8月19日
昨日より取り掛かっている
橿原市のお客様の新調畳。
今回は シットウ表(青表・琉球表)を使った縁付き畳です。
多くのお客様は ヘリ無し畳の事を 琉球畳と呼んでいますが、
本当は
このシットウ表で作られた畳の事を 琉球畳と言うのです。
国産の物(作り手が全国で数名しかいない為、超希少品なのです)
を入荷しようと思ったら 納期が最短でも11月 と言われたので
今月末の納品には とても間に合いませんでした。
なので、
お客様の了解を得た上で 四川省産の最上級の物を使用させて頂きました。
ちなみに、
一般的な 国産畳表と比較してみると・・・
こんな感じ。
まず、畳表の有効幅(ゴザとして織られている部分)が ものすごく広いですね。
続いて 草は1本1本が太く
見た目は ゴツゴツして お世辞にもキレイとは言えません。
草の打ち込み(目詰まり)も かなり粗いですね。
でも、
草の表皮の耐久性は 圧倒的にシットウ表の勝ち。
経糸も ものすごく太く少々の事では切れません。
おそらく最強の畳表です。
畳に仕上げると とても長持ちしますよ~ (使い方にもよりますが・・・)
多くの場合、ヘリ無し畳で施工されるシットウ表ですが、
施工費用、 畳床の縮みによる畳の 隙間などを考慮して
今回は 1畳物の縁付き畳での施工です。
何かと 扱いにくい畳表ですが、じっくり丁寧に仕上げて行きます。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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