2月24日
先日より 官公庁のお仕事
新調畳73畳の製作に取り掛かっております。
今回のお仕事は、公共工事。 つまり競争見積りです。
JAS=日本農林規格
そもそも日本農林規格に中国産があるのも
おかしな話ですが、実在するので仕方ありません。
仕様はJAS1等畳表としかなっていないので、
安価な中国産があるのに
国内産の畳表の価格で御見積もりを出すと まずお仕事は取れません。
つまり 国のお仕事なのに
国内の素材を使わず 中国産を使わなくてはならない現実。
全国の公共工事が 国内産の畳表を使っていただけると
国内のイ草農家さんの生活も もう少し潤うハズなのですが・・・
ちなみに、国産畳表と中国産の畳表の 業界シェア率は
だいたい 2対8 圧倒的に中国産の方が多いのが現状です。
そして、日本一の畳表の産地 熊本県のイ草農家さんの件数は
今年、400軒を切り 399軒となりました。
そろそろ国も本腰を上げないと 日本固有の文化である
畳
は 数年後には無くなってしまう かもです・・・。
さて、仕事の方に戻ります。
畳表の縫着を済ませて
次は畳縁の縫着です。
今回はJISの畳床(KT-Ⅱ)と同じ仕様の畳床を使っております。
畳の縫い幅などは、予め決められているので、
それ以下の間隔で縫っております。
今日の時点で、約三分の一の枚数が完成しました。
残りは 他のお仕事と並行して
後日に仕上げて行きます。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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