11月9日
昨日にお預りしてきました
明日香村のお客様より御注文いただいた
お茶室の畳替えです。
まずは、今回使用した材料の紹介です。
生産者は、宮永清敏さん。 品種は涼風。
経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W) 本間1番草で織られた上質な畳表です。
光輝畳縁の金黒(双糸縁)を選んで頂けました。
畳は、20年ほど使用された畳で、芯材は建材畳床でした。
炉の周りの加工は、框から縁付けまで、全てホッチキス仕上げ。
仕事をするときは早くて楽なんですが、
ホッチキスを全て抜き取り、解体するのが大変なんです。
手間と時間は掛かりますが、後の仕事のことを考え施工いたしました。
コチラは元の畳が平行四辺形になっていたので、
正方形になるように寸法調整。
炉を使う時には常に見える畳なので、
前回の古い糸や厚み調整の部材などは、
全て取り去り新しくしておきました。
本日の午前中に納品させていただきました。
やはり黒縁は、お部屋が引き締まり良い感じになりますね。
今回のお部屋に沢山有った、幅が1寸ほどの 柱?
この柱ごとに段差や歪みがあるので、寸法調整に苦労しました。
畳がキッチリ納まっているので、分かりにくいですが、
柱ごとに1ミリ~3ミリ程の段差があります。
今回もいつも通り、バッチリ綺麗に納まりました。
納品後の畳の納まり具合は、
南たたみ店YouTubeチャンネルの動画でも確認していただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=SpK0zke8cFg
畳替えをお考えの方は、ぜひチャンネル登録をして、
畳替え時の参考にして下さいね。
この度の御用命、誠に有り難うございました。
奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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