張る力に畳床の角が負けて
角が死んでしまっているのです。
麻引きクラスの畳表を張るなら
角の補強は必須なのですが・・・
しておりませんねぇ。

その結果、
ワラの畳床

定規を当てると隙間が出来ます。

角にプラコーナーを当てるなど、キッチリした仕事だと
角が凹まずこんな隙間は空かないのですよ。
この隙間はそのままだと製品に反映されてしまいます。

なので、
まず、この隙間を埋める事から始めていきます。

畳の補修道具

今回は細かな調整のしやすい縁下紙を使います。
隙間に合わせて必要な厚みの紙を当てます

補修後の畳床
まず縁下紙で隙間を埋め
その後、角を補強するためのプラスチックコーナーを付けて
畳表を縫着していきます。

ちなみに、このような畳床の補修ですが、
当店では当たり前の様にに行っておりますが、
していない畳屋さんの多い事・・・

畳の張替えをする時には、
畳床の補修をキッチリしてくれる畳屋さんを選びましょうね。

畳表の縫着

さて、今回使用する畳表は
麻の二本芯。

これまた一筋縄ではいかない難物でありますが、
本日はここまで。

この続きは、また明日に。

 

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2014年2月18日 | カテゴリー : 畳屋ブログ | 投稿者 : よしはるみなみ

明日は橿原市で畳替え(表替え)です

2月16日。 まずは昨夜に少し残った
12畳の新調畳の仕上げです。

新調畳12畳

そして、その後は
明日の橿原市での表替えの準備にかかりました。

使用する畳表は、熊本県最高級ブランド畳表
『ひのさらさ』 本間サイズの麻Wです。
生産者は 清田主税さんです。
清田さんの『ひのさらさ』

マル・タカラ畳表

合計26畳、
本日は畳表を広げて
畳表の状態をチェックをした後、
片側(上前)の裁断をしておきました。

上前を落とした畳表

抜群に良い畳表です。

が・・・

仕入値も抜群です。
この畳表1枚で新調の畳が1枚仕上がってお釣りが来たりします。

しかし、それだけ価値のある畳表であるのも確かです。
欲しいからと言って、すぐ手に入る物ではないですからね、
イ草も選別に選別を重ねて
1つの田で数枚分しか取れないような
質の良いイ草のみを使用していますし、

麻W(経糸が麻の二本芯)で織るのも、
とても技術と手間が掛かるのらしく
イ草農家さんなら誰でも織れると言ったものでは無いらしいのです。
(昨日、蔵畳表の田島さんが言っていました)

この様な貴重な畳表を使って
明日から施工に掛かれると思うとワクワクしてきます。

お部屋の写真の使用許可を得るのは難しそうなので、
施工の写真だけになると思いますが、
明日以降の日記で施工状況を説明しますので、
また見て下さいね。

 

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