奈良県で畳の張り替え・新畳をお考えなら南たたみ店にお任せ下さい

奈良県で畳の張り替え・新畳・ペット用畳・琉球畳なら南たたみ店にお任せ下さい

TEL&FAX 0747-52-9696

 

〒638-0041  奈良県吉野郡下市町下市2345番地

香芝市のお客様より御注文頂いた新畳6畳の製作

香芝市のお客様より御注文頂いた新畳6畳の製作

5月27日

 

先日に採寸させて頂いた

香芝市のお客様より御注文頂いた

新畳6畳の製作に取り掛かっておりました。

 


今回、選んで頂いた材料です。

 

6畳間のお部屋に2種類の畳表を使用いたします。

1つめは写真奥の畳表

生産者は宮永清敏さん 品種は涼風  経糸は麻と綿糸の二本芯(麻綿W)

本間サイズの1番草で織られた畳表です。

 

2つめは写真手前の畳表

イ草の生産者は鋤田さん 製織は本田さん

中継ぎ表という特殊な畳表です。

 

コチラの畳表は、普段ならば処分してしまうような短いイ草で織られております。

 


産地の問屋さんが造っているコチラの畳表。

本来ならば、製品にはならないような短いイ草を

真ん中で継いで畳表として織ることで、

近年、生産者が減少している国産畳表の供給不足を解消すると共に、

農家さんの収入アップにも繋がる画期的な取り組みです。

 

今回、お客様が

「コチラの畳表を是非とも部屋の一部として使いたい!」

とのことで、

在庫であった2枚だけを使って頂くこととなりました。

 


真ん中でイ草を継いでいるので、

どうしても継ぎ目が筋となって浮き出てきます。

普通の畳表しか知らない人にとっては、この筋が抵抗になるようで

ナカナカに選んで頂けないのが現状なのです。

 

 

 


畳の芯材には、建材畳床の3層タイプを使用。

畳縁は、黒色の青海波模様を選んで頂きました。

 

 


草としても、元々は処分するような短い草ですので、決して美しくはありません。

しかし、

短い草でも、穂先の部分は使っていないので、

耐久性はそこそこ有りそうな感じです。

 

 

※ 一般的な畳表は、一本のイ草を 穂先・根元 と交互に編んでいるのですが、

中継ぎ表は、両端には丈夫な根の部分だけがくるように、

弱い穂先の部分は、真ん中で裏面に来るように織られております。

なので、処分するような短い草でも、耐久性はそこそこ有ると思われます。

 

 

 

 


コチラは、宮永さんの1番草。

やはり艶もあり、全体的にもスッキリしております。

 

 

そんな訳で、

畳の方は、本日完成しました。

来週の天気の良い日に納品させて頂きますね。

 

 

 

 

奈良県で畳を頼むなら、南たたみ店にお任せ下さい
南たたみ店 奈良県吉野郡下市町下市2345番地
0747-52-9696
お問い合わせ、お待ちしております。

« »