5月9日
昨日の続きです。
本日はその続き、返し藁の締めです。
縫い糸を締め上げ 厚みを揃えると同時に剛性を増します。
藁の穂先を隠すように捻りながら まずまず綺麗に仕上がりました。
続いては最後の工程、角の仕上げと框の閉じです。
こちらも同じように 畳を伏せた状態で
框の厚みを藁で調整しながら 縫い閉じて行きます。
縫う際には 縫い針を畳の裏面(現状で見えている方)から
表面(下になっている方)へ下ろすため
畳表を傷つけないように 畳表の目の間から出てきた針を
指先の感覚のみで 同じ所からもう一度上の方(裏面)へ上げて来ます。
※ 説明がややこしくてスミマセン。
現在では重要文化財のお仕事以外では
この様な特殊な作業をする事は ほぼありませんが
何時そのようなお仕事が入ってきても対応出来るように
南たたみ店では 日々の技能研鑽を積み重ねております。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せください
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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お問い合わせ、お待ちしております。