2月19日。
日曜日ですが、有り難い事にお仕事が溜まってきているので
本日もお仕事です。
昨日より取り掛かっている
川上村のお客様の表替え6畳。
今回は新調畳への交換を提案したい所だったのですが、
依頼主様より 出来る限り表替えでの施工をお願いされたので
お引き受けいたしました。
でも、
こいつが ナカナカの難物なのです。
この蟻道の付いている所の床糸は高確率で切れているのです。
建材の畳床なら大して問題のない事なのですが、
ワラの畳床の場合は少し訳が違ってきます。
ワラの畳床という物は、ワラを40㎝位に積み重ねたのち、
それを5㎝位まで圧縮して縫着しているのです。
白蟻によって畳床の縫着糸が食いちぎられたまま
畳を作ってしまうと 畳を使っているうちに
圧縮していたワラが膨張し、畳が膨れて
その膨れた部分だけが 普通に使っている場合より早く傷んでしまうんです。
そんな訳で
そうならない様に 糸の切れた所を修繕をする必要があります。
切れている所を縫い締めて行きます。
新調畳を作るより はるかに手間の掛かる仕事です。
生産者さんは 田島功一朗さん
明日からは 仕上げに取り掛かります。
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南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
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