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『ひのはるか』表替えを仕上げたのですが・・・

『ひのはるか』表替えを仕上げたのですが・・・

12月1日、昨日仕上げれなかった
『ひのはるか』表替えを仕上げたのですが、
施主様へ連絡した所、3日の火曜にしてほしいとの事でした。

そんな訳で本日は今年最後の大忙しモードに備えて、午後からはお休みです。

さて、本日は日記のネタが無いので、『ひのはるか』について
軽く説明しようと思います。

『ひのはるか』(有明6号)は『熊本3号』なる品種のイ草と
『広系21002』なる品種のイ草を掛け合わせて作られた
新品種のイ草です。(新品種といっても2006年の開発から、かなり経ちます)

い草は晩刈の品種で長く育ちやすく、実入りも『ひのみどり』種よりも良い・・・

なんて所までは誰でもネットで調べられます。

ここからは問屋さんで実際に見たり、自分で使った実践報告です。

ハッキリ言って『ひのはるか』を私は今まであまり使っていません。
正直、食わず嫌い?のような所もありました。
独特のイ草の柔らかさ(フニャフニャ感)、織り方(織る時の加湿の加減)によっては色も悪く
好んで買う価値が無いと敬遠してきました。

ただ、今年は『ひのはるか』の生育状態がここ数年では1番良いと聞き、
ちょうど当店で常用している『夕凪』の在庫が切れ、
その時問屋さんに置いている他の農家さんの『夕凪』があまりパッとしなかったので
問屋さんが、いつも『夕凪』を仕入れている農家さんの
『はるか』を一度使ってみたら?
と進めてくれたので仕入れてみる事に。

それが今回使用した『ひのはるか』です。
熊本ブランド畳表、ひのはるか
(それ以前にも赤星さんや藤原さんの『はるか』は使っていましたが、
同じ麻綿Wでも価格が上クラスのエエ物なんで、常用クラスではありません)

使ってみると、織りが上手いのか、手持ちが『はるか』とは思えぬシッカリ感。
い草の経は『ひのみどり』よりは太く、『夕凪』よりは細い。
端から端まで色が通り、
何より驚いたのが、イ草のシナヤカサと肌触り。
夏なんか素足で歩くと、チョー気持ちイイ!!
そんな感じですな。
これは在来や夕凪では無いですね。
それでいて『ひのみどり』ほど細くないので頼りなさが無い。

つまり、あまり文句の付けどころが無い。
特に今回仕入れた『はるか』なら常用レギュラーに入れても良い。
それほど気に入りました。

さすがに私の中の『夕凪、在来が1番』は揺るがないのですが、
今回、問屋さんが進めてくれたおかげで、
これからは毛嫌いせずに『はるか』も使おうか。
って気持ちになれました。

ただ、これは今回仕入れた農家さんの『はるか』に限っての事で、
やはり全般には
かなり仕入に注意を払わないといけない品種です。

まぁ、どの品種でもそうなんですがね・・・。

イ草、奥が深いです。
ただ草が長く青いだけで仕入れていたらダメなんですよねェー。

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